城郭 長谷川博美 基本記録

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おうみ かんたん歴史 目からウロコ ころびの世界。

2020-02-22 09:26:03 | 比較研究論
おうみ かんたん歴史 目からウロコ ころびの世界。
一般様
長谷川先生!記事かなりマニアックですね?

長谷川
マニアックにしているのはマニアックなる
言葉つまり言霊を使って簡単素朴な学びの
世界を阻害してませんか?純粋素朴が大切。

子供
長谷川先生!
大原観音寺の鐘撞堂の柱は何故傾いてますか?

長谷川
それ四隅の柱を内側に向けて鐘楼が倒れない
様に工夫しているんです。ころびの技法です。


長谷川
二世紀の滋賀の遺跡の棟持柱も高床式
の建物が倒れないように古代の人達が
工夫してます。これ、ころび、の技術。

子供
かっこいい!両足でふんばってるね!

子供
おかあさん!彦根城に行きましょう。
あつこれは彦根城の天守は壁が斜めだ。
長谷川先生これも ころび ですね?

母親
馬鹿な事を言わない!私彦根生まれの
彦根育ちよ!彦根城の壁が傾いて設計
されているなんて聞いた事見た事ない。
長谷川
おかあさん。是非お子さんの素直な感性
を見習って下さい。お子さんの観察とは
正解なのです。彦根城隅柱が内側に傾い
た ころび 技法を使っている事は常識。
お子さんは素直です。ありのままを見学
する感性を大切にしてあげて下さいね。
子供や純粋な人は純粋ゆえに正直に気付
くストレートな観察力を本来持ってます。


長谷川
お城には土塁があると何度成人した大人に
千度話しても通用しません。土塁には高い
土塁も低い実際に土塁も現実にあるのです。
長谷川
佐和山城本丸の土塁を見学される人は
極めて城址見学としては普通の人です。
城址を見る目が開眼している普通の人。

長谷川
物を素直に見学する、人間本来のほのぼの
した、すなお、さに開眼される事が学門。
人は成長するにしたがって文字や社会の
ウワサや流行に惑わされ生きています。
長谷川
今度近江図書館、はにわ館の家形ハニワ
を素直な心てで素朴に純粋に観察する事。

子供とおかあさん
解ったわ!解ったよ!この建物壁はころび
で設計されています。解った解った埴輪の
壁が斜めに出来ている事に気付きました!
長谷川
それ、それ、それ、が学門の本質気付きなんです!
あなた達親子は学習から応用問題解いた人ですよ。
歴史って文字やお話だけが歴史研究じやないです。
紹介した分野は比較研究論や歴史大観の世界です。

長谷川
あなたが、城を見る心を持っているのか?
あなたが歴史の本質を看破する力あるか?
あなた本人次第なのですよ。
自転車に乗るのに理論書は不要です。
水泳練習座敷でしても泳げないです。
城に行っ、見て土塁に触ってみる事。

長谷川
城と中国で産まれた漢字なんです。
土+成=城これが素朴な基本です。
そもそも城を見ると言う事は土を
見る事が基本なんです。天正11年
北陸の猛将佐久間玄蕃盛政はこの
土塁の上に立って確実に近江湖北
を見つめていた事は事実で現実で
す。それを歴史通だと公言した人
が土塁の無い場所に行って、私は
佐久間の行市山砦に詳しい見たと
言い目の前の土塁にさえ気づかず
に通過されるのはどうかなと思う。
物事の本質を見据えて欲しいです。



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