城郭 長谷川博美 基本記録

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倭王の塚「古墳」の「ならべ」の法則を考察する。

2024-05-18 03:37:09 | 古代日本 ビイスタ工法

倭王の塚 ならべ の法則を考察する。

 

◆長谷川

和語の ならべ  る は並列を意味する

    つらね  る は直列を意味する

倭人の塚「古墳」の並べ型を考察したい

 

◆測量技師

私は測量を生業とする者です。現地

測量する場合は既存測量起点を事前

に把握して次々にデジタル測量機器

を使い記録していきます。古墳にも

城郭にも歴史の中を生きた測量技師

は確実に存在した事でしょう。そう

長谷川先生の学問は現場測量の視点

に基準をおいた優れた土木技術視点

に立脚された文系史学とはタイプの

ことなる改たな視座の優れた学問だ

と最近ブログを読んでつくづく思う。


◆長谷川

倭王の君「地方王」または「諸侯」の

古墳や大君「天皇級」の古墳は如何様

に配置されたのか?その「縄張」の

法則を考察する事によって倭人、日本

の測量技術の特性や傾向を考察したい。

 

◆長谷川
先ず仁徳天皇陵で巷間に知られる

百舌鳥「もず」古市古墳群である

が直列の「つらね」を考察すると

以下の配列様式がうかがわれる。

◆長谷川

次に「ならべ」の見地に立って

考察すると仁徳天皇陵と目され

る古墳群の放射状測量方法とも

言えるビイスタの工法が解る!

従って倭人の王は無作為適当に

古墳を並べていた訳でないだろ

う。この様な古墳配置は王統や

血族の系譜を表している意味も

あろうか?これらの古墳群の主

は正史『 宋書 』に登場する 倭国

の5代の王、 讃 ・ 珍 ・ 済 ・ 興 ・ 武 

いずれかの王の者の古墳であろう。

◆古代史フアン

ううん!長谷川先生おもしろい

発想ユニークな着想が魅力的!

こんな古墳見学考察は普通の

人には出来ないものなのです。

 

◆古代史フアン

では纏向古墳群は初期古墳の特徴

のある古墳群ですけど是も検討を

加えると倭人の古墳配置の特徴の

ようなものを考察出来ると思う?

 

◆長谷川

この様に特徴的な纏向

古墳群は放射測量手法

を駆使し古墳群の縄張

を展開しております。

直弧紋を思わせる設計

が存在したと思います。

と同時に古代人の古墳

遥拝思想古神道の要素

も考察の必要性あると

思います。ランダムに

配置されたのではなく

祖先の墳墓を全部廻り

古墳祭祀をしていたら

先祖供養が一日不可能

ではないでしょうか?

要所に服喪の為の建て

先祖を遥拝したと思い

ます。

◆古代史フアン

千葉県の方にも倭人の古代

王国は存在したでしょうか?

初期の倭国は100ヶ国存在し

東国にも王権が存在したの?

 

◆長谷川

神門古墳群も纏向古墳群と

並び初期型古墳群配置だと

私は推測致します。これは

古墳ビイスタと言えるもの。

神門古墳群の各墳丘別の形状

 

◆古代史フアン

奈良にも倭王の巨大古墳群

がありその古墳配列とは?

 

◆長谷川

ウナベ、コナベ古墳群等も

見事な測量技術ビイスタを

用いた塚の「ならべ」考察

をする事が可能かと思います。

 

◆古墳フアン様

すごい目が醒めるような達観を

長谷川先生は持っておられます。

普通の古墳見学ならば古墳へと

行ってそれで終了の終りですが

古墳配置「ならべ」がある事に

すら私達は気付いていなかった!

◆岐阜古墳フアン様

美濃、三野の古墳群に「ならべ」

放射状古墳配置の法則は見られ

ますか?

 

◆長谷川

岐阜県大野町の野古墳群ですね。

放射状に古墳を「ならべ」てる。

まあ倭人の古墳ビイスタとでも

言える古代墳墓視点と言えます。

これ古墳築造の測量起点の存在

や古墳遥拝祭祀の考察に役立つ

と私は考えており「ならべ」です。

◆滋賀草津古墳フアン

二基の前方後円墳の「ならび」の

法則とは存在するのでしょうか?

 

◆長谷川

南下笠古墳の「ならび」配列が

あげられます。ビイスタ配置。

◆大阪の古墳フアン

帝塚山って古墳がありましたか?

 

◆長谷川

帝塚山古墳の「ならび」配列が

あげられます。ビイスタ配置。

▼大阪の帝塚山古墳の「ならべ」

◆質問者

千葉県市原市にもありますか?

 

◆長谷川

菊間古墳群の配置の「ならび」

配列がこれです。

 

◆質問者

韓半島南部にも倭人の前方後円

墳がみられると言う事ですが?

 

◆長谷川

様式的には二基の古墳を幾何学

測量して築造した倭人の様式の

古墳であると言えましょう。

韓国の光州月桂洞古墳群です。

◆愛知県人様

愛知の古墳にこの法則は該当?

 

◆長谷川

味美二子山古墳(あじよしふたごやま

こふん)は愛知県春日井市二子町にある古墳

◆長谷川

栃木 三王山古墳は発掘の結果

二基の前方後方墳と言う事です

見栄えを考えた築造方法です。

◆考古学者

正直言って私は古墳遺跡に

関して多くの知識を蓄積し

て来ましたがこの様に2墳

墓の配置に着目した考古的

論文は作成されていません

2墳の法則を貴殿の言う処

のビイスタ工法で解釈しょ

うとする試みは稀有の学術

的先駆的試論とも言えます。

 

◆批判者

不愉快です。長谷川先生は

城の研究家なのに何故古墳

など解説されるのか気分が

悪いです。私は古墳拒否!

 

◆長谷川

どうもすいません。古墳か

ら城郭を勉強し始めた人々

は多い訳です。例えば電車

2000円の交通費を使って城

を見学して2城の間の山尾根

に古墳があった場合は円墳

方墳、前方後円墳も楽しむ

ような幅広い柔軟な発想の

遺跡ウオッチヤー遺跡見学

になられたら2倍楽しめる!

つまり4000円分楽しめる!

そんな感覚で広い心で遺跡

を観察し楽しむ事をしたい

歴史視野を狭める事よりも

繰返しそこに遺跡が営まれ

る地理的普遍的要因も観察

をしたいと思います。硬く

考えずに遺跡を自由に見る

豊な心を持ちたいとおもう。

◆長谷川

柔軟に考えていれば古墳群も

江戸城の縄張も一発で解る!

◆長谷川

柔軟な思考を身に付ければ

織田信長の安土城ビイスタ

も目からウロコ一発で解る!

実は一発で解る人の方こそ

が歴史と城郭を真面目に対峙

している人だといえます。

◆反論者

つまらん!つまらん!つまらん!

長谷川ビイスタ論はつまらん!

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