チャレンジ

楽しく、自然体で生活しながら、チャレンジし、感じ続ける記録です。

ドイツのオアシス

2008-11-03 05:48:40 | 身近な出来事
ドイツで仕事をするのは毎週月曜日だけ。
この生活が始まったのは昨年の9月だったのでもう一年以上が経つ。
毎週一日だけの出社なのに、一年以上経った今も私の机を残してくれている。

だから毎週月曜日はここに来るのは当たり前という顔をしてドイツの会社に出社する。やることはいくらでもあるから会社に来てもほとんど机には座っていないけれど、机があるのは嬉しい。そにかくそこが私の居場所になるから。

周囲の人にとってみれば、毎週一日だけ現れる変なやつになっているかもしれない。いや、少なくとも私が接するのは暖かく迎えてくれる人達ばかりからネガティブには思われていないのかもしれない。

今はベルギーの仕事が私の中心になっているし、ベルギーではいろいろな責任があるからいつもいろいろなプレッシャーと向き合いながら仕事をしている。ドイツにいてもベルギーでの立場は変わらないから同じように責任を背負っているんだけれど、ドイツの会社にいるときは気持ちがとても楽な感じ。

守られているという感覚かもしれない。

ここにはとても暖かいもの、大きなものがある。ちょっとやそっとのことでは揺らがない、暖かくて大きくて強いもの。それをいつも感じているんだと思う。

それはリーダーの存在。そんなリーダーが組織に何人もいる。困ったこと、相談したいことがあればいつでも隣にいって話しかければいい。とても時間に追われているとき以外はいつも暖かく話を聞き、包み込んでくれるそんなリーダーがたくさんいる。

今私はきっとベルギーの会社と比べてこんな風に感じているんだと思う。でもベルギーの会社にもそんなリーダーはいないことはない。いやいる。そしてどちらかというと私自身がそんな暖かくて大きなリーダーの役割を周りの人から期待されていると思う。

実際私は精一杯この役割を果たそうとしている。たぶんすごく背伸びをしながら。
だからドイツの会社に行くとホット気が休まるのかもしれない。

ドイツの会社で過ごす時間は私にとってオアシスで過ごすような感覚なのかもしれないと感じた。

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