チャレンジ

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アントワープに引き寄せられて

2007-09-23 05:33:44 | 身近な出来事
辻仁成の『黄昏のアントワープ』という本を読んだ。アントワープについて書かれているのはその一部分。彼と彼の友人、奥さん(中山美穂)、息子さんでアントワープ郊外の修道院が作るビールを飲みに行った話しが書かれている。長い話ではないけれど、アントワープを訪れてみたい気持にさせる内容だった。この本を読んだのは3ヶ月前。

アントワープがあるベルギーはゴディバ、ノイハウス、最近ではPierre Marcoliniなど世界的なブランドで日本でも有名なチョコレートのブランドがいくつもある。そんなチョコレート王国の中でアントワープにあるDel Reyというチョコレート屋さんが日本に支店を作ったと聞いたのは7ヶ月前。

美味しいチョコレートを食べたいとふと思ってベルギーのことを思い出し、以前に訪れたアントワープでとても美味しいチョコレートを食べた記憶を思い出し、その名前を必死で思い出そうとしたのは2年くらい前。

日本に帰国する前に『フランダースの犬』の舞台を訪ねてみようと思い、アントワープの郊外や、アントワープのノートルダム大聖堂を訪れ、ネロ少年が死ぬ前に見上げたルーベンスの絵を見たのは7年6ヶ月前。

『フランダースの犬』をテレビアニメで見たのはいつごろだったのだろう、もう思い出せない。でも、このテレビアニメの中で始めてアントワープの名前を聞いたようなきがする。私とアントワープのきっかけだと思う。

アントワープは私の中ですごく気になる場所だったわけではないが、私のなかのどこかにいつも存在していた場所のような気もする。
アントワープに住んでみたいと思ったこともひょっとしたらあるかもしれない。

運命のようなものだろうか。

そして運命に引き寄せられた。

今月からアントワープにも生活の場をもつようになった。アパートの窓からはノートルダム大聖堂も見え、窓を開けると素敵なメロディーを奏でる鐘の音も聞こえる。

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