チャレンジ

楽しく、自然体で生活しながら、チャレンジし、感じ続ける記録です。

ごめんなさいバッジ

2005-06-02 23:00:00 | 気づき
 明確な答えが得られる確信がないからといって、何かが周囲で起きる、誰かがおこしてくれることを期待し、待っていても何も得られるものはない。
それとは逆に、じたばたもがきながらでも自ら信念を持って行動を起こすことで得られるものがあり、次につながっていく。言い古された言葉かもしれないが、この言葉を実感した一日だった。

 5年前に一橋大学の竹内先生の講演でSONYの『ごめんなさいバッチ』の話を聞いたことを思い出した。SONYの開発組織での話しだが、失敗を恐れてリスクをとらないチャレンジしないよりも、たとえ結果的に失敗をしても、リスクをとりどれだけのチャレンジしたかが評価される。そして失敗をした人は胸に『ごめんないバッチ』をつけて社内を胸をはってどうどうと歩いている。

 『ごめんなさいバッジ』とは、「ごめんなさい工事中です」と工事現場でよく見かける看板のこと、ヘルメットを被って頭を下げた人の漫画の絵のこと。これが胸につけるバッジに描かれているという。

 私の所属する組織にはSONYのようなチャレンジを奨励する文化はあまりないような気がする。どちらかと言えば「まあ、そこまで言うのならやってみたら」というやや消極的な支援を行う文化がある。でも、頭ごなしにリスクを強調しチャレンジを疎外するようようなところはない。そんなおおらかさを持っていると思う。

 失敗したらごめんなさいバッジをつけるぐらいのつもりで真剣に取り組みたい。その時には、たとえ失敗しても得られるものが大きい気がする。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。