チャレンジ

楽しく、自然体で生活しながら、チャレンジし、感じ続ける記録です。

弱さの虫を見逃さない

2005-09-21 22:43:56 | カラダを鍛える
 「昨日も今日も夜遅くまで働いたから体が疲れている。疲れているときは休もう」と私の中の弱さの虫が叫ぶ。

 「昨日は休んだんだから今日は行ったほうがいいんじゃないか?そうでないと次いくのがもっと面倒くさくなるぞ!30分だけでも行くだけ行ったら?」と私の中の別の何かが声をかけてくる。名前は、とりあえずやったら虫かな。

 結局今日は、とりあえずやったら虫の声が大きく、トレーニングに行った。

 でも、背中を鍛えるマシーンを少しやっただけで気分はもう弱っている。「あ~疲れた、疲れたゆっくり適当にやろうよ」弱さのむしが叫んでいる。あと2回くらい引いたら休もうと思った。

 すると、「はい、胸はって、ウエイトを緩める時はゆっくり!」という声がする。先生がサポートに入っていた。
「はい、まだまだ、もっと胸はって」「はい、もっと」「はい、もっと胸張って」

 背中を鍛えるマシーンだけではない、胸を鍛えるマシーン、上腕三頭筋を鍛えるマシーン、全てのマシーンで先生がサポートに入ってくれる。

 先生は限界を見極めて、それより手前で休むことを許してくれない。
 結局いつもより回数は多くなった。

 弱さの虫を先生は見逃さない。でもこれはきっと人が育つために超えなければならないもの。人を育てる人が見逃してはいけないもののように思う。

 トレーニングが終わると先生は必ず言う。「ボディービルダーみたいですね。すごいですね。」本当にそのようにおもっているのかどうかは知らないが、精一杯努力した後にこんな言葉をかけてもらうととても嬉しい。 

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