ノバルティスが専用窓口 データ操作の降圧剤

2013年07月25日 | 日記・エッセイ・コラム
共同通信社  7月25日(木) 配信

 製薬会社ノバルティスファーマ(東京)は24日、同社の降圧剤ディオバン(一般名・バルサルタン)の臨床研究データに人為的な操作があった問題を受け、服用している患者向けに専用の問い合わせ窓口を設置した。

 問題発覚後、不安に感じた患者が服用を中止するケースが相次いでいるため。ディオバンをめぐっては脳卒中や狭心症の発生の予防効果に疑問が出ているが、同社は高血圧などの治療薬としての安全性や有効性に問題はないとしている。

 同社は「服用を急に中止すると血圧をコントロールできなくなる恐れがあり、大変危険。まず専門医や当社に相談してほしい」(広報部)とした。

 問い合わせ窓口はフリーダイヤル(0120)187298。受付時間は、祝日や同社の休業日を除く平日の午前9時から午後5時半まで。