東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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夏期講習~国語に強い子に育てる~

2012-07-19 00:59:15 | 学習全般

以前から書いてきたように

国語や英語の文法は理解して活用するのに時間のかかる分野です。

 

日本語と英語の文法の違いを

中学生がどこまで理解できるのか?

これは理解できるか出来ないかより、どれだけ親しんだか?

という事の方が重要だと思います。

 

中学英語、2年生前半くらいまでの穴埋問題は

活用単語が多いのですが(過去形にして書きなさい等)

それがだんだん長文読解になって来ると、自分で考えて答えを探します。

この時、同じ英語の学習でも

解答を出すのに使う知識は変わってきます。

日本語で言う「“それ”のさす意味とはなんですか?」というように

文章を理解しなくては答えは見つからない。

そうなった時、英語力にプラスして読解力が必要となりますよね。

 

国語の学習でも説明文・物語文などありますが

基本的には“読解力”が求められます。

国語の学習は多義に渡り、古典・漢詩・漢字・詩の鑑賞・国文法・・・・

暗記しなくては解けない問題から

練習量が物をいう問題まで、膨大な量です。

特に問題なのが“表現力”だと思います。

新指導になったことでこの分野は重要視されています。

残念ですが作文の得意なお子さんは少ないですし

書けたとしても、表現力や語彙力の少なさが目立ちます。

これらを鍛えるには練習が必要で時間がかかりますね

この夏、特に中学生さん達には

特訓し強化してもらおうと考えています。

 

学校の定期テストの反省や夏休みを迎えるにあたりの抱負など

事あるごとに作文を書いてもらっているんですよ!

添削して簡単に声掛けをしていますが

授業として指導する時間がなかなか取れないのも事実なので

今回の夏期講習では特に注目していきたい所です。

 

先日「詩」の問題の授業で意外な事がありました

でも、それは意外なのでは無くて

今のお子さん達にとってはそれが普通なのかもしれませんね・・・

擬人法と比喩法の区別がつかない

倒置法と体言止めの区別がつかない

これは感情を教えるのと似ていて、「なるほど、これか!」とはなかなかいかないようです。

せっかくなんとなく理解し始めたのにタイムアウトで

忘れてしまう・・・もったいないですよね!

 

長い夏休みだから出来るこうした学習にこそ力を入れたいですね!

もちろん受験生さんは全教科のパワーアップです!!頑張りましょう。

 



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