大学生の苦悩

大学生さんが就職活動に本当に今悩んでいますね。

昨日は就職活動に悩み、自殺する生徒さんが急増しているというニュースを拝見して

悲しくなりました。


これについて書かれている様々な方の意見を読んで

混乱した世の中を痛感しました。

今まだ子どもとして傍にいる我が子にこんな経験はさせたくないと思うのは私だけではないと思います。

実際、私は大学生さん達と仕事をしている訳です

学力はずば抜けて優秀ですが“生きる力”（困難回避能力、コミュニケーション力など）

そして「強い心」を持っているだろうか？と心配になる時があります。

彼らが就職活動で挫折しない心を持ってもらう為に、今出来る経験をしっかりとして欲しいと思います。


教室でお預かりしている生徒さん達にも、学力だけではなく社会で生き抜く生きる力、強い心を共に養っていって欲しい

そう強く願います。

その為に何が出来るかを日々心にとめて考えています。

昔は「若いうちの苦労は買ってでもしろ」と言われてきました。

しかし最近では「苦労はしないに越した事は無い」という風潮があると思います。

何でも良いから苦労しろ、というのは違うと思いますが、苦労も内容によるのでしょうね。


少子化から生まれた過保護は子どもの自立を阻害し、反抗期という自立の一歩も「悪」とする

傾向が強く、子どもたちの居場所や理解者も少なくなっているかもしれないですね。


とりとめのない記事になりましたが、優秀に学力を積んできた大学生さん達の今の問題を考えて

小・中・高校生の間に、こうした問題を回避する力を子どもたち自身に付けさせてあげるべきだと考えました。