東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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本質を見極めた学習とは〜大学受験〜

2015-06-27 19:15:05 | 高校生さん

今日の教室からの夕景です・・・ほんの10分ほどの間にこんなに変わって!美しいですね^0^

教室のバルコニーから右を見た時の写真です

左は天気が良ければ富士山も見えるんですよ!

 

ちょっと感動して、全く本題から外れてしまいすみません・・

 

本質を見極めるとはどういう学習か?

お子さんにもぜひ考えて欲しいところです

 

 

学校でもそうだと思いますが、当教室の講師陣も英語の音読を強く推奨しています

「高校生にもなって音読なんて・・」と始めはほとんどの生徒さんが実施しません

毎週行われる小テストの暗記もひたすら書いて覚える生徒さんがほとんどです

 

当教室の高校生はDUOとネクステをメインで使用しています

どちらも小テスト用です(授業で使う事もあります)

この2冊はとても良質で、講師陣も受験生時代には使っていましたし、上位校でも使われている事が多いです

3年生は既にこの教材の小テストは2周目です

1周目を終わる頃、一人の生徒さんがやっと本質に気がつき始めました

「音読をして覚えた方が早い・・・」

これまで一文を覚えるのに10回以上書いていたそうですが、音読をしてから覚えれば書くのは3回ほどで

暗記に使う時間も短く、しかも忘れにくい!という事に気がついたそうです

「だから、音読をしなさいっていつも言っていたのか・・」とつぶやく生徒さん

「なぜ、そう言われたのか?」「なぜそう言うのか?」

そこに何が隠されているのかを考えてみる事です

 

講師陣はよく、「同じ教材を何周もしなさい」と言います

なぜか?

生徒さん達はセンターの過去問やテスト等が初見でない時

「これ、やったことあるよ」と言います(つまり、他の問題の方が良いと言っているのです)

しかし、同じ問題をするというなら、初見の時より速く、正確に解けなくてはいけません

なぜ同じ問題を出すのか?同じ問題をする事にどんな意味が隠されているのか?

そこを考えて取り組める生徒とそうでない生徒では結果に差がつきます

 

数学では「チャート式・青」をメインで使っています

(もちろん、1A/2Bは3年生は既に授業では卒業しています)

しかし、自習ではチャートを何周もしなさいと講師は言います

1周目、解けなくて解答を見て解き方を覚えた

2周目、解き方を忘れて解答を見て確認した

3周目、15分かかったが、自力で解けた

4周目、10分ほどで解けた

5周目、5分で解けた

この教材に出ている問題を完全マスターしなさいと言う事です

でも

チャートが5分で解けても偏差値が上がらない?

志望校に近づけない?

という事もなくはないでしょう

なぜか?

本質を理解していないからだという結果になります

なぜ、5分で解けるまで演習するのか?

入試問題はチャートでやる問題の組み合わせで出てきます

何と何を組み合わせるのか?

それがぼんやりと浮かんでいるだけでは問題は解けませんよね

”あれ”と”あれ”を使えばいいんだ!

”あれはこう解く” ”あっちはこう解く”という事が”パッ”と出てきて組み合わせて解けるようにする為に

『何周もしなさい」という話になるんです

何周もしたけど、ぜんぜん成果がでない・・と思っているなら

なぜ、何周もしたのか?と考えて、模試や入試問題と見比べてみましょう

”組み合わせ”の意味が見えてくるはずです!

チャートは問題を解く上での基礎知識をがっしり固める学習と言う事になります

なので、ただチャートをしたからと偏差値が上がるという考えは間違っているのだと思います

”覚えて、活用するため”ですね

 

なんの学習でもそうです、「今、なぜこれをしているのか?」という本質に気がついて

その土台作りの大切さを実感して欲しいですね

 

本質を見極める、本質を考える習慣は社会に出てからもとても役に立ちます

習慣にしましょうね!!


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