東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

算数工作教室を始め、基礎基本を理解する学習を中心に補習から進学までをサポートしています。

短気な子は伸びません

2015-05-15 07:58:41 | まま塾

短期は損気と言われますが、まさにその通りだと感じます

石橋を叩いて渡る慎重な方が短気よりはよほど良いです

短気な子が伸びない理由は皆さんも直に察しが着く所でしょう

物事を深く考えない。考える前に言葉にしたり行動を起こしたり・・・

怒りっぽい人はそれだけで他人より損する事になります

 

勉強する上で短気だと感じるのはどんな時か?

考えてみてください

問題への取組み一つとっても、短気な人は直に

次から次へとやり方を変えてみたり、直にわかったつもりになって飛ばしてしまいます

これでは伸びませんね

逆に慎重すぎる「石橋を叩く」タイプはいつまでも一つの問題に悩んで先に進む事が出来ず

他人の2倍も3倍も時間がかかってしまう事もあります

どちらも入試には向かないタイプと言えますが、慎重な方が歩みは遅くとも確実ではありますから

結果、短気な子は「石橋タイプ」より伸びないというわけです

 

ではなぜ短気になるのでしょう?

大人も子どもも同じです

もともと生まれ持った性格と言う物がありますが、それは成長過程や意識・環境によって

変える事が出来ます

意識して穏やかな環境を整えて生活すれば短気になりにくく、その逆も然りです

一般的に言うイライラした状態が短気を作り出すと考えると

イライラする原因が多ければ多いほど子どもも短気になっていきます

まるで親に全ての責任があるように感じるような書き方になりましたが

お子さんの月齢が関係している事は言うまでもありませんね

小さければ小さいほど親からの影響を受けやすい物です

 

高学歴の講師と過ごす利点の一つは彼らの考え方に感化されるという側面があります

東大・東工大など日本のトップに進学するにはそれなりの学力を期日までに身につける

という社会で言えば納期までに余裕を持って仕事をこなせる力を持って乗り越えた訳です

それを実行して来た彼らには余裕の貫禄とでもいうのでしょうか、せかせかと焦った思考は見当たりません

 

中学、高校と成長するにつれ、よく考えて勉強に取組む子はそれだけで成績が伸びていきます

学校のなかでも成績の良い子は「こういう風にやって来た」という”軸”がありますね

しかしそれは本人にとって実行しやすく、信念を持ってその方法で学習して来たというだけの話です

万人に効果的でスペシャルな学習法をして来た訳ではありません(そんな方法は存在しないと思いますが)

確かに学校の中での話なら教材も先生も受けるテストも同じなので通用するかもしれませんが

入試はまた違う力が問われます

 

入試に挑む時、学習法をコロコロと変えたり、教材を次から次へと変えていくのは正攻法とは言えません

どんな方法でも続ける事で型をなすので、学習法を変えれば余計な時間がかかります

スタイルを変えてチャレンジするのは受験学年になる前までにしておきたい所ですね

 

理解する前に次の単元に行きたがる子も短気だと言えるでしょう

高校入試の頃の理解度では大学入試は通用しませんが、その頃と同じペースで進もうとする生徒さんもいます

より深く掘り下げた学習より先に進めたいという焦りは結果的に成績を下げます

”理解度の深さ”が求めれている事に早い段階で気がついた子や、自分がその単元を納得するまで学習する子

歩みは遅くとも結果は着いてきます

 

学力は短気では伸びませんし、短期でも伸びません

最終学歴で満足の行く進学をしたいと思うなら、中学や小学生の頃から一つ一つ丁寧に学習法や取組み方を

積み上げていく必要があり、またそれだけの時間をかける事で短気にはなりにくくなります

 

 

最後までお読みくださりありがとうございました

当教室の生徒さんは小学生・中学生の頃から通塾してくださっています

これから挑む大学入試に向けて、着々と準備は整っています!

育伸会のみなさん、自信を持って進みましょう!!

 

 


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