小学生・中学生・高校生・大学生
小学生・中学生の教科書は新指導に基づき新しくなりましたね。
「脱ゆとり」と称される今回の改定を
親御さんはどのように感じていらっしゃいますか?
いったい、何がどう変わったのかしら?と細部にわたって目を通された親御さんは
ボリュームアップや問題の出し方に驚かれたのではないでしょうか?
しかし、現役学生時代から遠ざかって早数十年経つ私たちにとって
全ての教科を正確に把握するのは困難です。
なので、自分が得意だった教科だけでも・・・・となるのですが
これが今回の改定にはなかなか通用しないんです。
なぜか・・・?
「脱ゆとり」は「昔の学習方法」に戻ったわけではないんです。
私たちが学んでいた頃の指導方法や内容に戻ったわけではなく
「新しい学習」になったと考えた方が正しいと思います。
勿論、公式や解法が変わったのではありません。
出題の仕方、評価の基準が違います。
前回の入試では問題が難しすぎて、全国で泣きだす生徒さんが多数いた事や
ある県では数学の平均が30点台になってしまった事など
いったい何が起こっているのか?を正確に把握したいところです。
あの頃感覚で親御さんが頑張って取り組んでも、的外れになりかねません!!
たとえ誰が作ったテストであっても、1回のテストで生徒の学力全てを判断することは出来ません。
ですからそのテストの傾向に強くなる学習を入試目前にしていくのです。
間違った学習方法は誰よりお子さんを傷つけ、将来に暗い影を落とします。
頑張る気持をただ応援しても、全てが実るとは言えません。
新指導にあった学習ができているかを見直す夏にしたいですね!