東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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中学進学に準備は必要?

2013-01-10 14:36:14 | 学習全般

昨日の記事では中学にあがってから成績が下がる理由について書いてみましたが

今、小学6年生のお子さんをお持ちのご家庭にとって

中学に進学するにあたり、準備が必要かどうかを今日は書いてみたいと思います。

 

私達が子どもの頃は中学に上がるに当たりこれといった準備をされているご家庭は

少数だったと思いますが、現代ではされていないご家庭と半々と言ったところでしょう。

 

小学校と大きく変わる点は・・

*英語学習が本格的に始まる

*算数から数学に変わる

*理科は1分野・2分野に分かれる

*国語は古文や品詞について本格的になる

といったところでしょうか

 

英語学習においては小学校で“入門編”は終了したという了見になり

基礎学習はおさらい程度で進むというのが最近の変更点です

ある中学英語教師は「Do」くらいまでは入学前に理解していて欲しい・・

と仰っていました。

 

私はもう社会人になった息子を育てている時に英語教室に通わせていました

「ローマ字を学校で習う前に英語に触れておいてほしい」

というのがその教室の先生の意見でした。

実際、中学に上がる前から英語を学習している生徒さんは

圧倒的に有利だと日々感じています。

 

算数から数学への移行には

お子さんの理解度が重要になります。マイナスの世界をすんなりと理解できるかも

大きな要素ですが、数学は単元の多い教科ですから理解に至らないうちに

次の単元に進む事がほとんどです。

テストなどで良い点数を取れる生徒さんでも復習をすると

ほとんど出来ていなかったり、少しでも難易度を上げると全く太刀打ちできない

といった状態も珍しくはありません

これをそのままにして高校入試に突入した時、足を引っ張ったり、伸び悩む原因になります

中学での学習が始まる前に、マイナスの世界や四則計算に慣れておく事は

数学の始めの一歩をつまずかせないためにやはり必要だと考えられますね

 

新指導になり、大きな変更点として注目された理科

調べ学習もありますが、暗記と計算といった要素が多く慣れる事が必要です

ここでも数学の計算が出来なくてはつまずく事になります

 

国語ですが今までとは違い

国文法と現代文として理科のように分けられたテストになっている学校が

ほとんどです。

1年生ではまだ分かれていない学校もありますが・・・

現代文をメインで学習してきた小学生と違い、国文法がテストにも盛り込まれ

それまで全く意識してこなかった分野の学習となる生徒さんも多いと思いますが

国文法は多くの生徒さんが苦手としているのは、基礎学習が出来ていない事に

よるものだと感じています

 

中学準備とは小学生ではなじみのかなかった分野の基礎に触れると共に

学習習慣を付けること、小学生で習い中学では無くてはならない基礎を復習する事

この3つに内容が絞られると思います。

 

 

今の時代、中学準備は必須だと私は思います。



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