講師ブログに初登場してくれたf君のブログ
初投稿には自身の受験期での学習方法に付いて力強く書いてくれました
ある雑誌で読んだのですが、東大に進学したお子さんの
お母さんに感謝しているエピソードが書かれていました
『子どもの頃、砂場で遊ぶのが大好きだった少女、
お友達が帰っても辺りが暗くなり始めても砂場を掘っていました
お母さんはただ見守ってくれていたそうです
そして、砂場の底にシャベルがあたるほど掘り下げた時の満足感が思い出に残っていて
その時、何も言わずに見守っていてくれたお母さんに心から感謝しているそうです』
日々学習に取組む生徒さん達の姿を見ていると
砂場を気が済むまで掘った・・・つまり夢中になって一つの事に集中した経験がどれほど大切かを実感します
砂場の砂の下には何があるのだろう?
その興味と探究心を思う存分味わうという経験
それをやりきった時の満足感や達成感
そうした経験を幼少期から養って来たお子さんは
勉強に対しても同じ感覚を持っているのだろうと感じます
子どもが夢中になるなら何でも同じか?
といった面では同じだとは思いません
やはりゲームに夢中になったり
TVやアニメなどに夢中になるのは
砂場を掘る事に夢中になるのとは違うと思うのです
これらは探究心には繋がりにくく
想像力も広がりにくいですよね
子どもの頃から本を読ませる事が推奨されている理由を考えてみると
よくわかると思います
『考える事を止めている』時に成長はないのではないかと思います
成績の伸び悩みや理解度の低さが気になる時
根気強く何かに向かって来た経験があっただろうか?と考えてみると
なにかヒントになるかもしれません
一つの興味に向かって全力で挑むという経験をくり返していくことが
問題を解き明かすという探究心に繋がるのだと思います
小さなお子さんの場合
それが短期解決型のような経験が次の探究心を生むのだと思います
大人から見たら意味もない事でも子どもからしたら
何か特別な意味がある場合もあります
学ぶ事を楽しむ根底にこうした考え方があると
伸び伸びと育つのだろう、と皆さんもそう思いませんか?