受験生であっても無くても、思春期や反抗期のお子さんをお持ちの
親御様にとっては早く通り過ぎて欲しいこの時期・・
私は時々中学生の親御さんで構成されている
ネットのコミュニティを拝見させていただいて
より多くの親御さんの悩みや出来ごと等を読ませていただりしています。
教室では面談でお話をさせていただいていますが
心身ともに健康であって欲しいと願う親の想いと悩みは
私も一人の母として痛感してます。
あるコミュニティで目にしたのは
もう匙を投げたい!っと疲れ切ったお母様方の悩みでした。
「勉強しなさい」と言えば「その言葉でやる気無くした」と返事が返ってくる。
だからと黙っていればいつまでたっても勉強が進まない・・・
わかりますね、とってもよくわかります!!
以前から親子で取り組む家庭学習法に触れてきましたが
やる子は何も言わなくてもやりますし、やらない子は何も言わなければ更にやらない
なのでまずは「やろうかな・・・」って思える環境を整える事をお勧めしています。
さて、子どものため息もあります。
子どもには子どもなりの“言い分”がちゃんとあるんですよ!
ただ親子でその事について触れてしまうと喧嘩になるのが子どもたちも分かっているので
滅多に口にする事は無いでしょうね。
当教室の生徒さん達はそんな“ため息”を私に話してくれる事が多いです。
お子さんの性格にもよりますが、通塾に慣れてきて
おおよその私の性格を判断し、安心すると
今まで口にできなかったため息が溢れるんです
きっと一昔・・いえ、ふた昔前なら、身近にそんな「役割」の人が居てくれたのでは
ないでしょうか?
おばあちゃん、学校の先生、駄菓子屋のおじいちゃん・・・
特に東京に暮らす子どもたちにはそうした存在がなく
心の中に溜めこんでいるような気がします。
生徒さん達からそんなため息が出た時は
ゆっくり話を聞き、それぞれの立場や考え、そして
「あなたは大事にされているよ」という事を伝えてあげると
少しずつ勉強にも身が入って来るように感じます。
親も子どもも、ため息は溜めこまないようにしたいですね。
反抗期は成長過程での必要悪だと思っていますが
度が過ぎる時はやはりしっかり軌道修正をしてあげて
原因を探る事も必要です。
子どもにも言い分はありますから、まずはゆっくり話してみましょう。