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東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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学べる事を素直に喜ぶ

2016-03-28 13:57:53 | 日記

珍しく日記カテゴリーです

 

ネットが普及したおかげで、リアル以外でも知り合いの輪を広げる

事ができる現代

私は趣味の写真投稿サイトである女性と知り合いました

彼女のミドルネームはecbo

フィリピンのスラム街に生まれた孤児です

自分の誕生日や両親の顔もしらなないecbo

いきさつはよく知りませんが、日本で暮らし

大学も卒業したそうです

そんなecboの夢は母国で苦しみに耐えながら生きている

同じ孤児や貧しさと戦って暮らすスラム街の人たちに

教育を通して豊かな暮らしを実現する事

 

私は彼女とは個人的に連絡を取り合うようになりました

3年前、知り合った頃はどこまでが本当の話なのか?と

耳を疑うこともありましたが

彼女の真剣な取り組みを見て、教育の必要性

学べる事がどれだけ幸せな事かに気付かされます

 

pcからしかご覧頂けないと思いますが

お時間ありましたらぜひご覧頂ければと思います

 

日本政府は自衛隊の派遣と資金を提供したそうです

日本の中にも苦しんでいる子ども達がたくさんいます

しかし、世界でも日本を必要としている子ども達がいて

日本がそれに応えてあげられているというのは

良い事ですよね

 


考え方次第でためになる出来事なんですね

2016-01-19 23:44:16 | 日記

珍しく、日記カテゴリーです

 

私はTVを持っていませんので、テレビを見る機会はまずありません

ネットでニュースを読むくらいです

それでもSMAPの騒動は知っていましたが

子どもの頃からテレビや芸能とほど遠い生活をしていましたので

いまだにそういった事に興味がありませんでした

ただ、考え方次第でためになるのだな・・

と感心する記事を見つけましたので

お時間のある方はぜひ覗いてみて下さい

 

そしてもう一つは、今回の騒動とは関係ありませんが

私が思っている事です

子どもというものは決まった「形」を持たない存在だと思います

それはまるで「水」のように滑らかで柔軟にそこにある形になじむ存在のように感じます

そして、そこにある元の形は子どもが暮らす「家庭」です

家庭が作り出す形、子どもは無条件にその形に馴染みながら成長します

そう考えると、「親のあり方」つまり、形を作る存在のあり方が問われるのだと思います

子どもは成長するにつれ、次第に水から固形に変わって行きます

その過程で受ける周りからの影響が家庭とは違う形へと作り替えて行く働きかけをします

しかし、固まる前に形成された原型は変わる事なく、そこに肉付きされて行くように

個々の形を作って行く・・・

形成されるまでの限られた時間の中で肉付きを拒んでしまうと

小さくて、いびつな形のままです

そんな風に考えると、やはり家庭が与える影響は大きく

けれど、個人として確立されて行く為に肉付けされる事をいつまでも

拒んでいてはいけないと言う事がわかると思います

 

それぞれの家庭によって基盤となる形は違うでしょう

だったり、だったり、もしかしたら雪の結晶のような形かもしれません

子ども達はその形を軸に、友達から、周りの大人から、経験から・・と

肉付けをして、それぞれの形になって行くように思います

 

日本の注目を集めたらしい芸能界の騒動から、こんな事を考える事も出来るんですね!

 

 


伸びようとする力を支える

2015-10-14 10:42:04 | 日記

平和な印象の強い日本ですが本当にそうでしょうか?

TVのニュースからは残酷で悲しい事件が尽きる事無く流れます

犯罪の低年齢化や異常な精神状態が引き起こす事件

私たちの身近で起きているとは信じがたい事件ばかりです

小さな子ども達が事件や事故に巻き込まれるニュースを見るたびに

もどかしさや不甲斐なさがこみ上げてくるのに

何もしてあげられない、悲しい事ですね

平和だと思うのは理想なのかもしれません

 

今大人として生きている私たちは身近な子ども達にとってお手本だという自覚を

持つ必要があるのですが、特に教育に関しては限られた環境の中での大人がお手本となります

「学校」と「家庭」の往復の中で子どもは育って行く事を考えると

狭い子どもの世界の中で親と教員がどれほど影響力を持っているかがわかるのではないでしょうか

 

皆さんが学校に通っていた頃と今を比べて思い返してみてください

時代が違うとは言え、”それでいいの?”と思う事が増えていませんか?

少し前、子ども達が学校の部活動について話し合っていました

みんな同じ部活で一人はキャプテン

そして、まとまりの無い集団に不満を持ってる部員達です

穏やかで優しい性格のキャプテンは統率する事ができないでいるようです

経験された事がある方はわかると思いますが、運動部のキャプテンを務めるには

性格的に強気で影響力を持ってる事の方が多いと思います

私は黙って聞いていました

話は顧問の話になりました

練習試合の時間をたびたび間違え電車に乗って出向いたのに追い返されたり

練習中に気がつけば居なくなっている事などに

不満を持っているようでしたが、私が一点気になったのは

「無償奉仕してやっているんだから!」と部員達に話した事があったそうです

もちろん、言葉は違いますよ

ボランティアとか、給料もでないのに・・という言葉だったそうです!

一昔前の先生なら心の中にはあっても絶対に言葉にはしないでしょう

それがどう影響するかを知っています

口から出た言葉は消しゴムで消す事は出来ません

 

時代の流れの中で学校も親も思考が変わって来ました

それがどう影響するかは、もう見えていますよね?

部活動の話は子ども達が不満を持ち、問題解決に向けて試行錯誤する良い機会だと思います

しかし、それを誘導する大人が大人としてその役割を担う為の環境があまり良くないのかもしれません

学校と言う組織が子どもを正しく誘導しているかは私たちにはわかりかねます

私たちがわかるのは、家庭で過ごしている時間の様子と関わりの中からです

 

子ども達が学校でどんな影響を受け、どんな生活をしているのか?

私はこの教室に居るおかげで沢山の事が見えています

なかなか親に話をしない思春期ですが、親や教員以外の第三者だからこそ話せるのでしょうね

そこから見えてくるのは

子どもの伸びようとする力を押さえ込む大人達の姿です

 

開成高校卒の講師は開成時代を振り返り「楽しかった!もう一度高校生に戻っても良い!」と言います

彼の一番の思い出は「体育祭」

全てを生徒が仕切り、先生達は「観客」となります

中学1年から高校3年まで縦割りで組まれたブループでの競技

プログラムもその内容も準備も片付けも全てが生徒の役割

意見が食い違う事もあるでしょうし、時には競技で怪我をする事もあるかもしれません

しかし、子ども達の「やりたい!」という気持ちを解放し自主性を育てる素晴らしい取組みだと

思いませんか?

 

押さえつける事は簡単です

でも、押さえつけられた教育を受けた子ども達が社会に適合できなくなったり

自主性を持たず夢や希望を持たない大人になってしまったら

後悔するのは大人ではないでしょうか?

子どもが伸びようとする方向が間違っていなければ、思いっきり伸ばしてあげるサポートが

できるのは、やはり家庭だと思います。


3年前の今日で何が変わったのか

2014-03-11 10:12:59 | 日記

今日であの日から3年が過ぎましたね

あの日の事を忘れた方はいらっしゃらないと思います

あの日を境に、人生の全てが変ってしまった方も今も元の生活に戻れない方も

沢山いらっしゃいます

津波の恐ろしさだけではなく、技術大国としてのあまりにお粗末な原発事故

日本の弱さが、そして自分の無力さが浮き彫りにされた日だと思います

 

私も十代の頃、大切な家族を亡くしました

家族一人が亡くなる事で、こんなにも変ってしまうものだと言う事を

痛感しています

 

多くの犠牲がはらわれたと言う言葉ではあまりに儚い・・・・

3年前の今日を私達は忘れていはいけません

そんな中、今月に入りよく目にしたのは「3.11の風化」と言う言葉です

ソチオリンピックアイススケート金メダリストの羽入君の

心から喜べない笑顔を見て、私も再度考えさせられました

 

「何をすれば、自分が役に立てるのだろう?」

自分の出来る範囲で、何をすれば少しでも力になれるのか?

多くの方がそう考えて過ごしてきたのではないでしょうか

募金やボランティアで復興支援をされた方も大勢いらっしゃいます

きっとそうした方々もこの日を境に人生観も変わったと思います

 

私はこの仕事についている事で、やはり未来を担う今の子どもたちが

より賢明に育ち、豊かな知識と広い心を持って日本を背負ってほしいと願います

原発に賛成も反対もしません

ただ、今回のずさんな管理体制と科学に振り回されている状況は

扱えないものを扱っていた結果となり、日本の科学力、技術力はその程度なのか・・と

愕然とした気持ちと

責任を担う立場の多くの方が、逃げ腰で責任のなすりあいというお粗末な姿をさらした事で

日本の道徳心はどこに行ったのだろうと絶望感さえ湧きました

 

受験生の教材に扱われているある文章にあったのですが

「総合的な専門家は今や居ない

専門分野は再分割され、狭い範囲での専門家が増えた

しかし、自然は再分割されての理解では到底理解しえない

だからこそ、専門家たちが協力し合い知恵を出し合わねば

本当の意味で自然に立ち向かう事は出来ない」

かなり橋負った要約になりますが、こうした警告を受けた子どもたちが

今、何を考え、何を学ぶのか?

知識ばかりが先行し、その活用や利用が円滑に行われていない事は明白なんです

 

日本の教育は変り続けています

大学入試もゆとりからの脱出により、入試システムが近年中に変更となりました

大学入試だけでなく、小、中、高校の問題出題内容も徐々に変更されてきています

知識とともに、広い思考力や協調性を身につけ、現実を直視する謙虚さと反省する素直さが

より豊かな日本、より安全な日本という国へ繋がっていくのではないかと考えます

微力な私に出来る事は生徒さん達の知識と心の育成をお手伝いする事だと思います

 

3.11を始めとし、自然災害や不慮の事故によって亡くなられた方々のご冥福をお祈りします

そして、今なお苦渋の生活を強いられている皆様にお見舞い申し上げます


ある先生の記事を読んで・・

2013-01-21 13:14:40 | 日記

いろいろな先生方の記事を拝見させていただいています

最近高校の先生、特に管理職の先生の記事を読ませていただいています

都立高校の抱えている問題に多く触れ、先生のご意見が書かれています

(都立高校の抱えている問題点を指摘された本も出版されています)

 

そうした問題点とは裏腹に近年の都立人気は目を見張るものがありますが

その実態はどうなのでしょう?

東京都の教育向上に関しては石原都知事の頃の方が良かったっと仰っています

それでも、過労で亡くなられる先生、精神疾患になられる先生が後を絶たない理由は

その忙しさにあると分析、さらに今年予算増額を見込めないままの

教育の質の向上を強いられているなど、とても良い職場環境ではないように思います

 

都立高校だけではなく

校外の専門機関に校内のトラブル(いじめや学力低下など)を丸投げして

してしまう公立の体制を危惧されています

塾に通わなくては学力の向上や維持が出来ない現状は

やはりおかしいと塾を経営する私でも感じます

ゆとり教育があったとは言え学力の低下は深刻な問題となっています

その中で生活を切り詰めるなどしてでも塾に通った生徒さんだけが

高学歴になり良い職に就くと言う図式はあまり好ましくはないですよね

新都知事となり教育予算が停滞したということは

都立高校の教育の低下を意味するのではないかと思います

(上位の生徒さんだけが伸び、二極化が進むのではないかという意味です)

 

都立入学を希望されているご家庭にとっては不安材料となる話ですが

そうした現実もある事を踏まえて進学させていただきたいと思います

生徒への思い入れがあり、懸命に働かれている先生ほど

精神疾患や最悪命まで落とされている現状になんの対策もされていない、との記事を読み

その組織の中に我が子を預けるのですから

「もう高校生だから学校に親が関わるのは・・・」

「もう高校生だから自分の事は自分で・・・」

といった考えを持たず、ぜひ積極的に関わり、お子様の将来を見守ってあげて欲しいと思います。