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東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

算数工作教室を始め、基礎基本を理解する学習を中心に補習から進学までをサポートしています。

復習から始める!根本を理解する!基礎を大切にする教室です。

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言葉力と作文力

2014-03-20 16:26:26 | 学習法について

幼少期からおしゃべりが好きで、何にでも興味を示し

喜怒哀楽という表現の豊かな子どもは、将来がとても楽しみです

そんなお子さんが、なぜおしゃべりが好きになったのか、好奇心旺盛になったのか?

と考えると、それは身近で世話をして来た人の影響が大きいと誰もが感じる事でしょう

 

作文を書くにはまず言葉を知らなくては書けませんよね

自分の感情を言葉にする

自分の考えを人に伝える

言葉でもうまく伝えれないのに、文章にして伝えるという事は

難易度が上がってくるわけですから

作文が苦手と始めは感じるのは普通の事です

 

低学年さんとの国語の授業で必ずしていることは

問題文を読んでから

「どんなお話だった?」と聞きます

問題文に対する質問を技術的に解くのはもっと後

まずはそのお話を正しく理解し、その情景を思い描き、主人公の感情をくみ取って

それに対して自分がどう感じたか

などを順を追って話せるように練習します

 

大人から見ると意外なほど、子どもは文章から逸れた内容で話し始めます

そういう時は

「そうかな?もう一度読んでみて」と問題文をもう一度始めから読んでもらいます

すると、さっきとは違うものの、まだ文章にはそっていません

なぜ、このような事が起こるのかというと

低学年の時期には「主観的」なものの見方が強いからでしょう

そして、「読んでいるのではなく、目で追っただけ」になっていることが多いです

 

そうした年齢の問題もあるのですが、言葉を知らないことが

文章理解を阻害している場合があります

比喩的表現や様子から読み取るのも、子どもにとっては理解しづらい部分ですし

ましてそれが知らない言葉なら尚の事ですね

 

言葉を知らなければ、作文が書けないのはある意味当然のことです

低学年の学習はただ、問題を解くのではなく

言葉、つまり語彙力の強化と表現力の練習を積み重ねることが

高学年やこれから先の学習に最も役立つのだと考えています

 

そして、そうした力がこれからの入試に大きな助け舟になることは言うまでもありませんね

ホームページはこちらからどうぞ

www.waseiku-sakuradai.com


小・中学生さん作文を書こう!

2014-03-17 16:39:41 | 学習法について

季節講習では、普段の授業でなかなかできない事にチャレンジします

 

当教室では毎回、最初に作文を書く!という学習をします

学年に限らず、基本的に全員です

小学低学年の生徒さんは、何をすればいいのかわからず

始めはテーマに沿った出来事を思い出してもらい

その時の出来事を話してもらいます

話の中から、私がいろいろ質問し、どんどん鮮明に思い出していきます

そして、その時の気持ちや感動したこと、思ったことなど

細かいところまで思い出してもらい

ではそれをどう文章にしたらいいか?

という流れを作っていきます

ここまで書いただけでも、作文は時間のかかる作業だという事がわかりますよね

 

書く内容が決まったら、今度は書く順序を決め

言葉の問題を考えて

最後に自分の考えを付けたします

 

とても多いのは

「お父さんと、お母さんと、お姉ちゃんと・・・・」と書いてしまう場合

「家族みんなで」とか「家族全員で」という言葉にまとめて

本当に書きたい内容をしっかり書けるようにしていきます

 

初めて書く生徒さんは

「○○に遊びに行った。面白かった。」

で終わってしまうこともあります

そこから話をどう作っていけばいいのか?

とすぐ「解決」させようとする

しかし、作文はもっともっと深く考えて書かなくては、書き手も読み手も楽しくありません

「うまく書けない」

という前に、まず考えていない、考えられない・・という事がほとんどです

 

作文を書くという事は、教科学習に必要なだけでなく

社会に出ても、いえ社会に出てからのほうが必要であり、試されるものでもあります

自分を上手にPRしたり、第三者の意見を上手に取りいれたり、または賛同を得るためにも・・

問題定義と解決策の提案や、協調性をもって取りまとめるなど

すべての分野で、自分を守り他人を理解するうえで必要な力です

文系、理数系に限らず鍛えていかなべき分野であり、学問の枠ではくくれない力です

 

こうした思考力を養うクラスを4月より実施いたします

毎週月曜日 17:00~18:10  定員6名

小学生対象 月¥6000

詳しくはホームページをご覧ください

www.waseiku-sakuradai.com


育伸の思考力育成クラス

2014-03-11 13:57:05 | 学習法について

皆さんはクイズは得意ですか?

もしくは推理は得意ですか?

 

子どもたちは自由な発想と豊かな想像力で私達大人がビックリするような

解答をよく出してくれます

ある、小学1年生さんとの授業で

国語の文章についての質問に対し、自分でお話の続きを作って

それを答えにしてしまう!

というユニークな解答をしてくれる生徒さんがいます(*^。^*)

 

もちろん、国語の問題の解答としては間違っていますが

話の続きを考えて、そこから新たな発見を見つけたり自分が感じとった気持ちを元に

主人公を作り上げていくというとても素晴らしい才能を見せてくれます

これは発想力や創造力が育っていないと出来ない事です

そして、こうした力は年齢を重ねるにつれ埋没されるかのように影をひそめ

決まり切った答えを出して、大人達の満足のいく点数を取るようになっていきます

そうしていくうちに、豊かな表現力も発想力もまるでなかったかのように

外には出てこなくなってしまいます

 

新指導の導入により、こうした流れが見直され

基礎学力の上に発想力、表現力が要求されています

つまり、小学生低学年の持つ自由な能力をさらに発揮させ発展させていく事が狙いです

こうした動きは各入試にも導入され始めています

 

思考力育成クラスは子ども達にとってとても楽しい学習になるでしょう

なぜなら、クイズを解いている感覚があるからなんです

これらは思考力検定協会から出されている問題ですが、授業ではこうした問題集を一緒に考え

一緒に答えを探していく学習をします

 

計算に強いけれど、図形問題には弱いお子さんが増えているように感じます

図形問題は想像力が乏しいとある程度の問題までしか解けません

 

先日中学生さん達に小学6年生用の問題を解いてもらいましたが

一緒に考えて、皆が普段よりとても活発に発言し楽しそうでした(*^_^*)

しかし、難問に対しては、そもそもどう考えればよいのか?というところで進まず

講師が助け船を出しながら、全問を解き終わるには80分かかってしまいました!!

でも、生徒さん達は

「他の問題もやりたい!」と意欲的でしたよ

 

子どもの才能を潰してしまう前に、しっかり思考力を伸ばし才能や可能性を広げてあげる事が

出来るといいですね

 

写真は算数だけですが、国語の思考力を鍛える学習もしていきます

授業は4月7日スタートですので

ぜひお問い合わせください!!


小学生のうちに思考力を伸ばそう

2014-03-08 10:00:01 | 学習法について

最近、この思考力を磨く話ばかり書いていますが

やはり、必要になってくると日々感じます

 

高校入試を終え、入学する高校から大量の宿題を出された生徒さん達

基本的には3教科なのですが

一つ全く意味がわからないから手伝ってほしい・・と言われた物がありました

その問題は

「疑問に思う事」をレポート用紙にまとめてくる事

となっていて、他には何もありません

レポート用紙も2~4枚と指定されていてますから

「○○を疑問に思う」の一言ではない

 

お子さんに、こんな問題を手伝ってほしいとなったら、どんなアドバイスをされますか?

思考力は小学生の間に伸ばすのが一番だと思っています

なぜなら、中学生になると勉強も難しく予習・復習に加えて部活動・委員会活動もあり

定期考査もありますね、そしてその隙間でお友達とのコミュニケーションをしなくてはなりません

 

なので、学校で習う学習以外の力をつけるには小学生が適しています

 

先ほどの問題を見たとき、私はこの問題を出した趣旨を考えました

学校の求めている生徒像、学校が作り上げようとしている教育の一環として出された

この問題にどう取り組むべきか?

しかし、本当は生徒さん本人がそう考えて欲しいんです

 

なに?この問題?

と思った時、「なぜ?何のためにこの問題を出したのか?」

と・・・

 

思考力は「なぜ?」「何のために?」と考える力です

小学生さん達がそう考える習慣、訓練をするのに一番適している時期です

また、こうした問題は公立中高一貫校の適性検査に大きく役立ちます

考える元となる力が育つ事で、知識問題にも強くなるのは

ある意味当然の事ですね

 

当教室の思考力育成クラスは4月よりスタートいたします

ご興味のある方はぜひご連絡ください

ホームページはこちらから

www.waseiku-sakuradai.com/ 

(飛ばない場合はコピーしてお使いください)




偏差値が10上がる教室!?

2013-12-13 11:34:09 | 学習法について

当教室はアットホームです(*^_^*)

授業中以外は講師や私を含めた生徒さん達との会話がとても活発です

これまでの生徒さん達の傾向を見て行くと

小学生より、中学生の生徒さんの方が講師との休憩時間を楽しみにしているようです

小学生の頃から当教室に通ってくださっているご家庭もあり

生徒さん達にとって教室は“安心できる場所”の一つになっているのかもしれません

 

話は多義にわたり、学校での事、家での事、将来の事・・・

そして勉強の事、教材の事、学習法、大学での生活、講師がなぜその大学を選んだのか・・・

本当にきりが無い位!

生徒さん達の興味や悩みを解決する力はこうした会話の中でも成長し

人間力を養っているんですね

 

昨日はクラス授業の終わりに「お説教タイム」となりました

お説教と言っても、なにか悪い事をしているのでありませんよ

いわゆる「喝」を入れたのです

それを聞いていた他学年の私の娘が

「塾長のお説教は情熱教師みたいだね」なんて言っていました

娘は中学1年からこの教室で学び、高校になった今でも毎週授業を受けています

 

昨日で、今年度の受験生さんのご家庭との面談が終了しました

常に協力体制で応援してくださっているご家庭ばかりですから、お話しも真剣ながら楽しい時間を

過ごさせていただき、感謝しています

その各ご家庭との会話の中に、毎年頂くお言葉は

「こんなに偏差値が伸びると思わなかった!」

という嬉しい言葉です

中学3年生になる頃、塾内テストや会場模試では不安たっぷりな数字を叩きつけられ

志望校を何処にすれば良いのか・・・行かれる高校があるのか(高校を選べるのか)・・・と

既に悩みは膨らみ始めますよね

 

そうしたご家庭から、こんなに偏差値が上がり志望校を選べるようになるなんて!

と喜びの声を頂き、生徒さん達の成長を改めて実感するというちょっと変な感覚があります

講師達は一つでも多くの問題を生徒さんが解けるようになるように必死で指導していますから

偏差値が上がってもある意味当然の事ですし、上がらなければ何が悪いのか真剣に悩みます

 

それを繰り返してきた1年が

約8割、もしくはそれ以上の当教室の生徒さんの偏差値を10上げる結果に結びつけているんですね

この10と言うのは8の子もいますし14の子もいます

平均すると10という数字が見えてくるので、ここでは10とさせて頂きます

一般校から上位校を狙えるようになった!

底辺校から中堅校を狙えるようになった!

 

これは高校受験だけでなく、中学受験生さんにも言える事です

逆に中学受験生さんの方が20あがったりして私達も嬉しさを隠せない時もあります

 

受験期には生徒さんのモチベーション、メンタルの維持は欠かせません

そうした事にも細かく気を配り生徒さんたちと向き合い、ご家庭からのご協力を得てきた結果ですね!

 

ただ、偏差値が上がっても合格したわけではありません!

気を緩めずにこの冬を有意義に過ごしましょうね!