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東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

算数工作教室を始め、基礎基本を理解する学習を中心に補習から進学までをサポートしています。

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国語力を強化する!

2013-10-22 10:58:19 | 国語編

写真はピグミーシロナガスクジラの骨です。1966年から展示されているそうですが今でも骨から油が滴り出ています

自然の力はすごいですね!顎の長さだけでも驚きがあります。

 

 

今週も台風が近づいていますね、身を守る事と体調管理に注意しましょう

教室ではプラズマクラスターが大活躍しています!

必要な時はマスクもありますから使ってくださいね。

 

 

受験生さんたちは毎年、年末になると国語に学習の時間がかかります

それまで不得意と思っていなかった生徒さんも国語に足を引っ張られることもよくあります

大きな原因は

文章が長く、読むのに時間がかかり、集中力が途中で途切れてしまったり

使い慣れない言葉が羅列される事で、何の話だかわからなくなる

話の内容が、日常生活から離れていて実感のない話になる

比喩が多く、読み取りが困難になる

など、多くの理由がありますが、この時点で「国語が難しい」と感じているのに

更に要約させる問題や作文にする問題なども加わり

語彙力や表現力も試されることになります

 

当教室の受験生さんたちは自ら「国語の課題を出してください」と

私の所に来ます

頻度の差こそあれ、自習に来ない生徒さんはいません!

夕方から夜遅くまで、毎日塾での生活を送っています

体力も気力も必要ですから、ご家庭からの応援は無くてはならないものですね。

 

国語力を強化する為に何をする事が有効か?

と考える時、「読書」と昔は一般的に言われていましたが、不思議なもので今は違います

読書をしても国語力は付きません

“国語の問題をより多く解く事です!”

そして最後まで理解する事です。

一つの文章を最後までしっかり理解し、筆者の考えや伝えたかった事を読み取る訓練を

数多くこなす事です

当教室の生徒さん達も、ひとつの問題に数日かかる事があります。

自習ですから、そうそう解説して理解に導く事はしません。自分で考えるんです

どんなに時間がかかっても、自分で考えた答えを持ってきてもらいます。

また答えが出ても、その“理由”を理解していなくては他の問題になった時

正答できる確率が下がりますから、なぜその答えになったのか?を考えてもらう事もあります。

 

今日UPした写真のように、普段目にしない分野の話が文章題として使われる

心情や背景の問題が出される・・・

語彙力や理解力、表現力に雑学も、国語は必要となっていきますね。

出来る事なら小学生の時から“先を見越した学習”を習慣付けて欲しいと思います。

 

今日から受験生さんたちを筆頭に面談が始まります。

塾内生の親御様達とのお話しは、いつも楽しくさせて頂いていますが

今回はやはり受験目前ですからシビアな場面もあるでしょう・・

 

さぁ、今日も頑張りましょう!

 

 


国語力強化!

2012-12-29 10:23:48 | 国語編

小学生の頃は

「国語得意!」っと思っていた生徒さんも中学になり次第に苦手意識が付き始め

入試の頃には“足を引っ張る存在”になっている・・・なんていう事、よくありますね。

 

中学2年生さん達、昨日は国語のクラス授業でした。

せっかくの季節講習ですし、普段国語のご指導はしていませんので

やりたい事は沢山あります。

3時間はあっという間に過ぎ、ほとんどの生徒さんがそのまま補習となりました

結局最後の生徒さんが終わったのは10:30!

6:40~の授業ですから、長かったですが最後まで皆諦めずに取り組む事ができました。

 

説明文や論説文などの文章問題も勿論ありますが

私が一番国語に大切だと思っているのは「要約」です。

普段、問題文を読んで設問を読んで・・・となるのですが

設問に対する読解だけでは本当に“読めた”事にはなりません。

要約をする時、本当に良い勉強法だなと思うところは

1つの文章をここまで繰り返し繰り返し読み、考える事。

普段の授業時間ではとても足りません!!

文章が長い訳ではないんですよ。

難易度も高い訳ではないんです。

それでも「要約」はとても難しく、読解の基礎です。

慣れない生徒にとってはどんな問題より難しいと感じるかもしれませんね。

学年は関係ありません。

集中力が必要なのでお家でする時はなるべく集中できる環境にする事が大切です。

こうした要約に慣れてくると、同時に構文がわかってくるようにもなります。

段落も勿論解りますし、スピードも付きます。

 

私はヒントもあげずにただひたすら考えさせます。

書けた!っと持ってきても突き返す事がほとんど

そして一言

「まとまってないよ」「足らないよ」などしか言いません。

何が足らない?どうすればまとまる?

自分で考えるんです。

自分で考える事、それが勉強ですよね。

 

昨日は10時を過ぎてからヒントを出し、正答し、清書するまでをしました。

そこまでやって初めて冬休みの授業が有意義に使われたと

言えると思います。

他教科も同様に全問正解するまで終わらない授業をしています。

もちろん「自分で考える」事が基本です。

 

学校がお休みの季節講習ならではの取り組みをご紹介しました。


語彙力と入試

2012-12-11 14:18:03 | 国語編

もっぱら

鼻持ちならない

無頓着

心持ち

おごぞか

唐突

のきなみ

ありきたり

とどこおり

ほんのわずかな例をあげてみましたが

これらの言葉を知っていて使いこなせる生徒が減っているんですよ。

 

こうした言葉をなぜ知らないといけないのか?

知らなくても生活は出来ます。

他の言葉を使って同じような内容を相手に伝える事も出来ます。

むしろ英語にはない言葉が多いです。

 

本当に私の勝手な意見ですが

これらは「入試に必要だから」だと生徒さん達に言ってしまうのが一番簡単です。

もちろん、正しく、豊かな日本語を使えるに越した事はありませんが

現代の日本では使われない言葉の方が多いでしょう。

日本人の豊かな感性と表現力はこうした言葉にもあって受け継がれてきたものだと

思うので、少々残念ですが・・・

 

さて、こうした言葉は学校でわざわざ授業の時間を使い教わった事が記憶に残っている

人はどれほどいるのでしょう?

私はほとんどありません。

しかし、入試には必要だというのはどういう事でしょう?

文学的文章や説明文、物語文など分類はされているものの

入試で扱われるのは「現代の作家」の先生方が書かれいるのもは“ほとんどない”

ということを考えると、こうした言葉は大量に入試文章の中に含まれています。

現代の子どもたちが手にする本には出てこない言葉。

その言葉から読み取る心情や背景、さらにそれらを自分の言葉で要約し

解答用紙に決められた文字数で答える。

段落分けや言い変え、そうした物を見つけながら一つの文章に取り組める時間を計算し

答えていかなくてはなりません。

 

長い文章を一気に読み進める中で、内容把握ができるかは

言葉を知っていなくては断然不利となりますね。

さきほど書いた「言葉を使って例文を作りなさい。」

という問題があったとしたら、その意味をしらずして正しく使う事はできません。

 

入試問題では国文法も無視する事は出来ませんが

現代文がメインとなりますから、これらの言葉を読み飛ばすのではなく

しっかり理解しながら読めるようになっていく事が入試には大切だと思います。

国語の学習には時間が掛かると言うのも頷けますよね?

これから受験生になる皆さん、一緒に国語の勉強もしましょうね!!


文系教科の学習法

2012-11-07 13:11:05 | 国語編

今までも、国語や英語の学習法に触れ来ましたが

今日はある先生の仰っていた言葉を引用しつつ書きたいと思います。

 

国語は「丸暗記」だというのです。

意外な発想だと思いますが、確かに文法は暗記でしょう。

しかし、これは学校のテストに限っては・・・と続いて行きます

学校のテスト、国語では教科書より

授業中に先生が話された内容、板書した内容とワーク

これらが重要です。

同じ教科書を使っていても、学校により出題内容が違うのは

授業中に先生が話された内容が元になって来るからですね。

学校のテストに限っては・・・と書きました。

入試は違いますので気を付けてください。

 

同じ文系、英語の学習も学校と入試とでは違います。

英語の場合は教科書を読みこむ、教科書の単語をパーフェクトにする。

それらが基本です。

塾で学習している単元別学習は入試対策となります

なので学校のテスト対策は学校の教材が一番と言えますね

 

少し矛盾している様にも思えますか?

 

国語の話に戻りますが

文章問題では、「言い変え」の連続だとも仰っていました

例えば

傍線部①と思ったのはなぜですか?などの質問は

文章中に同じ意味を言い変えた文章を探す作業。

「そう」思った理由と「そう」思った内容・・・その、「そう」は同じです。

 

近隣中学でも国語のテストはとても変わりました。

現代文では初見の長文が入り70点分

文法が30点分でしたが、今回は(中3生では)現代文で60点、文法が40点分と

文法を重視してきている事がわかりますね

これらを今までと同じ時間内に解かなくてはならないので

今まで高得点を取れていた生徒さんも辛い所でしょう。

文法は暗記です。暗記すれば半分は得点できるのではないでしょうか

 

しかし中学生さん達、特に上位校を目指す生徒さん達にとって

学校のテストの為の暗記や学習に時間を掛け過ぎるのは頂けないと思います

教科書は確かに基礎知識を教えてくれる大切なベースですが

覚える単語や熟語、解法そのものが学校とは違います

 

塾に通っているのに成績が上がらない

という話をよく聞きますが、学校の成績を上げる事が目的で通っていらっしゃるなら

その事をよくよく伝えて欲しいと思います。

そして学校から渡される資料、小テスト・定期テストの問題とお子さんの解答用紙・成績表など

これらをきちんと見せていただけなくては、的確な学習は出来ないと思っていただきたいです。

当教室で、成績、偏差値共に順調に伸びている生徒さん達は

上記の内容を率先して下さっています。

学校の成績に関して言えば

教えているのは学校の先生ですね。それを補習するのに何を教わってきたのか

何がわからなかったのか、模索する時間を省き的確にご指導する事が出来るからです。

 

国語から話が逸れてしまいました。

来週からはじまる中間テストにしっかり対策して頑張りたいと思います。

生徒さんたちも学校の授業をしっかり聞いて頑張りましょうね!


小学生の国語~詩~

2012-05-24 00:24:30 | 国語編
小学生、特に低学年の国語についてです(高学年はこれらが終了しているとみなされます)

漢字の「音を表している」「意味を表している」のはどれですか?

糸+会=絵 

日+生=星  などがありました。

というプリントを見ていて、昔は低学年でこんな学習をしたかしら?っと考えてしまいました。

これは中学生の「会意文字」や「象形文字」となっていくのですね。

新指導ではスパイラル学習となり、同じ単元を徐々に難易度を上げていく。

まさしくそうですね。


低学年では詩の問題も多く扱われて、背景や心情などを読み取る練習もしています

詩を理解するのは年々難しくなっています。

それはお子さんの問題と言うより、時代の流れの中に忘れ去られがちな部分だからでしょうか・・


事実私は田舎がありませんので、地方の風習をよく知りませんし

昔は「当たり前」だった事が今では「珍しい」に変わってきています。


例えば、昔・・夕方に「お豆腐屋さん」が自転車に乗ってお豆腐を売りに来ていました。

ボールをもってよく買いに行かされた事を思い出しますが

それも、珍しい部類になってしまったのではないでしょうか?

縁側という一つの言葉にしても現代住宅に縁側があるお家は少ないですよね・・・


生徒さん達が国語で苦手としてる詩の問題ですが、詩が苦手なのは

今まで親しんでこなかった事と、生活の中に今はもうない、触れる機会が少ない事が原因のような気がします。

親御さんは大人なので経験上理解は出来てもそれを説明するのは大変かもしれません。


詩は多くの言葉を使わず、明確に表現せず、間接的に情景を“想い描かせる”文がおおい。

今は夏・・・

夕方になって・・・とは書きません。

またその詩全体を通して筆者が何を伝えたいのかを読み取らなくてはいけません。

詩は小学生さんには特にですが、現代っ子の知らない言葉が並びます。

縁側、夕立、朝凪、打ち水、五月晴れ・・・

困った事に、これは中学生になって更に難易度を上げます。

四字熟語や漢詩なども常用では無いものも出ますよ!

中学受験とはまた違う難しさを感じさせます。

低学年の場合、算数を始めとする教科で理解していないように感じる事があったとしても

ほとんどの場合、「問題の意味を理解できていない」のであって、その教科を理解していないのでは

無いと思います。

お子さんと季節の言葉を使ってみてください。発見が沢山あって楽しいですよ♪