さいきんの流星光
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『ZUBA!』下描き中


東京地方は、この年末年始ずっと晴れ。
風もなく穏やかなお正月です。
空を見ても雲ひとつなく、スバラシイ天候に恵まれて…
しかし一体どうしたんだろう。
冬ってこんなに天気が良かったっけ。
よほど晴れ男晴れ女が集結しているのか、いやむしろ雨男雨女がかなりまとまって帰省していると考える方が自然か。

それならば正月が終わってUターンが始まる頃から天候があやしくなるはず。
しまった。洗濯しておくんだった。
年末年始、見事にいい天気だったにもかかわらず、僕は洗濯をサボっていた。
洗濯物が洗濯機の中に入りきらず、洗濯機の上に山のようにそびえ立っているというのに…。

ああ、面倒くさい。
すべてが面倒くさい。
洗濯、掃除、ゴミ出し、炊事、仕事、外出、あれこれあれこれ…
どうやら僕は「横着病」にかかってしまったようだ。

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持ち込み作品アイディア中


注)長文のわりに読んでも何の足しにもならない文章です。
  あなたの時間を無駄にする危険性があります。

夜中の1時。

正月三が日が終わり、いよいよ日常が帰ってくる。
まあ、正月っぽさがあまりない正月だった訳ですけどね。
しかし、すばらしい天候に恵まれてサイコーの年末年始だったことは間違いない。

さて、東芝町ですが、本当に大きな建物が多かったわりに
何のための施設なのか分からないという感じが不思議だったのです。
たまにありますよね。

「これは何の建物だろう…?」

と思ってしまう建造物が。

西荻とか吉祥寺、荻窪などではあまり見ないのです。
少なくとも何かの会社が入ってるんだろうとか想像がつくんだけど、東芝町にある建物は、非常に立派で手前に広い芝生広場なんかが広がっているのに何をするための建物なのかが分からない、そんなのが多くあった気がします。
何かの会社が…と思うにはちょっと立派でキレイ過ぎる、そんな建物の数々。
テナント募集なんかしてないだろうな。
おそらく一社のビルだろう。
目に見えるところに「○○株式会社」とかいう看板もなく…。
そんな町を歩くのは不思議な異世界に迷い込んだ感じがして怖かったのです。

僕はそんな時、建物に無断で侵入してみたいという衝動にかられるのです。
正月だからおそらく誰もおらず静まり返ったビル内。
しかし万が一警備員に見つかったら相当にやばいです。
そうなったらもはや只では済まない。
逃げたら追いかけてくる。
警備員を刺激しないようにそおっと歩いて逃げても近づいて来る。
捕まって閉じ込められ、名前を言わされるに違いない。
20分もすると正月から呼び出されて不機嫌な警官が2人駆けつける。
口調は丁寧だが、僕は血の気が失せ、自分のたましいが体を抜け出して自分の後頭部を見ているような感覚を覚える。
なぜここにいるのかという質問に、
彼らが納得できる理由が言えず益々あせる。

小学4年の時、文化委員に自ら立候補してなった。
前期に好きな子が文化委員をやっていたので自分もやってみたくなり、後期は自分から手を挙げたのだ。
対立候補もおらず、すんなり文化委員になったはいいが、最初の委員会で担当の教師が僕を窮地におとしいれた。
「それじゃあ一人ずつ、どうして文化委員になったのか理由を言ってください」
僕はあせった。理由が思い浮かばない。
「前期に好きな子がやっていた」というのは理由にはならない、言ってはいけない気がしたからだ。
僕の順番がきて椅子から立ち上がったが、何も思い浮かばない。
沈黙の時間が流れた。
担当教師をはじめ全学年全クラスの文化委員が自分を見ている。
その時も同じような感覚を覚えた。
僕は自分の後頭部を見ていた。

そんな態度が隠し事をしているかのように思われ、「ちょっと署まで…」となるに違いない。
そういう恐怖が抑止力となって僕は侵入しない。

     ◇     ◇     ◇     ◇

『ZUBA!』は今日はお休み。
また持ち込み用プロットの組み換え。
楽しい漫画にしよう。
読んでる人がバカバカしくて笑ってしまうような、
そんな作品がいいな。

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