もみ合いになり、突き飛ばしてしまう。
突き飛ばされた方は、そのまま尻もちをつき
ゴローンと仰向けになるが、運悪く延髄を何かの角にゴツーンとぶつけて死亡。
そんなシーンをここ半年で何度観たことか…。
最近の刑事ドラマの中の被害者の死因の第一位は
間違いなく「転んで頭を石などにぶつける」だと思う。
もはやお決まりの美学ですな。
僕の中では、カゲのクライマックスと呼んでもいい。
カゲのクライマックスと言えば、
内田康夫の「浅見光彦シリーズ」にも僕がそう呼んでいる場面がある。
光彦が、浅見刑事局長の弟だと知れる場面だ。
地方の刑事「まったく…あんなどこの馬の骨ともわからんヤツに
捜査に首を突っ込んでほしくないもんだ!
で?アイツの素性はわかったのか?
ん?浅見?
浅見って、あの刑事局長の?
ひっ…ひぇ~~っ!」
※ ※ ※ ※
応接室
地方の刑事「浅見刑事局長のご兄弟だとは…
大変失礼いたしました!」
浅見光彦 「いえ…僕と兄は関係ありませんから(はにかみ王子)」
・
・
・
と続くわけなんですが…
「水戸黄門」みたいでしょ?
しかし、制作者側は、ここをそんなにクライマックスだとは思っていないらしく、あっさりしたもんです。
僕としては物足りない。
あと、浅見光彦が「いえ…僕と兄は関係ありませんから」と謙遜するところが腹立つんです!
いい人ぶりやがってよぉ!
ここは「水戸黄門」張りの高笑いにしてほしい。
そんで時間も10時45分くらいにして、
浅見刑事局長の弟だと知ったとたんに事件解決!くらいにしてもらいたい。
だって…
あのパターン、もう飽きた。
もっとコミカルにやってほしいんだよ~っ!
ま、でも観るけどね、これからも。
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