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アメフト観戦記や読書日記を綴っていましたが、最近は古墳(コフ)ニストとして覚醒中!横穴式石室をもつ古墳にハマっています。

朝墳活IN纏向⑤ ~渋谷向山古墳(景行天皇陵)とその陪冢~

2024-08-18 22:25:28 | 古墳紀行
 渋谷向山古墳の拝所に到着。時刻は9時を少し過ぎたぐらいだ。しかし、かなり気温が上がってきている。太陽が昇り、徐々に陽ざしがきつくなってきたぞ。
 
 

 渋谷向山古墳については、現在、宮内庁が第12代の天皇、景行天皇陵として管理をしている。そのため古墳の詳細はまだまだ分からない所が多い。ただ、近年、宮内庁が部分的な発掘調査を行っており、その結果、前方部は3段、後円部は4段に築造された前方後円墳であると考えられている。
 また、造られた時期は、4世紀の後半と考えられているようだ。(4世紀中期にさかのぼるという説もある。)

 
 
 拝所の南側の道から、墳丘を一周できそうなので、この細道を辿っていく。
 渋谷向山古墳は、柳本古墳群では最大の全長300mの墳丘を誇るのだが、案外と影が薄い気がする。

 
 
 前方部の辺りの周濠は広いのだが、いくつかの渡堤で仕切られている上に、どんどんと幅が狭くなっており、古墳の景観としては、この後訪れる予定の行燈山古墳(崇神天皇陵)などと比べるとよくないのもその理由かもしれない。

 
 
 後円部の傍を山辺の道が通っており、その道と一旦合流。

 

 そこから少し東に向かって登ったところに、は号陪冢、赤坂古墳がある。
 一辺が約25mの方墳なのだが、周りに草等が生い茂っており、その姿をはっきりと確認ができなかった。(以前、冬に来たときは、陪冢であることを示す制札が確認できたように記憶している。)

 

 遺跡地図では、そのすぐそばにシウロウ古墳と呼ばれる前方後円墳があるようだ。
 そして、この赤坂古墳の横を通る道を登っていくと近頃人気の高い立子塚古墳がある。

 

 ここから再び山辺の道に戻り、後円部の周濠に沿って歩いていくと、北側の辺りに、ろ号陪冢の丸山古墳の姿が見える。

 

 丸山古墳の方は、先の赤坂古墳と違い、その姿は綺麗に整えられ、山辺の道もその横を通って、行燈山古墳の方に向かうことになる。
 丸山古墳については、径20mの円墳であるとのこと。
 また、この辺りからの眺望が良いのか、渋谷向山古墳の説明板がある。

 

 ここで、持ってきていたペットボトルの水を飲み干してしまった。これはまずいなあと思いながら、古墳を一周した。

 

 日射しはきつくなる一方、汗はドンドンと流れ出てくる。

 

 何とか行燈山古墳までたどり着いて、朝墳活も終わりにしよう。

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