令和元年9月14日(土)
JR京都線の西大路駅を降りて、南に7分ほど歩いて説明会の会場へ向かう。今回の発掘調査は、京都市立洛陽工業高校の跡地利用計画に伴って実施されているものである。学校の敷地全域を使って実施しているので、京都市内の発掘調査としては、規模の大きい調査区が設定されているような気がする。
今回の調査は、平安京の九条大路にあたる。平安京の道路と現在の道路はだいたい重なり合うのだが、九条通りについては、大正時代にその一部が付け替えられており、少し南に移動している。元の九条大路があった場所には、学校や住宅が建っていることになる。つまり、洛陽工業高校の跡地が、きれいに九条大路の上に重なり合うようになっているのである。
調査の結果、九条大路の南北の側溝が検出されており、北側溝は、2条あり、そのうちの外側が9世紀、平安京は造営されたときのものであり、内側は、10世紀のものである。
溝は上層部が削られており、深さは20㎝ほどしか残っていない。9世紀の溝よりも10世紀の溝の方が内側にあるのは、時代が下るほど道路が侵食されてきているということを表しているのであろうか?
南側の溝は、幅1.2m、深さ40㎝のものが検出された。これで、九条大路の幅が両側溝の心々距離で約30mということがわかり、ほぼ延喜式に記載のある道路幅と同じである。
また、南側溝の外側に羅城門から続く、羅城の基底部分が見つかっている。
南側溝があり、その外側に犬走があり、羅城の基底部がある。土や砂を突き固めて、少し高まりになっている。その基底部を、後世に造られた畦が斜めに犬走や羅城の基底部をきれいにぶった切っているのがわかる。
基底部が削られたところも茶色い土があることから、路面を少し掘り込んで造られたようである。
羅城は、羅城門の左右に連なって続いているはずで、少なくともこの辺りまでは羅城が続いていたようである。延喜式には南北溝の外側に羅城の塀と水路があることになっているのだが、今回の調査では、羅城を示すものは見つかったものの、外側の溝は検出されなかった。延喜式の記載と少し発掘調査の結果が違ったわけで、このことをどうとらえるかというのが今後の課題ということかな。
今回の調査で、一条大路、東京極大路、西京極大路と今回の九条大路で平安京の四辺にあたる道路の位置がすべて確定し、平安京の大きさも確定することになった。
九条大路の幅がわかるかなあ。
今回の発掘調査では、古墳時代の建物跡もいくつか見つかっている。
この辺りはまだ発掘調査が進行中なので、まだまだ見つかるかもしれない。
遺物では、古墳時代の須恵器なども見つかっている。
また、平安時代の土器なども見つかっているが、面白いのは「令」という字が書かれた墨書土器。令和の時代に、タイミングよく表れてものである。
今回の発掘調査では、羅城が西寺の西まで伸びていることが確認できたが、今後どこまで伸びていくのかは、これからの発掘調査で検出できるかどうかである。
これからの調査に期待である。
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高 たかし
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