草加「龍が如し」兄弟店はチャーシューが魅力
東京メトロ東西線・行徳駅の北口から歩いて4分ほど。県道6号線、通称・ラーメン街道沿いにある「麺屋 金獅子」へ。ご主人の福住大介氏は草加の人気ラーメン店「龍が如し」店主の実弟。兄・龍介氏から豚骨魚介を伝授され、2015年2月に創業。近年は「つけめん」を主軸に、オリジナルの一杯も独学で考案している。
店内はカウンター8席と、4人がけテーブル2卓の計12席。麺メニューは濃厚豚骨魚介系の「つけめん」が主軸で「辛シビ」「カレー」も提供。ほか「醤油ラーメン」「金のまぜそば」もラインナップしている。いずれもプラス100円で麺大盛、200円で特盛にグレードアップ可能。さらに「つけめん」はプラス300円で麺600gの「獣王盛」も。
サイドメニューには「焙り焼きチャーシュー丼」「羽根つき餃子」もあり、コロナ禍で無ければビールやサワーを引っ掛けることも出来る。今回は一番人気という「チャーシューつけめん(1100円)」を麺大盛(330g)でオーダーすることに。ちなみに店の壁に貼られたPOPによると、つけめんの茹で時間は約8分とのことだ。
つけ汁は豚骨の旨みと魚介の香り双方がしっかり効いた濃厚なもの。オイリーだが粘度はそれほど高くない。ベース甘めの味付けだが、カットレモンの風味も効いており嫌な重さはない。そこにコシのある中太麺を浸し一気に啜り上げていく。
具材で特筆すべきは、やはりチャーシューだ。厚切りのバラ肉をじっくり焙り、余分な脂を落としている。外はカリっと、中はジューシー。これは旨い。ほか、海苔3枚、ナルト、小松菜、汁の中にメンマが。チャーシュー以外の具材が寂しい感もあるが、肉だけで十分な満足感を得られる。訪問の際は、ぜひチャーシュー増量を。
<店舗データ>
【店名】 麺屋 金獅子
【住所】 千葉県市川市湊5-2
【最寄】 東京メトロ東西線「行徳駅」徒歩4分