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肥宝館 -貧すれば丼する-

★独立移転★ 【小岩】 自家製麺 ご藤「中華そば(800円)+特製(300円)」

煮干しスープにゴワゴワ麺の個性派新店

JR小岩駅の南口から歩いて2分弱。飲み屋が軒を連ねる地蔵通りで2023年2月14日にオープンした「自家製麺 ご藤」へ。ホルモン・もつ焼「頃場 別邸」をランチタイムのみ間借りしての営業である。ご主人は福島市の人気店「自家製麺 うろた」で修業。夜は頃場のスタッフもされているそうなので間借りであり二毛作でもある。

店内はカウンター5席のみ。口頭で注文し先に会計するシステムだ。店頭のメニュー表に「麺かたい 量多い 煮干し」とある様に、スッキリした煮干しベースの醤油スープに、自家製のゴワゴワした麺が泳ぐ「中華そば」の一本勝負。麺量は並盛で200g。プラス100円ごとに300gの大盛、400gの特盛にグレードアップ可能だ。

トッピングは玉子、メンマ、海苔と追加でき、3種揃った特製もある。サイドメニューには、ごはん、にくめしといった飯モノも。修業先である「うろた」の名物で鶏チャーシューが乗った「ひねめし」は、メニュー上に×印が書かれているので準備中か。今回は「中華そば(800円)」を特製(300円)でオーダーすることに。

スープは煮干しの風味がしっかりと感じられる清湯。豚骨だろうか、動物系出汁が旨味を下支えしている。醤油のカエシは強すぎず、煮干しの生臭さを抑えつつ程よい塩味を与えている。じんわりと来る旨味がたまらない。そこに低加水でゴワっと固めに茹でられた極太縮れ麺。顎が疲れるほどの歯ごたえ。これが不思議とスープに合う。

チャーシューはホロホロのバラロール肉が2枚。味玉は黄身ネットリ。そして大粒の背脂が、甘味やコクをブーストしてくれる。ほか、太目にカットされたネギ、歯応えあるメンマ、海苔3枚が乗る。卓上には煮干し酢のほか、意外とマッチする「紅生姜」もあるのでお好みで。非常に中毒性の高い一杯。また啜りに来よう。

<店舗データ>

【店名】 自家製麺 ご藤
【住所】 東京都江戸川区南小岩7-25-16
【最寄】 JR総武緩行線「小岩駅」南口徒歩2分

★2024年6月1日、間借り営業から独立移転
★新住所は千葉県船橋市宮本6-2-27

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