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肥宝館 -貧すれば丼する-

【栃木 野木】 NOODLE STUDIO STORY「特製 塩そば(1200円)」

野木町で味わうスタイリッシュな淡麗鶏

小山市と古河市の間に位置し、渡良瀬遊水地とヒマワリ畑で知られる栃木県野木町。きょうはJR東北本線・野木駅の東口から古河方面へ歩いて10分ほど。中央通り沿いで2022年6月17日から営業する「NOODLE STUDIO STORY」へ。ご主人はラーメン評論家・石神秀幸氏が塾長を務める「食の道場」で学び創業した。

まるでパティスリーやヘアサロンと見間違うような外観だが、入口脇にはしっかり製麺室が。店内はカウンター7席と4人がけテーブル2卓の計15席。塩そば、中華そば醤油、泡鶏白湯ラーメンの3種をラインナップしており、替え玉や和え玉も用意している。ほかライス、チャーシュー丼、炙り鶏チャーマヨ丼といった飯モノも提供。

また自家製の「特製しゅうまい」も評判が高く、一杯引っかけることも出来る。泡白湯も捨てがたいが、今回は人気の「塩そば」を特製(1200円)で注文することに。待つこと5分ほどで、斜め口でボウル型の個性的な丼が到着。特製トッピングは別皿での提供だ。澄んだスープは岩手県の伊達鶏を主軸に炊いたという清湯である。

鶏の旨味がしっかり抽出された出汁に、香りがよくコクのある鶏油、トゲの無い塩ダレを重ねており良い味だ。そこに自家製の中細ストレート麺を合わせている。しなやかさとコシを兼ね備えており旨い。綺麗な麺線も好印象だ。チャーシューだが、まず丼の中には胡椒の効いた鶏胸肉とレアな豚肩ロースが1枚ずつ。

さらに胡麻油の効いたメンマ、青ネギ、丼央にあしらわれた揚げ蓮根という構成だ。このほか別皿で豚肩ロースがもう1枚と、トロトロの豚バラロールが2枚、大判のモモ肉が1枚。そして黄身ネットリの味玉、海苔2枚、メンマと青ネギが追加される。食べ応えのある一杯、美味しく完食した。次回は写真映えする泡白湯も啜ってみたい。

<店舗データ>

【店名】 NOODLE STUDIO STORY
【住所】 栃木県下都賀郡野木町丸林150-1
【最寄】 JR東北本線「野木駅」東口徒歩10分

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