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肥宝館 -貧すれば丼する-

【住吉】 肉そばけいすけ 住吉本店「肉そば 醤油 味玉入り 並盛(1020円)」

肉そばのパイオニア「けいすけ」の本店へ

都営新宿線と東京メトロ半蔵門線が乗り入れる「住吉駅」のB1出口から歩いて1分ほど。四ツ目通り沿いで2010年1月から営業する「肉そばけいすけ 住吉本店」へ。運営するのはカニ、伊勢海老、ローストチキン、鴨そばなど、様々な食材をフィーチャーしたラーメン店を展開している株式会社グランキュイジーヌだ。

代表の竹田敬介氏はフレンチ、和食などを経てラーメン業界に進出した。その経験から考え出される斬新な一杯で、ファンを獲得してきた革命児である。「肉そばけいすけ」ブランドとしては住吉本店をはじめ、錦糸町、ららぽーと海老名、名古屋駅前、富山県小矢部市の三井アウトレットパークにも支店を展開中である。

さて今回訪れた「住吉本店」だが、店内はカウンター10席に加え、座敷に4人掛けテーブルが3卓あり合わせて22席。麺メニューは主力の「肉そば」が醤油、塩、味噌、背脂醤油の4種あり、肩ロース・炙りバラ巻き・炙り豚トロのチャーシュー3種やワンタン、味玉、メンマ、焼きのりを追加トッピングすることも可能だ。

ほか「背脂魚介油そば」「濃厚魚介つけ麺」や、夏季限定で「ピリ辛冷やし担々肉そば」も用意。またライス、チャーマヨ丼、エッグライス、炊込み肉飯といった飯モノも提供している。今回は人気No.1の「肉そば 醤油」を味玉入り・並盛(1020円)で注文。麺の硬さ、味の濃さ、玉ネギと生姜の量を選べるが全て「普通」でお願いした。

着丼までは6分ほど。漆黒のスープは大量の豚肉を香味野菜、生姜などと煮込み、そこにチャーシューダレをベースにした甘めのカエシを重ねたもの。色は濃いが塩味はさほど強くない。豚のコクが強く、あと引くスープである。そこに村上朝日製麺の中太ゆるウェーブ麺が泳ぐ。加水率高めで麺肌ツルツルだが歯切れがよく旨い麺だ。

チャーシューは豚肩ロース肉が7枚ほど。薄切りだが噛み応えがあり、タレが染みて良い味に。味玉は舌の上で黄身がサラリと解ける半熟。ほか玉ネギ、貝割れ、メンマ、ナルト、生姜が乗る。卓上には白胡椒、カレー粉、酢、ラー油、一味があるのでお好みで。食べ応えがある一杯、美味しく完食した。今度はお得な29の日に来よう。

<店舗データ>

【店名】 肉そばけいすけ 住吉本店
【住所】 東京都江東区住吉2-25-1
【最寄】 都営新宿線「住吉駅」B1出口徒歩1分

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