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肥宝館 -貧すれば丼する-

【栃木 栃木駅】 麺蔵あつお「鶏塩(870円)+味付け玉子(150円)」

蔵の街・栃木で人気!大葉香る鶏塩

東武日光線とJR両毛線の「栃木駅」北口から蔵の街大通りを北へ歩いて10分ほど。文化会館入口信号を東に折れた先にある人気店「麺蔵 あつお」へ。ご主人の小林篤雄氏は、小山市にある「吉田商店」での修行を経て2016年10月に独立創業。屋号は蔵の街・栃木らしく「麺蔵」と。修行元同様に鶏系ラーメンを主軸に据えて営業中だ。

店内はカウンター6席と小上がりに10席の計16席。混雑時はウェイティングボードに名前を書いて待つルールである。麺メニューは鶏清湯の「鶏塩」「鶏醤油」をはじめ、鶏白湯の「濃厚塩」「濃厚醤油」、塩か醤油から選べる「鶏JIRO」、にぼし醤油、まぜそば、また「鶏塩」を素ラーメンと具材に分けて提供する「塩マニア」を用意。

ほか数量限定で「鶏たんたんめん」「灼熱まぜそば」を。さらに手書きの限定メニューには濃厚サバラーメン、とろみラーメン、旨塩ラーメン、塩焼きうどんもラインナップ。味付きの替え玉「追い玉」や餃子、チャーシュー丼、しぐれ丼、ライス、おつまみなどのサイドメニューもあり一杯飲ることも可能である。

今回は人気No.1という「鶏塩(870円)」に「味付け玉子(150円)」を追加しオーダーした。着丼までは待つこと8分ほど。黄金色で澄んだスープは大量の鶏ガラをじっくり炊いた清湯に、円みある塩ダレを重ねたもの。スッキリした飲み口ながら、芳醇な鶏の旨味と上質な鶏油のコク、そして香ばしさが重なり旨いスープである。

そこに地元・磯屋商店特注の全粒粉入りの中細ゆるウェーブ麺を合わせている。コシがあって小麦の香りも良く、スープとの絡みも良い。チャーシューは噛み応えのある豚肩ロースの煮豚が1枚。繊細なスープの中にあって、わずかに獣臭が残るものの、その肉肉しさが逆に良い。厚めのカットなのでボリューム感も申し分なし。

追加した味玉は黄身がネットリとしており、嫌な臭みは皆無で良い味に。そして刻んだ大葉が爽やかに香り、丼全体の印象をシャープなモノにしてくれる。大葉、追加出来ると嬉しいのにな。ほかメンマ、刻みネギがトッピングされる。クリアながらコクと旨味十分の一杯、あっという間に完食した。次回は白湯を啜りたい。

<店舗データ>

【店名】 麺蔵あつお
【住所】 栃木県栃木市倭町10-14
【最寄】 東武日光線「栃木駅」北口徒歩10分

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