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【栃木 自治医大】 ラーメン専科 竹末食堂 「だし味玉あっさりスペシャル(1120円)」

栃木の名門「竹末」の直営2号店

JR東北本線・自治医大駅の西口から宇都宮方面へ歩いて10分ほど。国道4号=日光街道沿いで2012年11月から営業する「ラーメン専科 竹末食堂」へ。コチラは、さくら市喜連川にある人気店「E.Y竹末」の直営2号店である。運営するのは竹末真和氏が代表を務める株式会社ダイヤモンドZホールディングス。竹末といえば栃木の名門。

県内では他に宇都宮市「CAROL」、鹿沼市「バラックD.M竹末」、小山市「和風ピンポン竹末」、道の駅きつれがわ「竹末 道の駅本陣」を展開。また東京・押上で営業する「竹末東京プレミアム」も行列が出来る人気ぶりだ。E.Y、CAROLなどでお察しだろうが代表は大の矢沢永吉ファンで、屋号のみならず店の随所にYAZAWA要素が。

さて、訪れた「ラーメン専科 竹末食堂」だが、店内はL字カウンター8席とテーブル10席の合わせて18席。混雑時は店前のテント下で座って待つシステムのようだが幸運にも待ち客無し。すぐにカウンターに着席。というのも朝11時から夜9時までの通し営業なので、ピークタイムを外せば、行列無しで啜ることが出来るのだ。

麺メニューだが、まずラーメンは鶏と昆布の「醤油あっさり」、鶏と煮干しの「塩あっさり」、濃厚鶏の「醤油こってり」「塩こってり」、そして鶏と空前の帆立ペーストと表記のある「あっさりスペシャル」「こってりスペシャル」をそれぞれラインナップ。そして「つけ麺」はトリュフと帆立、濃厚鶏だそう。

このほか6月から始めたという「冷やしスペシャル」や、6月の平日夜限定「柚子山葵の鶏塩中華」、この日限定の「冷たいラーメン 北海道オオズワイガニとアサリ」といった個性的なメニューも。一方の飯モノはレギュラーで「トリュフと焼きチーズのご飯」があるほか、本日の飯として「月見ローストビーフ」「温玉と鶏」も提供。

色々と悩んだが、やっぱり「空前の帆立ペースト」は気になる。今回は「だし味玉あっさりスペシャル(1120円)」 を注文した。スープは鶏ベースの清湯で、名前の通りアッサリした飲み口。だがそこに帆立ペーストを溶けば、コクと帆立の風味が広がり一気に表情を変える。こりゃ確かに空前の味変ツールだ。こんなの初めて。

ペーストの上の玉ネギと黒胡椒もいい仕事をしている。一方の麺はパツっとした歯触りの中細ストレート。スープとの相性は抜群だ。チャーシューは超厚切りで噛み応えある煮豚と、レアな仕上がりの肩ロース肉が1枚ずつ。ちなみに肉増しにしたい方は、チャーシュー4枚+味玉の「BOSS盛(420円)」か、8枚の「肉BOSS」がおススメである。

味玉は出汁の効いた黄身がネットリとまとわりつき美味。ほかシャキシャキの青菜、メンマ、刻みネギ、彩りの三つ葉がトッピングされる。帆立エキスを無駄にするまいと、スープまで美味しく完食した。なおYAZAWAファンのみならず、ぜひトイレに入ってみて欲しい。度肝を抜かれるはずだ。次回は限定狙いで来てみよう。

<店舗データ>

【店名】 ラーメン専科 竹末食堂
【住所】 栃木県下野市薬師寺3311-64
【最寄】 JR東北本線「自治医大駅」西口徒歩10分

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