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肥宝館 -貧すれば丼する-

【とうきょうスカイツリー】 MEN do KIZARU「火の鶏そば 濃厚(1200円)+ローストチキン丼(420円)」

竹末東京Premiumの2号店は鶏白湯専門

東武線・とうきょうスカイツリー駅から歩いて3分ほど。浅草通り沿いに9月26日にオープンした「MEN do KIZARU」へ。こちらは押上界隈屈指の人気店「竹末東京Premium」のセカンドブランド。店の公式SNSの投稿から察するにKIZARUは「生猿」=飼いならされていない猿と「黄猿」=THE YELLOW MONKEYのダブルミーニングか。

黒を基調に纏められた店内は二の字に向かい合うカウンターに10席ほど。竹末系列のお店といえばBGMは矢沢永吉が定番なのだが、KIZARUでは前述の通りTHE YELLOW MONKEYの楽曲がループする。そして麺メニューだが、コチラは竹末東京Premiumでも提供されている「鶏そば」を筆頭に据えた鶏白湯専門店となっている。

その「鶏そば」に加え、KIZARUオリジナルの麻辣入り「火の鶏そば」の2軸があり、それぞれ濃厚、つけそば、油そばも用意している。また追加トッピングには味玉、肉増しのほか、ガーリック、ほうれん草、トリュフと3種のバターに加え、パクチー、ほうれん草、炎と3種のペーストもラインナップしておりカスタムが捗りそうだ。

一方、飯モノにはライス、〆のチーズリゾット、ローストビーフ丼、ローストポーク丼、ローストチキン丼が。また、鶏からあげ、肉盛り合わせ、おつまみセットもあり一杯飲ることも出来る。今回は「火の鶏そば 濃厚(1200円)」に、かなり空腹だったので「ローストチキン丼(420円)」 を加えてオーダーした。

着丼までは10分ほど。トロミあるスープは「濃厚」の名の通りクリーミーな仕上がりの鶏白湯。嫌な臭みや脂っぽさは皆無で、カエシ塩味も丁度良く旨い。そこに菅野製麺所製の中太麺を合わせている。コシがありモチモチでスープとの相性は抜群だ。なお「鶏そば」をチョイスすると、麺は低加水中細ストレートだそうだ。

そして徐々にスープに辛みペーストを溶いていく。香辛料の効いたラー油と甜麺醤で味付けされた肉味噌を合わせたもので、一気に丼を支配できるほど香りも辛味も強め。溶くタイミングは要注意だ。チャーシューは薄切りのローストビーフとポークが2枚ずつ。ほか茶褐色で柔らかなメンマ、レタスと水菜、ジャガイモ、紫玉ネギが乗る。

卓上にはレモン酢、白と黒の胡椒ミルがあるのでお好みで。一方のローストチキン丼は、鶏モモ肉に甘めの醤油ダレを絡め白飯に乗せたもの。麺同様にレタス、水菜、紫玉ネギ、そして刻み海苔がトッピングされる。最後は鶏白湯スープを回しかけて美味しく完食した。次回は細麺の鶏そばにトリュフバターを乗せて啜ってみたい。

<店舗データ>

【店名】 MEN do KIZARU
【住所】 東京都墨田区業平1-12-4
【最寄】 東武線「とうきょうスカイツリー駅」徒歩3分

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