激戦区・亀戸で平均点の豚骨醤油系を
JR総武線・亀戸駅東口を出てすぐ。居酒屋が軒を連ねる狭い路地で深夜1時まで営業する「こてんぱん」へ。創業は2007年9月。当時は背脂チャッチャ系でトッピングにフランスパンを乗せた個性的な一杯を提供していた。その後、2009年3月にオーナーチェンジ。メニューもガラっと変わり、今は濃厚豚骨を主軸に営業中だ。
現在、麺メニューは特濃醤油、豚骨、つけ麺、豚骨担々麺を用意。また期間限定で「ニラキムチ味噌」のラーメンも提供している。ニラや辛味、ニンニクが苦手な人への配慮だろうか。ニラキムチをバターか粉チーズに変更も出来るようだ。色々と目移りするが、今回は券売機一番左の「特濃醤油」を特製でオーダーすることに。
スープは豚骨魚介だろうか。豚骨が優勢で濃厚な飲み口だ。細かな背脂の粒が浮き、スープ表面には油の層が出来ているが、粘度がさほど高くないので嫌な重さは全くない。そこに平打ち気味で全粒粉入りの中太麺を合わせている。柔らかめの茹で上がりで、スープからズルズルと引っ張り出すように啜り上げる。
特製のトッピングはチャーシューが3枚、味玉、メンマ、海苔2枚。更に刻みネギ、三つ葉、柚子皮も。チャーシューは低温調理、穂先メンマは胡麻油の香りが良く、味玉は黄身がトロトロでいずれも旨い。最後は柚子皮の香りと酸味でサッパリと完食した。味は良かったが唯一、換気の問題かグリーストラップの臭いがしたのが残念。
<店舗データ>
【店名】 こてんぱん
【住所】 東京都江東区亀戸6-61-1
【最寄】 JR総武緩行線「亀戸駅」東口出てすぐ
