北千住で深夜に啜れる信州濃厚味噌ラーメン
北千住の駅前通り「きたろーど1010」を抜け、日光街道沿いで深夜まで営業する「錠屋」へ。創業者は漫画「あしたのジョー」のファンだそうで、その影響からか店内には昭和レトロなおもちゃがズラリ。カギの字が鍵ではなく「錠」を当てているのも、その影響だろうか。いまは店主は別の方に変わったが、界隈では変わらず人気である。
店先に「信州濃厚味噌」とあるように、看板メニューは味噌ラーメン。このほか、アゴ出汁ベースの醤油清湯「赤丸」、低加水細麺の九州豚骨「白丸」、魚介醤油に胡椒を練りこんだ麺の「黒丸」(つけ麺)の、計4種を提供している。スープごとに違う麺を合わせているのだが、全て自家製麺というこだわりようだ。
今回は「みそネギチャーシュー」をオーダー。花弁のようなチャーシューが印象的だ。スープは豚骨＋鶏ガラの動物系でゴマ風味が香ばしい。味噌は店主が出身地・信州佐久の製造元に自ら仕込みに行っているそうだ。濃厚だがクドくなく、円みのある味わいだ。次は他のメニューも試してみたい。特に黒丸は気になるなぁ。
<店舗データ>
【店名】 らーめん 錠屋（かぎや）
【住所】 東京都足立区千住寿町2-16
【最寄】 JR常磐線「北千住駅」より徒歩10分
★いつの間にか閉店。残念…
