錦糸町の濃厚豚骨魚介の雄「麺や璃宮」
錦糸町と住吉駅の中間で、どちらの駅からも徒歩7分ほど。首都高7号線の南側、四ツ目通り沿いで深夜1時まで営業する「麺や璃宮」へ。以前は「だらんご」という名で博多豚骨系ラーメンを提供していたが閉店。その後、ご主人は修業を重ね2007年に「麺や璃宮」の名で復活した。現在はコチラの本店の他、亀戸にも店舗を展開中だ。
麺メニューはラーメン、つけ麺、油そばの3種を中心に、唐辛子の30倍辛いトリニダード・スコーピオンを使った「激辛地獄ラーメン」や、夕方6時以降限定の博多ラーメン風「りっきゅうさん」も提供。また、餃子などのツマミや、何故か「カレーうどん」に、下町のご当地グルメとされる「純レバ丼」などもラインナップしている。
つけ麺の名店「六厘舎」のインスパイアとの評判もあり、つけ麺も人気だそうだが、今回は「全部入りらーめん」をオーダーした。スープはゲンコツや豚足、鶏のモミジを使った動物系をベースに魚介を合わせたもので、トロみがあり濃厚でアツアツ。カエシはさほど強くなく甘めの飲み口で、全体に黒胡椒が振られスパイシーだ。
トロみのあるスープに合わせるのは浅草開化楼製のツルっとした肌の太麺。チャーシューは柔らかくジューシーな豚バラ肉で、ほか黄身がネットリした燻製の味玉、海苔、材木メンマ、花カツオ、ネギが乗る。個人的には、もう少しカエシが立っている味の方が好みだが、丁寧に作られた一杯で旨い。次は人気のつけ麺を啜りに来よう。
<店舗データ>
【店名】 麺や 璃宮
【住所】 東京都江東区毛利1-18-6
【最寄】 東京メトロ半蔵門線「住吉駅」徒歩7分