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肥宝館 -貧すれば丼する-

【錦糸町】 長男、おかわしゅん「みたらしまぜそば(950円)+味うずら(100円)+追い飯 中(150円)」

長男系3号店はユニークな「まぜそば」が魅力

JR総武本線・錦糸町駅の北口から歩いて3分ほど。北斎通りの一本北側の道に2023年7月1日にオープンした「長男、おかわしゅん」へ。コチラは本八幡「長男、もんたいちお」の3号店だ。軒先の提灯などに似顔絵のあるご主人・大川峻氏は、江古田にある2号店「長男、ほそのたかし」で修業し、錦糸町の3号店を任された。

本八幡「もんたいちお」のルーツは「つけ麺 道」にあり、1号店、2号店は濃厚なつけ麺を得意としているが、ここ3号店は「まぜそば」の専門店。テナントが入る建物の制約でスープを炊くことが出来ないため、この形態になったそうだ。店内は店内はカウンター8席。混雑時は先に食券を購入してから軒先に並ぶシステムである。

麺メニューは「みたらし」「カレー」「ナポリタン」と、いずれもオリジナリティあふれるまぜそば3種をラインナップしている。なお麺量は並盛が200gで、プラス100円毎に大盛(300g)、特盛(400g)、長男盛(500g)、漢盛(600g)と増量可能だ。ただし仕込み量に限りがある「ナポリタン」のみ大盛までとのこと。

また、自家製ラー油、味うずら、生卵、マヨネーズ、ウインナー、タンドリー、チャーシュー、国産ネギ、刻み海苔を追加トッピング可能だ。さらに追い飯、チーズ追い飯が小・中・大とあるほか、自家製の杏仁豆腐も用意している。今回は「みたらし(950円)」の並盛に味うずら(100円)を乗せ、追い飯の中(150円)もオーダーした。

注文時にニンニクを付けるか聞かれ、アリでお願いした。券売機にも注意書きがあるが麺の茹で時間は9分。混雑具合もあり、実際には12分ほどで着丼した。ニンニクは別皿での提供だ。美しい丼相だが、まずは丼底のタレと麺をよくかき混ぜて啜っていく。タレは醤油ベースで甘味があり「みたらし」のネーミングには納得。

ただ、想像していた団子のタレのような感じではなく、甘味は強すぎず。ほのかに酸味も感じられる。決してキワモノの類ではなく美味である。麺は浅草開化楼製の縮れある太麺だ。コシがあり食べ応えも十分。チャーシューはレアな豚肩ロース肉の細切りで美味である。ウズラは味がしっかり染みた物が3つトッピングされる。

ほか味付きの豚背脂、フライドオニオン、海苔、白ネギ、小口ネギが乗る。卓上には黒胡椒、唐辛子、タレ、昆布酢があるのでお好みで。麺もタレも具材も美味で、 あっという間に啜り終えてしまった。麺特盛にすべきだったな。その欲求は背脂と黒胡椒が乗る「追い飯」で満たし完食。こりゃナポリタンやカレーも啜りに来ないと。

<店舗データ>

【店名】 長男、おかわしゅん
【住所】 東京都墨田区錦糸1-8-12
【最寄】 JR総武本線「錦糸町駅」北口徒歩3分

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