博多豚骨+魚介のオリジナリティ溢れる一杯
東武線・春日部駅の西口を出て、駅ロータリーから一直線に伸びる「ふじ通り」をまっすぐ歩いて4分ほど。昼11時半から深夜まで通しで営業する人気店「平九郎R(へいくろうアール)」へ。創業は2009年5月。現在は春日部本店に加え、越谷市東大沢にも支店を展開中である。ちなみに平九郎Rの「R」はラーメンの頭文字だそうだ。
麺メニューは、細麺の博多豚骨ラーメンに魚介出汁を加えたオリジナルの一杯「平九郎ラーメン」を主軸に、マー油を加えた「平九郎黒」、辛味入りの「平九郎赤」、そして焼き鯵出汁で呑んだシメに丁度良い清湯「フィニッシュラーメン」を用意している。今回は「平九郎ラーメン」にチャーシュー(1枚100円)と味玉(100円)を加え注文した。
平九郎オリジナルの一杯ではあるが、博多豚骨をベースにしているので、麺の固さを普通、カタめ、バリカタ、ハリガネからオーダーすることが出来る。さらに味の濃さ、油の量も選ぶことが出来るが、今日は初訪問なので全て「普通」でお願いした。細麺なので茹で上がりが早く、3分ほどで着丼。
スープは臭みの少ない豚骨白湯に、節系などの魚介を合わせたもので、サラサラした飲み口。結構、魚介が効いているものの、あくまで博多豚骨の枠からは出ないという感じで面白い。麺は一般的な博多豚骨より若干太いだろうか。小麦の香りをしっかり感じる低加水麺で、もちろんスープとの相性も悪くない。
チャーシューは醤油ダレで味付けされたバラ肉で脂たっぷり。ほか、黄身ネットリの味玉、刻みネギ、キクラゲ、海苔、そして白胡麻が乗る。卓上には生姜の醤油漬けとニンニクがあり、どちらもスープと良く合う。麺類は全て替玉1回無料ということで、もう1玉啜って完食。次回は「黒」も啜ってみたいところだ。
<店舗データ>
【店名】 平九郎R(へいくろうアール)
【住所】 埼玉県春日部市中央1-2-6
【最寄】 東武スカイツリー線「春日部駅」徒歩4分