手足の動きが体を治します

正し手足の動かし方が、健康な体をつくります

交感神経と副交感神経、どちらが大事?

2017-04-05 15:06:33 | 新潟県 長岡市 健康  腰痛 肩こり 変形性膝関節症 先天性股関節脱臼 耳鳴り

手足を治すと体が治ります

 
二つの神経として考えると、
交感神経が本来の働きを十分にして、
適当なところで、それを抑えてバランスを、
取っている状態が理想的と言えると思います。
 
この働きは、自分の持てる力を最大限に、
引き出さなければいけない、
スポーツの中に見る事が出来ます。
例えば、
陸上競技のハンマー投げや槍投げなど、
投げ終えた後で、気合の声を上げている場面を、
見かける事があります。

本来、
投げる前に気合を入れる方が、
理解し易く思えます。

ところが、 
投げる瞬間は体を活動的にする為の、
交感神経が強く働いています。(血圧が上昇)
そして、
投げ終わった後は、早く元の血圧に戻して、
体を安全な状態にする必要があります。
この時、声を出す事で声帯が働きます。
そうすると、体をリラックスさせて、
血圧を下げる働きのある副交感神経を、
働かせる事が出来ます。
 
声を出すと言う事は、精神的な理由だけではなくて、
二つの神経の働きを整える意味があった訳です。