手足の動きが体を治します

正し手足の動かし方が、健康な体をつくります

認知症と足の筋肉

2017-02-18 17:12:35 | 新潟県 長岡市 健康  腰痛 肩こり 変形性膝関節症 先天性股関節脱臼 耳鳴り

GEDC0038

 

 
 
認知症には、
いろいろな原因が考えられる様ですが、
その中でも、
脳脊髄液が影響を与える、
正常圧水頭症について、
考える事にします。

脳脊髄液は、
脳で作られ、脳と脊髄の周りを
満たしています。
栄養を与えたり、
衝撃から組織を守る働きをしています。

ここで、必要な量だけ作られ、
循環したものは、
組織から吸収される事で、
適当な量を保つ事が出来ています。

ところが、
組織からの吸収が妨げられると、
液体が、脳を圧迫する事になります。

そうすると、
特に、頭の前の部分、
前頭葉に影響を与える様です。

物を考えたり、
判断したり、
物事に対する意欲が
衰える様になります。

また、歩く事、
振り返る動きが、
不安定になり、
症状が進むと失禁なども、
現れる様になります。

ここで、
脳が萎縮するから、
そこに脳脊髄液が増えるのか。
それとも、
脳脊髄液が脳を圧迫するから、
脳が萎縮するのか。

これには、
個人差があり、
どちらが優先して起こっているかの判断は、
難しい様です。

上半身の組織の柔軟性は、
下半身の筋肉の力、
足の筋肉の力によって、
支えられています。

この事が、
徘徊をする事で、
少しでも足の筋肉を使い、
上半身の柔軟性を取り戻したいと言う、
無意識の行動に繋がります。

以前は、徘徊を止めていたそうですが、
見守る方と一緒に、
気ままに歩いてもらう事で、
その後、
落ち着きを取り戻す事が、
あるので、
現在は、あえて止める事は、
ないそうです。

この事は、
程度の差こそあれ、
一日の内に於いて、
誰にでも起こっている症状になります。
眠りを取る事で回復させる事が、
出来る為、
体調不良に繋がる事は、
ないと思われます。