日記

日記

曇りのち晴れのち雨

2009年12月30日 | 徒然日記・日々の記録
今日はのちのちの一日となり、日中は誠に暖かくなりましたね。

終日寺院勤務

寺務・墓苑御正月鏡餅セット一斉お供え・ゴミ収集・清掃などして過ごす。

御正月鏡餅セット一斉お供えは、事前に頼まれましたところを一気にお供え終えました。かなり疲れましたね・・

納めのお参りは誠に佳境であり、参道は一時かなり渋滞しました・・

階段から滑り落ちて強打した尾てい骨は、ようやく少し痛みがましになって参りましたが、本日に無理に動かしまくったため、また痛くなってしまいました・・最悪でありんす・・

明日は大晦日。除夜の鐘であります。例年通りに開催いたします。
午後11時(開門)から翌・午前0時30分(閉門)
私は本堂にて除夜の鐘の間、法要を勤めさせて頂きます。

門はいったん午後5時にて閉門し、午後11時に再開門致します。そこから除夜の鐘が始まり、元旦・午前0時30分頃までで終わって閉門。午前6時に普段通りに開門となります。ご確認の程、宜しくお願い申し上げます。

一部ブラウザでは画像が表示されないことがあります。

画像専用のページ
http://ameblo.jp/hidetoshi-k

・・

現代仏教学を再生するためのホームページ掲示板投稿より・・

mixiのコミュニティ「仏教」におけます中論・「観涅槃品」(第二十五)の最終偈についての考察からの引用抜粋でございます。

以下、引用抜粋・・

・・前略・・

以下、中論の邦訳は〔中論(上・中・下) 三枝充悳訳注 第三文明社・レグルス文庫〕より引用致します。

中論・「観涅槃品」(第二十五・第二十四偈)『〔ニルヴァーナとは、〕一切の得ること(有所得)が寂滅し、戯論(想定された論議)が寂滅して、吉祥なるものである。ブッダによって、どのような法(教え)も、どのような処でも、だれに対しても、説かれたことはない。』

まず、前半について考えて参りたいと存じます。

一切の得ること(有所得)が寂滅し・・縁起的・空性的あり方を理解し、あらゆる一切は実体が無く、得るための主体も、得れる対象となる客体も、いずれにも実体が無いため、何も得る実体たるところも何も得れる実体たるところも無いということであるかと存じます。

般若心経における「無所得」とほぼ同意の事態のことを示しているものであると考えます。

戯論(想定された論議)が寂滅・・縁起・空性の理解から、四句分別・「非有、非無、非有無、非「非有非無」(非非有非非無)」を理解し、更に言語活動・言語表現の限界を理解して、もはや一切の想定された論議も止み、「無記」への論理的道筋をしっかりと理解し、最高の真理である勝義諦・第一義諦のありようを真に了解するということであるかと存じております。

もちろん、このあたりのことは、「二諦をめぐる解釈の問題」が控えておりますが、あらゆる一切における世俗諦と勝義諦のありよう(世俗諦によって勝義諦があり、勝義諦によって世俗諦があるという、縁起的・空性的あり方における勝義諦についての理解も含めて)について了解した上で、「勝義の空」の真たるが何であるかも完全に了解し、様々な虚妄分別・分別執着によって迷い・苦しんでいる者に対して、自由自在に方便を用いながら、その迷い・苦しみを解き放つことができるようになるための仏道が完全に完成し、慈悲の実践を展開していくことに繋がるものであるかと存じております。 ・・中略・・

後半・・「吉祥なるものである。ブッダによって、どのような法(教え)も、どのような処でも、だれに対しても、説かれたことはない。」

縁起的・空性的あり方(○によって非○があり、非○によって○があるとして、一応、○も非○もそれぞれ仮において言えるものの、○だけでは○は成り立たない、非○だけでは非○は成り立たない、○にも非○にも実体は無い」)の理解から、無所得(無実体・無自性)、言語道断・無記・戯論寂滅(四句分別の否定「非有、非無、非有無、非「非有非無」(非非有非非無)」)への論理的道筋をしっかりと理解し、最高の真理である勝義の空・勝義諦・第一義諦のありようを真に了解することは、いかなる虚妄分別・分別執着も打ち破り、いかなる迷い・苦しみもを打ち破る、無上甚深微妙の法にして真なる涅槃に至るための実にすばらしく吉祥なるものである。

「ブッダによって、どのような法(教え)も、どのような処でも、だれに対しても、説かれたことはない。」・・お釈迦様・諸仏・如来によって、言語活動・言語表現を扱った世俗諦における諸々の教説は、対機説法・方便として、様々な者に対してそれぞれが色々と抱えている虚妄分別・分別執着のその一つ一つを打ち破らせるために説かれているものに過ぎず、最高の真理である勝義の空・勝義諦・第一義諦としての無上甚深微妙の法のありようは、いかなるところにおいても、誰に対しても説かれたことはない。

最高の真理である勝義の空・勝義諦・第一義諦としての無上甚深微妙の法のありようは、それぞれがそれぞれにおいて真に了解すべきものであり、お釈迦様・諸仏・如来の慈悲によって、言語活動・言語表現を扱った世俗諦における諸々の教説から、それぞれが色々と抱えている虚妄分別・分別執着、迷い・苦しみのその一つ一つをそれぞれが打ち破るために、勝義の空・勝義諦・第一義諦を真に了解し、真なる涅槃に至ることが何よりも重要であると存じております。当然にその了解したる最高の真理である勝義の空・勝義諦・第一義諦は、もはや言語活動・言語表現を超えたものであって、いかなるところにおいても、誰に対しても説けるものでもないと存じております。・・後略・・

・・引用抜粋ここまで。

・・

民具供養館・開館20周年記念・特別展示

「職人の技」
内容 20人に及ぶ職人の物づくりの工程の写真パネル展示と仕上げられた完成品の展示
「包丁鍛冶・注連縄づくり・菅笠づくり・板草履づくり・草履鼻緒づくり、他」
期間 12月28日(月)~ 1月10日(日)
時間 午前9時から午後4時まで
場所 客殿「有恩閣」玄関にて
お気軽にご覧下さいませ

展示の様子












・・

往生院メールマガジンNO.75発行

2009年12月28日発行 第75号
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[往生院メールマガジン]          
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岩瀧山 往生院六萬寺  http://oujyouin.com/
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▼INDEX▼

■ 民具供養館・開館20周年記念・特別展示

■ 行事お知らせ

■ 主な年間行事・毎月行事案内

■ 平成22年度 年忌表

■ 編集後記 

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■ 民具供養館・開館20周年記念・特別展示

  「職人の技」
  内容 20人に及ぶ職人の物づくりの工程の写真パネル
     展示と仕上げられた完成品の展示

  「包丁鍛冶・注連縄づくり・菅笠づくり・板草履づくり・
草履鼻緒づくり、他」

  期間 12月28日(月)~ 1月10日(日)
  時間 午前9時から午後4時まで
  場所 客殿「有恩閣」玄関にて
  お気軽にご覧下さいませ


■ 行事お知らせ

  大晦日・除夜の鐘
   午後11時(開門)から翌・午前0時30分(閉門)

  1月1日・修正大般若法要
般若札の配布 午前10時頃から

1月1日・仏殿秘仏ご開帳
午前10時から午後3時

1月2日・民具供養館開館
    午前10時から午後3時


■ 主な年間行事・毎月行事案内

1月1日・修正大般若法要
      ・仏殿秘仏ご開帳
2日・民具供養館開館
5日・小楠公忌

2月3日・節分会
15日・釈尊涅槃会

3月18日~24日
     春・彼岸施餓鬼法要

4月8日・釈尊降誕会

8月13日~15日
      ・お盆施餓鬼法要
24日・地蔵盆法要

9月20日~26日
     秋・彼岸施餓鬼回向

  10月5日・先代住職毎歳忌

12月8日・釈尊成道会

大晦日・除夜の鐘

毎月の主な行事

1日 往生院稲荷大明神御供養
5日 小楠公・先住御供養
18日 奥の院観音菩薩御供養
24日 水子地蔵尊御供養
28日 岩瀧不動明王御供養

■ 平成22年度 年忌表

   一周忌 平成二十一年
     三回忌    二十年
     七回忌    十六年
    十三回忌     十年
    十七回忌     六年
   二十三回忌 昭和六十三年
   二十五回忌   六十一年
   二十七回忌   五十九年
   三十三回忌   五十三年
   三十七回忌   四十九年
    五十回忌   三十六年
    七十回忌    十六年
     百回忌 明治四十四年

■ 編集後記

  今回の往生院だより60号・平成22年1月新春号裏面には、
 皆様方が日々御供養を勤められておられますご先祖様の
 回忌についての忌名・十王・本地・忌の異名、更に各回忌
 において供養を行う諸仏・諸王の対象などにつきましての
 詳しい参照の表を載せさせて頂いております。
  さて、いよいよ春彼岸まで残すところ三ヶ月あまりになり
 まして、施餓鬼法要の際にお配りさせて頂く予定としての
 施本シリーズの論考も現在、六弾目に入っております。
  ただ、前回の施本「仏教・縁起の理解から学ぶ」からの
 目覚ましい進展はそれほど期待できないものと思って頂
 ければと存じております。
  それは、仏教の最高真理としての「勝義諦・第一義諦」
 は、もはや言語活動を超えての言語道断・戯論寂滅の
 ところであり、どのように頑張ったとしても、言語表現の
 限界はやむを得ないからでございます。
  もちろん限界は限界としても一歩一歩と考えております。

・・

さて、最近はmixiのコミュニティ・仏教のトピック「ダルマキールティ論師の刹那滅論証(瞬間的存在性論証)」におきまして仏教論考を継続させて頂いておりまして、現在は特に龍樹論師「中論」の理解も平行して鋭意進めております。

そのコメント投稿におきまして、先日のオバマ米大統領・ノーベル平和賞・受賞演説の内容につきまして扱わせて頂きました。

コミュニティ・仏教

トピック・ダルマキールティ論師の刹那滅論証(瞬間的存在性論証)

89  2009年12月11日 21:50

引き続きまして、中論・「観涅槃品」(第二十五)を扱いまして、「中論」の説く「ニルヴァーナ(涅槃)」の考察を行って参りたいと存じておりますが、

少しその前に・・昨日のオバマ米大統領・ノーベル平和賞・受賞演説の内容は誠にやや残念でございました・・

米大統領選の当選直後にダライ・ラマ14世師と会談した際に、ダライ・ラマ14世師から中観思想の視座によっての平和・戦争のありようについての示唆を得られておられるものであるかとご期待申し上げておりましたが・・「平和のための戦争」を肯定してしまうような受賞演説の内容には少し失望を覚えました・・

最近のダライ・ラマ14世師との会談を延期したオバマ米大統領のありよう、もちろん、今回の受賞演説の内容のありようも鑑みますと、相当に何らかの圧力があってのことであろうとも存じます・・オバマ米大統領の真意の内容では無いのかもしれませんが・・

「戦争によって平和がある、平和によって戦争がある」と縁起的・空性的あり方においてそれぞれは仮に言えたとしてもそれぞれは実体の無いものであり、いつまでも平和だ、戦争だと実体視して執着し続けている限り、戦争は決して無くなることはあり得ませんし、真に平和に至ることもあり得ません・・

戦争利権を貪り、執着するものたちがいるかぎり、そのものたちが虚妄分別・分別執着で自作自演にて産み出し続けながら、しかも変化してゆく「平和」と「戦争」の定義に、世界の人々が実体視して執着させられてしまう限り、戦争は無くならず、真なる平和も得られないものでありますでしょう・・

このことは、最近の環境利権においても同様のことが言えるかと存じますが・・

誠にどこか寂しい限りでございますね・・

もちろん・・

以前にも引用にてコメントを述べさせて頂きましたこととなりますが、

以下、引用・・

国家破綻研究ブログ
http://gijutsu.exblog.jp/

リーマンショック1周年 何が明らかになり、何が変わったのか 変わらない強欲
http://gijutsu.exblog.jp/8971065/

におきましてコメント投稿させて頂いておりますように、

「リーマンショックから一年を振り返ってのまさに的確な分析であると存じます。確かに、「世界経済奥の院」が現在進行形で一体何をどうしたいのかということは、なかなか読み解くことは難しくあります。ただ世の流動における歴史の厳然たる結果を見ると、遡って、ああ、そういうことを考えていたのかということは理解することはできます。しかし、その内実のほとんどはkanconsultingさんのおっしゃる通りに傲慢に利権を貪る者の「強欲さ」が反映されているものばかりであり、相変わらず浅ましく下らない愚かなことの繰り返しであります・・

この負の連鎖をいい加減に断ち切らない限りは、同じことの繰り返しとなってしまいます・・私はこの繰り返し(輪廻)を断ち切るには、お釈迦様の仏法真理とその実践(慈悲)が必要であると強く考えております。特に現代社会においては、ナーガールジュナ(龍樹)論師以来の仏教・中観思想の考究とそこからの実践が重要と存じております。」

と致しまして、「世界経済奥の院」の強欲・傲慢さが生み出し続ける数々の人間世界の苦しみを無くすためには、何としても「世界経済奥の院」たちに仏法真理、その一つとしての中観思想も学んで頂き、理解して頂いて、そして、そこからの慈悲の実践を行ってほしいという想いがございます。

・・引用ここまで。

このように述べさせて頂きましたように、中観思想の学びとそこからの実践は実に現代世界においては重要であると存じております。

とにかく、あまりにも微力でありまして、浅学菲才の未熟者でございますが、少しでも中観思想の学びとそこからの実践を行っていけましたらと存じております。

誠に皆様方におかれましては、ご賢察賜りまして、ご理解を賜れますよう、何卒、宜しくお願い申し上げます。

・・ここまで。

とにかく中観思想の学びとその実践が、現代社会においては誠に重要であると存じております。誠に一つ一つでございます。

これから更に仏教の学びを進めるための文献・第三弾

現在、ダルマキールティ論師の瞬間的存在性論証(刹那滅論証)の論考を中心として、仏教の存在論・時間論・認識論・論理学について全般的な学びを進めております。mixiのコミュニティ・仏教のトピック「ダルマキールティ論師の刹那滅論証(瞬間的存在性論証)」におきまして意見交換を活発にさせて頂いております。龍樹論師「中論」の理解も平行して鋭意進めております。

コミュニティ「仏教・中観思想・空思想を学ぶ」も立ち上げさせて頂きまして運営致しております。mixiに参加されておられます方は、是非、検索して頂きまして、ご興味がありましたら参加して頂ければと存じます。

コミュニティ紹介文「このコミュニティでは龍樹(ナーガールジュナ)論師以来の「中観思想・空思想」の発展について全般的な学びを進めていくために、色々と論題を設けて、意見交換・討議を行って参りたいと存じます。是非、奮ってご参加下さいませ。」

施本「仏教・縁起の理解から学ぶ」
http://oujyouin.com/enginorikai.html
施本・「仏教・空の理解から学ぶ」
http://oujyouin.com/topengi.htm
施本「仏教・空の理解」
http://oujyouin.com/sunyatop.htm
施本「仏教 ~ 一枚の紙から考える ~」
http://oujyouin.com/buddhism1p.html
施本「佛の道」
http://oujyouin.com/hotokenomichi.html

これから更に仏教の学びを進めるための文献・第二弾

これから更に仏教の学びを進めるための文献・第一弾

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さて、来期の大幅な税収減予測と民主新政権・予算編成での新規国債増発懸念が高まり、日本債券市場の動向注視の情勢下となっております。長期金利上昇への圧力が高まりつつあるというところですね・・非常に危惧すべき事態であります・・

日本国財政破綻Safety Net
http://wanderer.exblog.jp/

国家破綻研究ブログ
http://gijutsu.exblog.jp/

本石町日記
http://hongokucho.exblog.jp/

経済コラムマガジン
http://www.adpweb.com/eco/

JMM
http://ryumurakami.jmm.co.jp/

少し過激な言論活動が展開されていますが、東海アマさんこと岩瀬氏の情報収集内容について注視の必要があるかと存じます。

「東海アマチュア無線地震予知研究会」さんのホームページ
http://www1.odn.ne.jp/~cam22440/

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