流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

Free! 1話 を語る

2013-07-21 21:56:24 | <Free!>


京アニ新作。
今作の発表についての流れについては引っかかる点がいくつかあるけど、まあどうでもいい話。
今までがどちらかと言えば男性向けの美少女モノをやっていた京アニが、
筋肉強調のイケメン男子アニメ、つまりは女性向け作品を作るその新鮮さ、狡猾さに震える。

しかしFree!見てるとある意味原点回帰的というか京アニ的な絵柄なのかなと思う。
西屋さんがやってるから氷菓の延長であるのは間違いないんだけど、
筋肉というか体のラインの切り取り方が特徴的かなぁと。
丸みを帯びているというよりは角ばった印象を受けるというか痛そう。
http://yaplog.jp/lucyman/image/1950/4133
京アニの元々の絵柄が濃い親父とか堀が深いものでしたし(中二病1話で復活気味だった)、
リンクで上げたように拳の切り取り方もユニーク。
今回の筋肉の描き方もこうしたものの延長線上にあるのかなと思います。



アバン、OP、本編冒頭と繰り返し手を伸ばして引き上げるとこが強調されるけど、
妄想を掻き立てるためのサービス以外に、キャラクター間の関係以外に、
遥を水中から引き上げることについての意味合いとかに繋がってくるのかなー、
なんて思ってみたり。
アバンだと水と存在を認め合う!っていうところでも手を繋いでるし、何かしらはあるんだろか。





水中の4人とそれ以外の1人。
Free!は5人で大会を勝ち上がるとか熱血タイプの話になるのかなと漠然と思ってたけど、
あくまで5人の関係性を重要視していくのかなと。
CMで見たイメージとはまたちょっと違っていて新鮮な1話でした。
CMは水泳っていうテーマの新鮮さと映像のクリーンさを味わいつつも、
結局イケメンっていいよね、ぐらいのテーマしか無かった気がするので。



しかし1話から体見せつけたりとか、
やや女言葉っぽい男子とか水着でエプロンつけちゃうとか、
泳げることに関して目を潤ませるとかキャッチーな演出が多くて、
やっぱそういう層にアピールしまくる作品なんだなーとそのわかりやすさに驚かされる。
まあ見たまんまなんだけど、やっぱり今までがコッチよりだったので、
ソッチよりに躊躇いなく入っちゃうその振り切り方に笑うしかないというか。





今作は青さっていうのが引き立っててそこに目を奪われるんですが、
対して紅一点、じゃないけどメインの女性キャラが紅い髪っていうのは、
やっぱ対比としてやってるのかな感が。
兄妹繋がりでもあるし、男女対比でもあるのかな、と。
ということはつまり遥は攻め、ということになるのだろうか。
まあとりあえず作品のテーマとなる青さを起点にした色彩が落ちついてるしカッコイイなと。
氷菓のシックな高級感とは違った爽やかなイメージがやっぱいいのかな。







どちらがカッコよく服脱げるか対決か。
服を脱ぐ動作からスカッと服を投げ捨てるのがカッコイイですね。
特に遥の服を後方に投げるのを画面外の動作で見せていてカッコイイですね。
凛が割と激しいアクションやポーズを取ってるんで、その対比としてもスマートグッと来る感じ。



ゴーグルのオバケや手の強調。
スピード感のあるシーンでのアクションの遊びが楽しいです。
やっぱカッコイイとオールオッケーな感じになりますね。
この辺は京都の動かし方って感じだったけど、どうなんだろう。



水中とかやっぱり青さっていうのが目につくので、
こういうシーンの明るさが温かみに溢れたシーンのように映ります。
凛が冷たい人間になっていたっていうことへの暗さ、
場面転換として極端な明るさっていうのをやりたかったのかな、とも。
内海監督が今まで白昼夢というか、
夢の中の出来事っていうのをよく演出されてたんでセルフツッコミ的なシーンでもあったのかな。
そういえば氷菓でも心霊現象的な回やってたし、あの回が筋肉の始まりでもあったような。
氷菓 7話 を語る



しかし筋肉のシルエット的が変身ヒーロー的な感じに見えちゃうな。
ちょっと肩を強調するような感じというか。

脚本:横谷昌宏
絵コンテ/演出:内海絃子
作画監督:西屋太志

何気に絵コンテ/演出みたいな表記ってそんなになかったような?
とりあえず内海監督作ということで始まりましたね。
もう3話までやってるという衝撃。
1話を見る限りだと見るのにあまり苦にならなそうな感じ。
媚びてる感じ全開ですけど、アップ多めかなって感じでしたけど、
合間のかっこ良さや青を基準にした画面の移り変わりとか、
そういうのが新鮮だったのでやっぱ楽しいですね。
2話以降も見るのが楽しみです。



そういえば中二病、劇場版になるんでしたね。
タイトルがかっこ良すぎるんでそれだけでワクワクさせられます。


アニメ雑記 7/20 を語る

2013-07-20 01:26:37 | ■アニメレビューとか
●とある科学の超電磁砲 16話



この辺の美琴の急ブレーキの一連は見てて引っかかったな。
足ブレーキで滑るように止まる動きっていうのがやっぱ目を引きますね。
目線を横に向けながらの横顔を強調する感じがまた目を引かれるところかなーと。
あと美琴がまた走りだしてバストショットで止まる辺りも腕の動きで大きく見せてるのが気になる。
プリキュア5 gogoの田中宏紀さん的な。
今回の田中さんは一方さんの竜巻辺りがそれっぽい感がするのでフォロワーな方なんだろか。
画面外に走りだした美琴を追うPANの意外性とか色々楽しい。
月のアップからのいきなり引いたりだとか驚かそうとするサービスっぷりとか、
この辺はやっぱ岩瀧さんのコンテなのかな。



一方さん的に月が不吉なものになっている、という。



激しいアクションというよりは構図で見せる回だったのかなと思います。
上条さんの右腕が炸裂するところはそのキマったところの勢いっていうのを見せてくれていて、
絵のケレン味を味わう回だったのかなと。



一つ一つのショットの新鮮さが楽しい回というか。
一方さんがふっ飛ばされるのを強調したところから、
その有り得なさっていうのを美琴の視点を通して見せるにカメラを引く処理だとか、
ちょっと処理が浮きすぎてる感もあるけど目を引かれてますね。





求めた自分の強さではなく、世界を支配することで力を誇示する一方さん。
こういう手を伸ばした構図って監督とらドラでも使ってたなと思ったけど、
やっぱそういう手を伸ばした先の変化、
天を仰ぎながらその天と地の空白にあるものっていうのを見せたいのかなーとか。
原作通りかもしれないけど、ちょっと気になるところでもあったり。

しかし宇宙ではなく地球を支配するって考え方は重力に魂を引かれたものって感じなのかな。
地面にねそべってしまうことで自らも所詮は人間だと悟ってしまった的な。
まあどうでもいい話。
大気の動きの表現なんかはどういう風にやってるのか気になる感じ。

しかしここにきて禁書とはもはや別物のシーンになってきているので、
それが楽しい半面、超電磁砲っていうのがシリーズでどういう作品として扱われていくのか、
っていうのも気になる感じ。
アニメ作品内で個別ルートがあるものがいくつかあるけど、
これは外伝作品っていう大きいタイトルで別ルート、別視点をやっているので、
最終的に禁書とは違うルートを通る可能性っていうのも出てきているのかなと思ったり。
2クール目がどういう流れで進行するのか楽しみです。


アニメ雑記 7/15 を語る

2013-07-15 22:53:49 | ■アニメレビューとか
取り留めのない感想でも。


●戦姫絶唱シンフォギアG 2話



マリアのマントアクションがかっこ良かったな。
自分の中でマントと言えば真ゲッターロボ地球最後の日だったり。
エフェクトの延長としてのマントアクションっていうのがダークヒーロー的な感じでグッと来る。
しかし翼がマントの攻撃受けてガングニールだと断定する流れが如何にもこの作品らしい感じだなー。

翼とマリアはライブ見てても感じましたけど、
巻き毛のマリアとストレートな翼で髪の印象から戦い方までが対比的で、
そして自分はどっちかというとやっぱマリア派なんだよなーというのを思ったり。
今期は今作1話のライブが個人的にはやっぱ一番グッと来る感じ。
未だにリピートしてる。


●猫物語 白



なんか最近ウテナ一気見したからかアンシーを思い出しちゃうな。
箱のなかで眠る羽川の白い輝きなんかが目を引くOPだったかなーと。
月の情景など目を引く絵の転換が小気味よい感じかなと。



お風呂で女の子がイチャイチャって意外とファンタジー。
男同士で洗いっことかどう考えてもないし、女性もそうなのでは、という。
自分の中で百合ものっていうのを意識しだしたのって青い花前後だと思うんだけど、
今の百合市場を育んできたのは女同士で胸揉むとか、
風呂場でのイチャイチャなんじゃないかなーと思えたり。



髪いじりなんかもそうかも。
やっぱお互いを触り合うっていうのはその近さっていうのを意識しちゃうというか。
この辺の触れ合いも羽川の特殊性に繋がってくる部分なんだろか。
家族はバラバラ、友人とはベタベタ。
今まで物語シリーズで気になる感じっていうのはあんまりなかったけど、今回はちょっと楽しみ。


●きんいろモザイク



1話で他の日常系作品からの差別化を図ろうとしている点が面白い。
きらら系は正直もう過剰供給という感もあるので作品群に埋もれないように、
1話から引きの強い演出をしているのが面白いなと。
ずっとシネスコで続く画面をビスタで見るのは窮屈に感じるけど、
超電磁砲Sの感想でも書いたようにキャラクターの心情を絞ってみせる意図、
っていうのがわかりやすく、幼い彼女たちのやり取りが微笑ましくて可愛らしくてグッときたな。
主題歌がポップな感じだったので、
ここからはいつもの日常系作品的な感じになっていくのかもしれないけど、
1話で文化の違いに触れてたように異文化交流なやり取りが新鮮な作品だといいなと思ったり。
タイトルロゴもシンプルで素敵だったなぁ。


●サーバント×サービス



流行りの5分、15分アニメかと思ったら違った。
各キャラの日常模様を楽しむ分にはいけると思うけど、
如何せんキャッチーさに欠ける印象。
個人的には茅野愛衣、中原麻衣成分で何とか見れそう。


●げんしけん 二代目



正直げんしけん続行する意味あるのかなーと思っていたのでアニメ化聞いた時うーん、
って感じだったけど思ってたより普通に見れる。
声優交代が個人的には残念だけど別にあってなくもないのでまだ大丈夫。

個人的に男の娘っていうのは男になる瞬間っていう魅力を秘めてるのか、
と記憶に残ってる作品から思ってるんだけど、まあそういう方向には向かないんだろうな。
今のところ私がモテないのは~とか俺ガイルとか自虐に走る作品群が流行ってるので、
1人のオタクとしてそういうのを味わうのも悪く無いかなーとか。


●幻影ヲ駆ケル太陽



友岡さん最近全然見かけないなーと思ったらこんなタイトルをやってたのか。
主要なアクションは伊藤浩二さんがやっぱ見てるのかな。
友岡さんの炎エフェクト好きなんでガッツリそういうのを見れる回があったらいいな。
監督も盛り上げてくれる方なんで、この残酷な話をどう持っていくのか楽しみです。


●犬とハサミは使いよう
OPの見づらさにこれがGONZOクオリティと思わずにはいられんかった。
もっとダウナーな雰囲気かとおもいきや櫻井のおかげかポップな雰囲気で、
見るのはそんなに難じゃない。


●神様のいない日曜日
中二全開なのはいいけど、主人公を受け入れるのが難しい。


●有頂天家族
四畳半神話大系のときも思ったけど、根本的に自分に合ってない。
やっぱ美少女が出てきたり色んなキャラが殴り合いしてる作品のが見やすい。
ガッチャマンと一瞬混同した。


●神のみぞ知るセカイ 女神篇
カノンちゃんデビューしたときはこんな押しまくりで中の人大変だなー、
とか全く興味なかったんだけど、ホライゾンを経由して意外にイケる感じに。
監督が変わってどうなってくるのかが少し気がかりかな。


●私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!
原作既読。
久々にシルバーリンク作品では見続けられそうな。
大沼さんの演出で何処まで見せてくれるのか楽しみ。

●ステラ女学院高等科C3部
田村ゆかり呼んできてーという感じ。
ガルパン的なのを狙ってるのかな。辛い。


●ハル
牧原亮太郎監督作ということだし、見てきた。
日笠陽子が歌ってるとSinging!が頭をかすめてしまうなぁ。
ありふれてるけど一度きりのステージ。

お金の話ばかりするんでサイテーだなーとか思ってたけど、
お金はやっぱり大事なので非難するのもどうかなとも思ってしまう。
ただ結果的には金のために色々なものを無くす話でもあったので、
金の有り様っていうのは結婚などを考えてる人には切実に見える作品だったのかなと。


●劇場版『銀魂完結篇 万事屋よ永遠なれ
銀ちゃんがヒーローしてて良かった。
お妙さんと銀さんが対面してる辺りとか、最後の方とか涙なしには見れんかったけど、
その合間に絶妙なギャグを入れてくるんで涙あり笑いありの作品として楽しめて良かったな。
完結編っていうのは嘘で紅桜的な感じなんでしょ、最初もやってくれてたし、
って思ってたけど予想以上に綺麗に〆ててちょっと呆然としてしまったなぁ。


とある科学の超電磁砲S 14話 を語る

2013-07-14 14:03:52 | <とある科学の超電磁砲>
超電磁砲は禁書とも被ってくるところが勝負どころだと思っていたので、
そういう回でこうした力強い回が出てくるところに痺れますね。
個人的に超電磁砲の丁寧さには凄く安心させられるので、
残りの1クールも楽しませてもらえるところが多そうで期待してます。

そんな超電磁砲ですが、やっぱり11話には少し思うところがありました。
1期で映像化した部分をどう消化するかっていう部分で。
自分的にはやはり一度映像化したところを違うものにするっていうのはやっぱり嫌で。
特に11話の自動販売機での砕けたやり取りがやっぱり好きだったので、
変えてほしくないっていう気持ちが強かったんですよね。

ただ監督自身がコンテを切っているっていうのは監督自身の覚悟の現れのように思ったので、
あんまり言いたくないなと思ってたり。
でも言うと、やっぱり嫌でした。

個人的には禁書原作、超電磁砲原作、禁書1期、そして超電磁砲Sとメディアの違い、
主人公が違うことによるニュアンスの違いっていうのをもっと拾っていける作品だと思ってましたけど、
その辺の話はあんまり目に見える範囲では見かけない感じ。



とりあえず本編。
上条さんが左手で美琴を止める辺りなんかは誠実さが出てて好印象。
嘘じゃない。どかない。
美琴を止めるのに力でねじ伏せるんじゃなく、分かってもらうための措置。
その行動に偽りがないことをこうして前々から見せてるのが、
上条さんの誠実さに繋がっててグッと来る感じ。



1期の時は美琴が橋の柵を触っていきながら話すのが印象的でしたが、
今期は光の使い方が印象的でした。
特にこの橋のライトの使い方がとても幻想的。
美琴自身が実験を止める手段の話から、
自分の居場所について、立ち位置について語りだす直前でこの幻想性。
そしてそれを乗り越えていく上条さん。

このシーン、橋のライトの幻想性が美琴の中の幻想に継がなってきていて、
そしてその幻想を吹き飛ばすだけのことを上条さんが成し遂げたっていうところが凄く好きで。
美琴の表情、声の芝居と合わせてグッときました。

三日月は1期もそうでしたけど、今回はよく見せていてちょっと引っかかる。
美琴が上条さんに大電撃放つところで見せてなかったりするのを見ると、
やっぱ上条さんを意識しての三日月っていうのもあるのかな。
一方通行さんが満月を握るように絶対的な力を語ってましたけど、
今回は月が満ち欠けすることを見せるように、そうした絶対生の無さ、
それを壊す上条さんっていう位置を示す月だったのかなとも思ったり。

一方さんと上条さんのバトルが今から楽しみです。



■長井龍雪は背中で語る
http://d.hatena.ne.jp/ukkah/20130706/p1

そういえば1期の自分の感想読んだら全然美琴の話してなくてびっくりした。
とある魔術の禁書目録 12話 を語る
この頃はこのシリーズをそういう風に見てたのかー、と。
今はそういう意識微塵も無いので、3期見る頃に参考にしたい。
とか思ってたらこんなの書いてた。
http://yaplog.jp/lucyman/archive/1761
一応転換期に今まで記事書いてたのかと気づくなど。
そういえばこの話数見てから魔女云々とか言い出した記憶。
引っかかったらとりあず書いとくっていうのはやっぱ大事というか後で自分で読んで楽しいかなとか。


アニメ雑記 7/6 を語る

2013-07-06 23:50:05 | ■アニメレビューとか
●戦姫絶唱シンフォギアG





前作がイマイチ締まらないというか好みなアクションしてくれなかったので、
1話の響の変身シーンからのバトルの一連は驚かされたなぁ。
最終話付近までこの練度で見せてくれたら嬉しいですね。
翼とクリスの変身シーンとかアクションが楽しみです。



1期1話を踏襲するようにライブも健在。
色味が良いし1期のライブに比べて2人の絡みの芝居が多いのが良いですね。
水樹奈々、最近はデュエットが多い気が。
しかし相手が日笠陽子って意外だなー。
性質的にマッチするのかな感というか。
結構高い声出してたり挑戦的な感じはするけどどうなんだろう。

なんだかんだで私ト云ウ 音響キ ソノ先ニとか1期OPEDとか好きな曲が多いシリーズなので、
2期もお気に入りの曲が出てきたらいいな。
私ト云ウ 音響キ ソノ先ニは特にイントロが好きだったので、
個人的にその辺超えてくる曲が出てきてくれたらなーと思います。
まだ水樹奈々の挿入歌を聴きながら泣きたいっていう野望も捨ててないので、
そういうのが味わえればなーとも思っていたり。
2期ものだし、なのはA's的な盛り上がりが出ればなーとも。


●ダンガンロンパ



原作は2作ともプレイ済みなのでネタバレが怖くないんですが、
1話はあまりに原作寄りなイメージで辟易とさせられる。
もうこれならアニメ見なくてもいいんじゃないか的な。
ただやっぱ大山のぶ代の声を求めてしまうのと、
肝心の学級裁判までまだ行ってないので、
その辺をどう見せてくれるのかがちょっと楽しみです。


●ローゼンメイデン
なんだかんだでトロイメントのOP、EDって良かったので、少し物足りなさがある。
1話は超圧縮展開だったので、新シリーズに追いついくぐらいのところからが本番なのかな。

●恋愛ラボ



今のところ今期の1話では一番目を惹かれました。
何がいいって、もうプリーツスカートの揺れ。
これだけで、もうYes!って感じで盛り上がっちゃいました。
プリーツの折り目の部分が開いたり閉じたりするようなニュアンスがあって、
折り目がちゃんと一つ一つ揺れてる感じっていうが出ててグッときます。
ToHeartのプリーツなんかを昔ごとうじゅんじさんが語ってたけど、
これも結構なレベルですよね。
波立つスカートは綺麗だし清潔感もあって素敵です。









この振り向きでの代表されるような、
カッコイイ絵を入れての揺れ戻しなんかは作品中で結構頻出してる感じ。
ただちょっと揺れ戻しを意識過ぎてて余計な動きが目に残り過ぎる感じかなぁ。
デフォルメ芝居がいい味出してるだけに、
ちょっとした豪華さを演出するような芝居が逆に浮いてる感。
でもここまでやってくれる楽しさっていうのもありますし、どうなんだろ。



ダッシュ。
この辺のエフェクトなんか見るとちょっと京アニチックな気もする。



皺やらデフォルメやらスカートやら。
一つ一つが楽しくてやっぱ心躍らさせられます。
動画工房は最近は力作が続きますね。
薬師寺涼子の頃辺りからですかね、動画工房が目立ちだしたのって。
GJ部見れてないし、ゆるゆりとか自分の肌に合わない作品が続いたので、
今作は楽しんで見れる作品になってくれればなーと思います。
これからが楽しみです。


●帰宅部活動記録



こちらもプリーツスカートの影を落としたりとかスカート描写の見せ方新鮮だけど、
なんかもう、どうにも切れがなくて悩ましい。



1話からメタネタで飛ばしすぎてるというかヤケになってるのか感が。


●デート・ア・ライブ



前期とかのアニメ感想全然書いてなかったので、
ちょっと触れたいかなー的な。
デアラはOPのリピート率が実は結構高かったり。
タイトルコールとか歌詞の作品へのマッチの仕方とかの構成が好みなのかな。
どこか懐かしさが感じられるのがグッと来る感じなのかも。



鳶一さんが凄くキラ・ヤマトっぽい、ような。
主題歌のオーケストラバージョンのBGMで作品で培われてきたことを説くベタさ。
なんだかんだでこういうベタな尊さっていうのがやっぱ自分には必要なのかなというか。
鳶一の好きな相手の妹を殺さなければならないという復讐心の強さとか、
その感情に従順なところが真っ直ぐで、
士道たちの誰かを守りたいっていう真っ直ぐとぶつかるからこその盛り上がり。
単純に最新鋭兵器運用の格好良さと炎の精霊イフリートのバトルっていう、
シチュエーション的な盛り上がりがあってこそでもありますが。

鳶一は淡白なキャラクターですが、その中で両親をお父さんお母さんと呼び、
対する十香は父母と呼ぶ辺りの対比が鳶一の女の子っぽさを引き出してて、
その純粋さを感じられる部分がいいかなと思ったりも。

途中まではインカムで言うがままに動いていた主人公が、
最後に妹を救うのに奮闘する姿なんかもまたグッと来る部分で。
任務だという意識を捨てて献身的になる姿っていうのを、
繋がりを断つことで見せてるのがグッと来るというか。
妹に始まって妹に終わるっていうのも結構綺麗な構成かなとも思いましたし。
お空の上で秘密組織が陰謀を企てる図っていうのも安っぽいながらも中二心を擽られますし、
やっぱ下らなさもハマれば回るんだなっていうのを再確認させられた感じ。
2期も楽しみです。



あとやっぱよしのんが可愛らしくて良かった。
いつの間にかマスコットキャラ的な感じになってるし。
最終話も四糸乃がおまけでよしのんメインなところがあったし。
よしのんが2期もいっぱいお話してくれればなーと思います。


たまこまーけっと 12話 を語る

2013-07-05 22:26:28 | <たまこまーけっと>


Free始まりましたね。
今までの路線からまた違った作風で見るのが楽しみです。
京アニの姿もすっかり変わったな、と思いながら見れればな、なんて。

しかし王子、たまこがそこはかとない黒い言動してたけど、
王子は全身真っ黒とはこれ如何に。
黒スーツたちもそうだけど、それが現在のお上的な立ち位置なのかな、みたいな。



久々の驚き顔。
横顔で歯を描く人ってそういえば以前も見たような。






証。
たまこが商店街で生きてきたという証、
親父が商店街で生きてきた証。
たまこは暮らしの中で手に入れたもので、
親父はもう既に生き様として体に残っているっていう対比に痺れます。
これから娘がどこかに行ってしまうかもしれない、
自分がどこかに行ってしまうかもしれない、
そういう中でのこの見せ方。



ここの流れが個人的にはグッときたなぁ。
たまこ自身は体に染み付いたものがなく、
動揺が凄く大きいことがわかる。
10話でチョイちゃんが縫い物をしてるときに心が澄んでくるって言ってたけど、
親父の作業なんかは正にソレで、
逆にたまこは動揺を抑えられるようなものを持ってないっていうことで。
11話でみどりちゃんに手を差し伸べるたまこですが、
たまこ自身もみどりと同じ女の子なんだっていう、
そういう立ち振舞い。





だからこそのこの状態。
親父やあんこはともかく、たまこ自身はまだ母の死に囚われているということ。
そのことを腫れ物のように扱うんじゃなくて、皆で支える。
誰よりも始めに声をかけて過去に引っ張られるのを抑える。
決してたまこが母の死をキッカケに商店街に残ると言わせないための措置でもあるのかな。
母の死を商店街の今と絡めずに分離させることってとても大切なことだと思いますし。
というか大抵のアニメはそうしたトラウマからの救いとか成長とかを描いているわけで、
こうしてそれに引っ張られないように支えるっていう姿が個人的には新鮮にも思えます。



この小芝居の宙ぶらりん感が謎。



王子はどう見ても小物だし、喋り方も威厳がある風でもない。
ただその風格を見せる手の見せ方が印象的だったかなと。
手を出してデラたちの動きを止めてみたりとか、手の小芝居感が良い感じだったのかなと。
あとそうやって幼さを抑えつつも、それをチラ見させて来る感じがグッと来る感じというか。



やっぱチョイちゃんには印があるってことなのかなー。
この辺は想像の余地あり、ですね。
どうでもいいけど、車で送り出すところ、
一方通行の標識とかわざわざ見せてるのを見ると、
王子たちの居場所が商店街になく出て行かされる印象っていうのが強くて、
一緒に帰ったチョイちゃんがちょっと気の毒に思えてくる。



別れの予感を感じさせる画面がまた印象的でした。



しかしこの鳥、死んでるようにしか見えない。
デラが戻ってくる一連がご都合主義の塊みたいな感じなので、
真のご都合主義とは死を超越するっていうそういう見せ方だったりもするのかな。



おしまい。
ドラえもんのOP思い出した。
なんか終わったら帰ってきたドラえもん見たくなった。

脚本:吉田玲子
絵コンテ:石原立也 山田尚子
演出:石原立也
作画監督:池田和美
作画監督補佐:植野千世子 丸木宣明

最後の最後が石原、池田和美ペアで〆ってところに殻を破れ切れない印象っていうのを持っちゃうかな。
植野さんはなんかずっと名前を見かけていたような気が。
個人的には少々消化不良だったので、もう少し見たいアニメだったかな。
山田さん、堀口さんの新作でのご活躍に期待。


全体の印象としてはやっぱりというか、けいおん!と比べてみてしまうのが辛かった。
けいおん!は決していいイメージを持って見てたわけじゃないけど、
映画見て180°価値観をひっくり返されたので、そことどうしても比べてしまう辛さがあったかなと。
テープとレコードとかのアナログな趣味の地続き感というか、
学園音楽を捨てきれないところなんかは引っ張ってるなーとニヤリながらも楽しんでた所であり。
個人的にはかっこ良さがやっぱ欲しかったかな。

個人的に見てて引っかかってたのはウサギのイメージかな。
けいおん!でウサギとカメの話を引用するようにカメを印象づけてたけど、
この作品はウサギを象徴していて、なんでこうなったのかなっていうのがずっと気になってたんですよね。
商店街自体が敗北者であるかのようなイメージというか。
ただそういうものに囚われない生き方っていうのを前向きに描いていたのがいいのかなと思います。
そういう意味では、けいおん!で粗雑に扱われたウサギへの罪滅ぼしなのかな、なんて思ったりも。
まあどうでもいい話。

個人的に2話が凄く印象的だったので、また山田さんの演出する作品がみたいとも思ったり。
最近は京アニ作品全然見返さなくなったので、
また京アニの軌跡を振り返りながら新作を見て行きたいですね。


たまこまーけっと 11話 を語る

2013-07-02 22:20:04 | <たまこまーけっと>


サクサク行こうとかと。
今回はたまこの生活の中の新しい一面を見せてた印象。
デラちゃんモグモグしている辺りなんかも新鮮ですよね。



リアクションが1話っぽい。
1話は終わっていく行事っていうのが印象深かったので、
終わりに向かっていく作品がどういうものを託しているのか、
っていうのには意識的でいたいけど、どうなるんだろう。
まだ最終回見てない。





たまこがお后になる。
心の中のわだかまりを見せる風景としての星空ってなんだろう。
星空っていうと2話、9話の挿入歌入れてる辺りで印象的に使っていたけど、
ここの星空はまたその時から輝きを増していて、
宇宙っていう深みと少女たちの戸惑いをシンクロさせるような印象がしたかな。
しおりの語る急に変わっていく怖さっていうところで空が近づくような処理も、
宇宙が降ってくるような怖さ、ですよね。
山田さん的にはこういう星空はそういう印象なのか、っていうのが印象的。
2話もささやかな感じの星空だったしなぁ。



たまこの気持ちと商店街の人々。
商店街自体がもう長く持たないだろうっていう社会的な意識とのバッティングなのかな、とか。
そもそも2話のみどりちゃんのチョコを渡す相手を聞いた時の危うさがここに繋がってくるような感。
たまこの環境を変えようとする因子っていうのは色々ばら撒かれているわけで。
たまこが幸せになるルートってなんだろう?
幸せになるってなんだろう?
そういう作品になるかなっていう気がこの辺のやり取りからは感じたかな、と。
けいおん!が卒業とともに終わったことに関しての山田さんたちの葛藤をこの辺からは感じる。
まあテキトー憶測ですけどね。



メダルが今のたまこの幸せ。
この辺のたまこが印象的だったな。



幸せを運んで来るのは王子様。
しかしメダルは勝ち取ったからこその証、幸せであり。
うーん?

脚本:吉田玲子
絵コンテ:山田尚子
演出:北之原孝將
作画監督:池田晶子
作画監督補佐:内藤直 植野千世子

監督コンテ。
たまこを描けるのは監督ぐらいのものなのかなとも思ったり。
最終話感想はFreeが始まる前には書きたいデス。