流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

おとめ妖怪ざくろ 9話 を語る

2010-11-30 03:01:57 | <おとめ妖怪ざくろ>
ようやく総角回かなーなんて思ったけどまだなんだなーとか。
このアニメの着地点があまりよくわからないのでそこが一番もやもやする感じだなぁ。
丸竜はまだどうしたいか口にするからわかるけど総角は流れに乗るだけだしなーというか。
こっくりさんを通じて総角の恋心なんかに迫っていく感じだったけど、
肝心の総角ではなくざくろばかりが焦っているのがどこか滑稽にも思える。
ざくろがしゃべるほど面白くなるっていう感じもするからいいんだけど、うーん。
いい加減ムズムズが止まらない。
ただ働く中で、ざくろたちとのやり取りの中で目の前の出来事を積み重ねてどこに向かうのか、
そういう先の見えなさ、ビジョンを持つことの難しさみたいのがあるのかなぁ、
とかそういう風にとりあえず思ってみたり。





今回見てて照明とか見せたり立ち位置とかがカット割ると違っちゃってるとことか、
7話見て感じた引っかかりどころがそのままでててうーんとか思ったり。
しかしBパートに入ってからの風に揺れるハーモニーの木だったり、
上から垂れてる枝だったりは雰囲気もあって印象深かったな。
これなんて木だったっけなぁ。

久々?のざくろの口上と歌だったり、空に木霊する少女たちの声とか、
夜の涼みでのざくろと薄蛍たちのお馴染みの雰囲気でいつもとは違ったやり取りとか、
そういうのも良かったな。
橋の上での利劔と薄蛍のやり取りとか。薄蛍の横目とかかわいかったし。
今回も総作監で長谷川さん入ってたけど、やっぱかなり手を入れてるのかな。

そろっと話を動かすような展開を入れて欲しいかなぁ。
総角が嫉妬してっていう踏み込んでいくキッカケを作った回って感じだったし、
敵のボスっぽい方も出てきたし、話を動かしてほしいなー。


アニメ雑記 11/28 を語る

2010-11-28 02:57:13 | ■アニメレビューとか
●とある魔術の禁書目録Ⅱ 8話



色々と引っ掛かりはあったけど吹寄に連れられて歩いてるトコが印象的だったなぁ。
大覇星祭っていう学園都市をあげた体育祭でモブキャラが目立つ回でしたが、
一際目立つ画面になってていたような、と。
なんだろう、やっぱり生きた感じがするというか喧騒の中で目の前の女の子を見るっていう、
そういう感じがやっぱ眼を引くのかなー、と。上条さんの目を通した主観ショットっぽい感じで。
ここはモブキャラを動かしたりしてて躍動感の感じる部分もあってそういうのがやっぱいいのかなぁ。
子どもが走って通り過ぎる辺りとかも微笑ましさもあってグッときちゃう。
ちょっと雰囲気的に『時かけ』とかっぽく思えるかなーとか。
これアドリブで全部やってるんだとしたら凄いなぁ、とか思ったり。
しかし思い出の共有とか個人的に引っかかってたとこだったから気になる感じだなー。



奥のメガネの子とかモブキャラもイチイチいいなとか思ってたら、
前のカットでいた男が後ろを通り過ぎていたりしてなんじゃこりゃとビックリしたり。
どうもセル兼用みたいに見えるんだけどどうなんだろう?
なんかこういうモブが浮いてるみたいなのって最近のだと『けんぷファー』の吉原さんとかちょっと思い出したり。
吹寄が上条さんがぶつかった女性のボディ見てたり上条さんジト目で見たりとか、
上条さんの反応しそうなトコに敏感なとこ突いてるのがコミカルで楽しかったな。
この辺は河野恵美さんなのかなぁ?リピートでの髪揺らしとかそれっぽい。
そういえばミルキィの吉原さんとか冨岡さんとか、
田中宏紀フォロワーな方を結構起用してようなJC、とか思ってみたり。


本編は大覇星祭って名前からしてかっこ良すぎだろと中二病的なとこ突かれて楽しみだったんだけど、
ただの体育祭かーとちょっと拍子抜け。最後に何かしらのイベントとか用意されてるのかな。
知ってるキャラがたくさん出てそれぞれのやり取りが結構多めに見れたのでそういうの楽しかったな。
禁書で見る黒子と初春のやりとりも乙なものです。
しかし今期出てくる敵役って女キャラがほとんどって感じだけど、これは何なんだろうな。


アニメ雑記 11/27 を語る

2010-11-27 02:14:02 | ■アニメレビューとか
●スーパーロボット大戦 ジ・インスペクター 8話
最初はスパロボをどうアニメにするのかなぁなんて思ってたんですが、
OP見て相変わらずの作風でビックリしたというか安心したというか。
SRXの複雑な合体コレでまとめちゃってるのとか流石だなぁなんて思ったり。
本編は毎回新キャラ出るし原作知っててもうーんという感じでしたが、
8話は大張さん自ら作監もやっててカッコイイ回で楽しめました。

ヴァルシオーネやゲームで苦しめられた敵キャラとかも出てきてテンション上がりましたけど、
やっぱヒュッケバインボクサー登場シーンはグッときたなぁ。
初登場時から知ってるのでそれがかっこ良くバリアクションしてるのに感動というか。
BGMもゲームの曲使ってますし。今回BGMは印象に残ってた曲のオンパレードだったなぁ。
ボクサーとAMガンナーのフルインパクトキャノンとかゲームでは無かった設定をやっちゃう展開も素敵。
地球を跨ぐようなカメラとか月の決戦とかいきなりクライマックス過ぎだろうとかそういうのも楽しかったです。
館長ネグリジェで落とす辺りとか見て比較的結構まとまった回にもなってる感じもあって好印象。
しかしこれどこまで話を進めるのかなぁ。なんかちゃんと終わるのか心配。
来週はアイビス回っぽい?ので楽しみなんですが重要キャラでもないのでどういう扱いになってるか。
ブログ名的に応援しなければならない気がするんだけど。


●そらのおとしものf 8話
今回は凄かったなぁ。
バトルも派手派手で凄く良かったんですが、それぞれのキャラの心理描写も良かったなぁ。
このアニメ、OPからして水を強調しててなんだろうなーと思ってたんですが、
今回出てきたエンジェロイドは泳げないっていうのがそこに繋がってるのかなぁ、とか。
シリーズだとニンフの描写なんかは特に目立ちますね。
OPとかでは水たまりにうつりこんだ姿から虚像、夢を見れないエンジェロイドの夢を想像させられるかなと。
滝を見るイカロスや上流の方を見るアストレアとかはまだイメージが固まらないかな。
イカロスは本編で同じようなシーン見せたりアストレアも川で遊んでたりしますけどよく見れてなかったなぁ。
イカロスの場合は滝に入って溺れたら死、
っていう自殺するかのような場面から飛び上がっていくのが印象的ですが。
アストレアは流れに逆らうこと、なのかなぁ。
空と水を絡めたOPだと今期では『ヨスガノソラ』なんかも思い浮かびますね。
個人的にOPで監督のテロップが出てくる辺りのニンフとか開放感があって好きだなぁ。
本編でああいう瞬間がくるのかちょっと気になるところです。揺れる髪とかもGOOD。
どうでもいいですがエンジェロイドではアストレア好き好き。

本編Aパートのニンフとアストレアのシーンは印象的でした。
トモキがニンフを抱きしめる辺りとか川の光の反射による逆光を強調してて思わずグッとくる。
アストレアのバトルシーンは飛び回って火の玉回避から上昇っていうアクションが目をひいたし、
剣が伸びるトコで光を強調する影を濃く落としたりとか細かい撮影の処理も効いてたなぁ、と。
イカロスが巨大アーム乗って参戦とか二転三転するバトルは楽しかったです。
あとはずせないのはイカロスが飛行形態で海に突っ込むトコ。
あそこはやっぱ亀田さんのパートになるのかな?メチャクチャカッコいい。
シルエット見せる絵を挟んで加速の勢いを見せてるのが、
前後のイカロスの覚悟を演出してるようで凄くカッコイイ瞬間になってるなぁと。
ハガレンのときこんなにカッコイイシーンってあるんだ!と衝撃を受けたのを思い出しました。
今後も見るのが楽しみなアニメタさんですね。
あと最後にイカロスを海面から引き上げるアームの巨大感とかああいうのも良かったし、
結構満足度の高い話数でした。
この作品、劇場化するそうですが、こういう話数が出てくるとちょっと期待しちゃうなぁ。
TVはどういう風にまとめるのかも楽しみだなぁ。


おとめ妖怪ざくろ 8話 を語る

2010-11-23 03:21:28 | <おとめ妖怪ざくろ>


今回は敵側サイドのキャラがある程度描写されてた感じ。
姉のざくろへの憎しみが自由っていう部分に向けられてるのを強調する格好になってなぁ。
女郎蜘蛛の円の中に囚われてるって感じだったのかもなーとか。まあどうでもいい話。
ざくろと今回の姉妹の姉の方は色々とざくろとの対比ができるっぽいキャラだったけど、
そこからどう盛り上げていくのかちょっと楽しみ。



雨って昔はセルにキズつけたりとかして表現してりとかしたらしいけど、
今は大体CGとかで表現してるっぽい。
最近だと『RAINBOW 二舎六房の七人』の雨とかが記憶に残る感じでしたが、
今回のざくろもちょっと引っかかったかなぁ、という感じ。
Bパート頭のざくろと利劔のやり取りのとこで利劔ナメでざくろ見せてるトコとか、
ちょっと落ちてくる水滴のかたまりを意識するような粒を強調しててなんだろうとか思ったりとか。
手前と奥側で見える雨の見せ方変えてるっぽいので凝ってるなぁとか。
アングルで雨の見せ方も変わっていったしそういうのぐっとくるかなと。
用水路に水が入っていくのとかああいう奥行きのある雨の見せ方とかも印象的。



今回は前回の流れを踏まえながら心情を引き出してるのもグッときたなぁ。
利劔が総角の変化を語るところなんかは、
なかなか総角に踏み込んでいかない引っ掛かりに触れてくれる感じだったなぁ、とか。
利劔と薄蛍のシーンは背景イメージ変えて2人の相思相愛っぷりを見せてくれてるけど、
同じように抱きしめるところでも、
今回の総角ざくろペアはそういうイメージでの目に見えるドラマチックな変化っていうのが見えにくくて、
それが逆にドラマを引き立ててるかなぁ、とか思った。
今回はざくろが剣?だかを出すとこもそういうの使ってなかったし徹底してたのかな。



最後の泣きシーンのざくろの描写は良かったなぁ。
髪で顔を隠して見せてチケット握りしめてるところで感情の昂ぶりから、
そこでまた表情見せてるくるのでグッときたなぁ。合間で総角の表情の変化見せてるのもいい。
何話だったかで総角が風呂上りにソーダ?だったかをあげるシーンがあったけど、
あそことは立ち位置逆でいつもと違ったざくろの横顔、雰囲気っていうのも意識されてたかなとか。
風呂からあがってざくろを誘うトコ、ざくろの目線を気にさせて包みに持ってくのとか、
ああいう雰囲気も個人的には良かったなぁ。
次回はどういう風になっていくのか楽しみ。


アニメ雑記 11/21 を語る

2010-11-21 20:19:11 | ■アニメレビューとか
●とある魔術の禁書目録Ⅱ
1話見たときに上条さんの位置づけにちょっと違和感があってなんだろなーとか思いながら見てる。
EDで手を差し伸べる上条さんとか、えーそんなキャラだったっけと正直戸惑いを隠せない。
自分の禁書の印象は超電磁砲のとき書いたけど、
とある科学の超電磁砲 16話 を語る
記憶喪失ネタとかそういうのが抜けて上条さんを本当にヒーローにしてしまった感というか。
相手が悩んでることを大した悩みじゃないようにパッと答えるとことか、
なんかやなヤツになったなーって印象しかしなかったし。
なんだろう、やっぱり変化があらわれないキャラというか、
自分がそう思うからそうするだけなんだろうなーっていう虚しさみたいのがあるかなぁ、とか。
そんなこんなで視聴意欲が削がれてたんですが、最新話は科学サイドの話で楽しめた。



今回の敵の淡希は懐中電灯を振ってテレポートさせてるけど、
なんかそれが誰よりも魔女に近いもののように思えてなんかツボだった。
魔術サイドだったら魔術なりを使った術者なんかはいっぱい出てきたけど、
杖をふって魔法をかけるようにモノを動かすのがどこかそれっぽく感じるかなぁ、と。
科学サイドはその身ひとつで飛び込んでくる輩が多い気がするのと、
裏で色々と動いてる人間だっていうのもあるかな。
自らに魔法をかける、つまり自分をテレポートさせては身が持たないっていう、
ちょっとした禁があるのもそれとないポイントかねぇ。
ツリーダイアグラムに関するところとか発想もかなぁ。
超電磁砲とかでも出てきたなんか凄いコンピュータらしいけど、
その物に能力を宿すっていうのはどっちかというと妖怪の類にも思えてくるし。
そういう魔女っぽさ、あくまで自分の中の、にハマる感じでなんかグッときたなぁ。
そんな魔女を演じてみせたけど最後は大人に利用されてただけだったり、
悪党らしいやられっぷりを披露してくれたりとなんかイチイチくるなぁ、というか。
あと姉キャラっぽい雰囲気を感じたんだけど、それは容姿が某ストウィキャラに似てるとか、
声優さん的な繋がりからかなぁ。

本編は科学サイドの話で超電磁砲組で初春が出てきたりとかちょっとうれしかったな。
淡希はやたら相手の見下す視点を取りたがってるのとか、
相手を傷つけるのに戸惑いがない悪党っぷりがなかなかツボだったんだけど、
相手を傷つけることに対する躊躇い、
能力へのコンプレックスがあるっていうのがまたなんかツボった感じ。
黒子の語りは禁書には出てこない佐天さんを意識させられる部分でもあって、
テレポーター対決は思いの外楽しかったです。
そういえば美琴のアクセサリーも佐天さん思い出すけど、あれいつから付けてたっけ?

前話数から学園都市が舞台になって夜のビル群をテレポートして移動する黒子とか、
夜の街を走る御坂妹とか、ビルのバックにした絵がダイナミックで綺麗で良かった。
ああいう奥行き感を作ってるトコがやっぱいいなぁ、と。
あと黒子と淡希の対決シーンでやたらと背景の絵を見せるようにしていたけど、
何を狙ってるのかはイマイチ掴めなかったなー。
学園都市をモチーフにしてる、風車っぽいのが強調されてるってのを見ても、
2人の会話に繋がるようなとこがちょっと思いつかないなという。



一方通行さん登場でかたまる淡希。
淡希の戸惑いと一方さんと対比していくつかの道があることを意識させられたかな、とか。
それを一方さんが圧倒的な力でねじ伏せて一方的に終わらせるのはイイトコどりすぎだなぁ、と。

あと今回やったらガラス割っててそんなに割っちゃヤバイだろーとか思ったんだけど、
アイキャッチでガラスが割れる効果が入ってるので、あの辺りを意識してたんだろうか。
淡希の能力者としての考え方を黒子に壊された、
自分の中の幻想を殺されたっていうのがアイキャッチ的を引用する感じで使ってるのかなーとか。
まあ原作にそういう描写があるから、とかなんだろうとも思いますが。

なんか淡希のためだけに原作読んでみたくなってきた。
本筋も結構気にはなるし。でも巻数多いのでやっぱスルーかなぁ。


おとめ妖怪ざくろ 7話 を語る

2010-11-16 03:03:39 | <おとめ妖怪ざくろ>


ざくろが総角を見てるようなトコから始まるのでざくろ視点の総角の話って感じだったのかな。
ざくろの目が届かないとこでの総角の描写がないのが今までの流れからするとちょっと不満かも。
しかし総角家という未知の空間を描くというとこがメインな気がするのでうーん。
そういえば改めて考えてみるとざくろが総角を横目で見るようなとこが結構あるような。
クローズアップでの目の表情見せたりだとかも。この辺はそういう風な感じにしてるのかしら。
食事のシーンとかでの目線のやり取りとか、
最後の玄関でのやりとりで顔を合わせないようにしてるざくろとか、そういうやり取りを意識させられる感じ。



総角家のざくろ。
なんか妖人ってことで幽閉されてるようにも映るなぁ。
今回出てきた妖人のイメージと少し被るような気も。
総角の何でもあげるから願いを叶えてっていうのも、
お菓子あげるからざくろ君ついてきてっていうそれとも被る感じ。
違うのは自分の姿を総角に見せられないっていうとこか。
見返したとき、ここは総角を待つざくろと猫の姿が重なるような部分なのかもなーとか少し思ったり。
まあどうでもいい話。



そういえば今回は部屋の中の照明だったりを見せてるのが引っ掛かりだった。
総角の過去が青白い夜の暗さによって包まれてるのを考えると、
明るい光の下で見た真実っていうのを強調していたのかなぁ、とか。
あとざくろが花の話を振ってたけど、
その回答がこれだったのかしら、みたいにも思えたけどそれは微妙か。
あと窓辺で笑いあってる2人とかも良かったな。
りんごみたいな頬ブラシにハイライトのってるとやっぱ目をひくなぁ。
あと芝居がかったざくろ、中原麻衣がやっぱいいなぁ。



猫の描写は全然気づいていなかったからちょっとビックリしたなぁ。
こういうトリックには引っかからないぜとシックスセンスとか見たときは思ったけど、
やっぱ気づかないもんなんだなぁ。

今回は総角が妖人嫌いに理由の話にしてはそこは撫でる程度だったようなって気がしたけど、
大事なのは包み隠さず自分の背景をさらけ出すことにあったんだろうなぁ。
それが玄関でのやり取りのざくろのデレっていうのに繋がってしまってるから、
どうも総角に向かっていかないけど。
やっぱ総角がざくろにそれを伝えたかったっていう流れとか空気を見たかったかなぁ、
というのが少しあるかなぁ。

次回は相方シャッフルみたいなので、何か新鮮な話数になりそうで楽しみ。


おとめ妖怪ざくろ 6話 を語る

2010-11-09 03:58:46 | <おとめ妖怪ざくろ>


総角辛いなぁ。
ざくろのクロースアップだったりは反応を先鋭化させて見せたりして小気味よいんだけど、
総角はそれを真正面から受けて苦笑いするばかり。曇った表情ばかり。
言葉を覚えた双子は丸竜に自分たちの過去と考え方を包み隠さず語ってるけど、
相変わらず総角とざくろはお互いに内に秘めちゃってすれ違ってばかり。
その中で色々な反応ができるざくろに比べて総角の立ち位置は微妙で、
一体総角はどこに向かったらいいのかっていうのが全然見えてないし見えてこない。
この重苦しさはやっぱ辛いなーと思う。
ざくろが心を打ち明けた先がやっぱゴールになるんだろうか。
丸竜様も来週からこうなっちゃったりするんだろうか。うーん。
しかし陸軍送り込んだ理由ってこのまま明らかになることってないんだろうか。



今回は光というか円が不気味なものの象徴として扱われていたのかなと。
ビスケットなんかも怪しい贈り物っぽくも思えるんだけどどうなんだろうなぁ。
ガス灯とかそういうのもざくろが伴天連と批判してたけど、
ああいった光そのものが何か引っ掛かりとしてあるのかなぁ、とか思う。
双子のエピソード、導入のとこでイラスト載せるようにフレーム狭くしてたり、
監督こういう事もするのかーとか思ったり。あそこで一気に双子の話に変わってたなぁ。
双子のエピソードはフレーミング変えたままで見せ方も違ってて印象深かったですね。
殺しに来た男もBL影濃い目で鬼気迫る感じが良かったです。



木登りもそうかなぁ。
天に、光に近づくに連れて不気味さが増していってる感じがするかなっていうか。
それと対比するようにあのペンダントがあったのかなぁ、とか思う。
手の中に収めることができる宝石、記憶というか想いが大事なのかなっていう。
でもビスケットは喜んでたしなー。実はペンダントも何かしらあったりするんだろうか。
総角も触ったっていうのが今後何かしらの伏線になったりするのかなぁ?
まあ、原作読めばいいし、どうでもいい話か。

今回のEDはざくろ&総角、双子&丸竜が目立ってたのでEDが薄蛍&利劔で事情もあるんだろうけど、うーんってなる。まあ次回はまたざくろと総角の話っぽいしベタベタな話で中原麻衣の曲聴いて気持よく見終わりたいかなと思ったり。


アニメ雑記 11/7 を語る

2010-11-08 22:00:34 | ■アニメレビューとか
●プリンセスラバー!
久々にアニメ一気見た。
マルドゥックスクランブルが公開したのでGoHandsの作品も一通り見ておきたかったりもしたし、
ずっと見たかったっていうのもあって一気に見れたなぁ。
とりあえず引っかかったというか好みだった回をメモ。



四話
絵コンテ・演出:金澤洪充 杉生祐一
作画監督:古田誠

聖華編。見る前はあまり意識してなかったキャラだったんだけど、
一番私生活が見えやすく、親しみ易いキャラだったんじゃないかなぁ。
冒頭、部屋の中でキャンパスに向かって過ごす日常もその一例。
他のキャラクターの私生活にヴェールがかかってるからこそ浮いてるくる部分。
そういう身近さを見せる部分なんかが個人的にはグッときたかなぁ、と。
温泉回で改札通るところとかで他のキャラと違って普通に通れてたり、
それがギャグとして通じてたどうかはわからないけど親近感は作ってたように思う。
哲平に温泉誘われて予定チェックしだしたりとか、ああいうのも普通にかわいかったな。

あと聖華は「初めて」っていうのが目に付くキャラだったように思った。
主人公が財力もって何をやるのかっていう部分を引っ張っていたと思うし、
たぶんファーストキス奪ってるし、最終回に最初にダンス踊ったりしていたし。

思うに他のキャラは主人公の力とか爺の権力があってフラグが立つ条件は整ってたけど、
聖華編は有馬哲平としてできること、やることを通すことで惚れさせるというプロセスがあって、
そういう主人公の成長とも取れる部分を踏まえてフラグ立ててるのがいいなと思った。
あと主人公の意識が小林哲平から有馬哲平にシフトしていくような回でもあったのかなーとか。
まあどうでもいい話。大体旧姓の小林だったことを触れるとこが少ないし。




五話
絵コンテ・演出:工藤進
作画監督:井元一彰

デート編。哲平のやりとりを見るメイドの描写って結構あった気がするけど、
最終的にこの描写が何かにつながっていたかというとちょっとよくわからなかった。
最終回のダンスの順番だと最後だけど、
普通そこは正ヒロインでくるべきとこだけどやっぱ優だよなぁ、
とも思えるトコもあってちょっと不思議な感覚。



大阪まで来て遊ぶ2人。
この回は姫様が庶民の暮らし、遊びに触れるような回にしてたけど、
その直前に背景で哲平を住宅街が見える側に置いてるのが気になった。
ここさりげなく同ポで2回見せてるのなんかを見てると、
姫様側が本当の庶民の生活に触れずにいることの指摘と、
この後の哲平の両親についての話に繋がる伏線になっているかなと思う。

あと普段がゴージャスな学校の中だったりするので、
このシーンでは現地の風景そのまま使ってるのがちょっと驚き。
日本の日常の象徴というと大げさだしどうなのって感もするけど、
哲平をそういう側に立たせているっていうのは結構重要なとこかなと思う。
有馬としてどう振舞うことができるかはわかったが、
まだ両親のことは終わっていないという意識もここにあるのかなぁ、と。
そうすると許すキッカケっていうのも大事になってくるんだろうけど、
その辺にもこの回では触れてたかなと思う。
そうえいばこの回の演出やってる工藤進さんが『マルドゥックスクランブル』の監督らしい。


あとシリーズ全体としてはやっぱ主人公がどのように両親の死を乗り切るかだったのかなと思った。
最後に敵を許す展開っていうのは1話で爺が望んでいた展開でもあったと思ったので、
有馬という性を受け止めることが結果的にあの展開に繋がったんじゃないかなとかちょっと思う。
小林哲平は復讐を誓っていたが有馬哲平はそうではないんじゃないか、という。
あまり触れられない部分なので、自分がその辺を気にしながら見てたという話ですが。
あと個人的には鳳条院聖華と藤倉優が可愛かった、と言えればいいかなという感じ。


話は変わるけど、
この作品見ててなんで『けいおん!!』の紬がなぜ個人的にヒットしなかったのかちょっと考えてたんだけど、
やっぱ金持ちらしいキャラ付けっていうのが通用しなかったキャラだったからなのかなと思う。
紬の弾き語りの曲が作中で出てこなくて不満の声が少し出てたと思うんだけど、
やっぱああいうのって金持ち側としての教養だとか、
そういうのを引き出す側面が強いからじゃないかなとちょっと思う。
そもそもピアノ引きたんならキーボードの飲み込みも早いんじゃないかとか思ってたんだけど、
バンドという周囲の音に合わせるっていう部分が不慣れで
「あんまり上手くないですね」
に繋がったのかなぁ、とか思ってみたりとか。
まあこれもどうでもいい話。

マルドゥックスクランブル公開中に見に行けるか微妙ですが楽しみです。


とある科学の超電磁砲 OVA を語る

2010-11-05 22:14:38 | <とある科学の超電磁砲>
久々の超電磁砲。
設定ガチガチの禁書目録に比べるとやっぱ自由な作品なのかなーとか思う。
アバンで黒子がビルから飛び降りるとこはTV版OP2の別ヴァージョンかねなんて思ったり。
空の青を反射したビルと黒子の赤みがかった色彩でなんかキャラが目立つよなぁ、と。
超電磁砲見てるとイメージカラーは赤とか橙というかその辺だよなぁというのを強く感じるんだけど、
こういう部分での色使いなんかでそういう風に思っちゃったりするのかなとか思った。
常盤台2人が赤なら佐天たちは青っていうのが昼と夜、太陽と月みたいに思えてくる。
太陽がいないと月の輝きはないわけで、とか。とらドラなんかで似たようなこと思ったけど。
まあどうでもいい話。



OPは『けいおん!!』を思い出すような感じ。
個人的にけいおんとの差異を感じるトコはキャラクターがカメラに照れるとこかな。
そしてキャラクターを客観視するようなロング。
階段でピース?やってるとこは思わず自分でもやってみたくなってしまったんだけど、
ここって彼女らとの間に凄い距離があって表情が見えなくなってる。
『けいおん!!』なんかではキャラはここではこうするっていう定義付けがしつこくされてたけど、
超電磁砲の場合はあえて引いて表情を見せないことで逆に興味を引かせる内容でないかな、と。
自分の感覚だと、これをやってて楽しいかなっていう通りすがりAの視点のようにも思える。
アップで照れを強調しているからこそ気になる感情、表情っていう感じかな。
そんな「なぜ彼女たちはこんなことしてるの?楽しいの?」っていう、
そういうピースやってる彼女らの気持ちを追体験したくなるような感じが個人的にはあったなぁ、と。
アップでキャラクターの照れ、引きはこれは楽しいことなのかなっていう興味の惹かせ方、
っていうのがあったかなぁ、と。
黒子が撮ってるのを撮ってる部分とかは外部の通りすがりAさんの視点っぽくも感じるし。
4人が揃っていて誰が撮っているのか?みたいな引っかかりもあるからかなぁ。
しかし照れを考えると『けいおん!!』はなかなかの役者だなとか思ったり。
まあ高校生と中学生の差か。どうでもいい話。

イントロ終わって風車から入るとこなんかは1期OPを思い出す部分で、歌詞の
朝の陽射しの眩しさに 今日も街は目を覚まして 爽やかな風が運んだ 予感に心弾ませた
なんかが入ってきやすくてその朝の澄んだ空気を思い出して清涼感を強く感じたかなぁ。
個人的に身に染みるような感じでそうやって作品に身を委ねられる瞬間があるのが味わい深くて、
ああ、自分この作品こんなに好きだったのか、と思わされました。



本編もいつもの感じで楽しかったな。
1話を踏襲するかのようなアバンとか佐天さんの都市伝説語りもそうですが、
「誰かが見てる」のイメージに出てくる目のアップは13話の福田コンテ回思い出したし、
コンビニ内のミラーは8話山内回を思い出すなとか。
雑誌は前思いっきり『電撃大王』出してたのに今回虚構の雑誌だったり、
なんか色々と狙ってるなぁって感じでそういうとこ楽しかったかも。
視線にさらされてるんですわよねー、
と語る黒子が本編じゃカメラ設置に熱心だったこと思い出すと笑ってしまったり。
コンビニミラーは長井さんがよくやるレイアウトを本編でいつもみたくバンと出さないでここで使ったのか、
とかそういう風に見てもいいのかなぁとか思ったり。
そう言えばシーンの尻でBGとかこんなにやる人だったのかとかちょっと見てて思ったり。

黒子が種明かしする辺りとかも良かったなぁ。
黒子の説明のし始めで思考してるっていうのがわかるダイアローグがいいかな、と。
説明の仕方も気を引かせてるかんじだし、黒子の立ち姿もカッコよくていいなぁ、と。
そういえば裏路地ってイメージははこそこそ隠れてた爆弾魔に似てるとか、
割とレベルアッパー編を長井監督なりにまとめたような話なのかもなとかちょっと思ったり。
美琴、レベル5、能力者への反感っていう部分が根幹にあるからかな。
視線に翻弄される美琴のシーンなんかは見てて新鮮だったし不安感もあって楽しかった。
やっぱ探偵、刑事モノっぽい感じがやっぱりシンプルでいい部分だったのかなぁ。



キメのレールガンも迫力のある水柱で良かったですね。
あの辺はやっぱ阿部望さんなのかなぁ。最近ゼロ魔見返したら阿部さんがやっててビックリしたり。
アップのとこ結構撮影でボカされてる感じ。勢い出すトコだしその方が効果的なのかな。

全体としては美琴が視線に苛まれていたときにあまり入っていかないとこに入ってるのとかも良かったな。一人ゲーセンとか更衣室とか、こういう機会でもないと見れないかなぁという気もしたし。
あと大学生っぽいのも出てきててそういうのも新鮮だったなぁ。

いやーかなり楽しめました。
長井監督にはもっと他のもの作って欲しいなぁと思っていたので超電磁砲はもういいよ、
って感じだったけどまだまだ見たい気がしてきた超電磁砲。
原作のストック的にはまだまだ先かなぁ。
あー電撃文庫ムービーフェスティバルとかまたやらないかなぁ。
超電磁砲こんな感じの内容で劇場で見てみたくなってきたので。
同時上映は禁書で話の軸は一緒で連動させるような内容だと盛り上がりそうな気が。


今日、恋をはじめます 10巻OAD を語る

2010-11-04 04:53:58 | ■J.C.STAFF
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絵コンテ・演出:山内重保
作画監督:羽山淳一
作画監督補:都築裕佳子
原画:都築裕佳子 井嶋けい子 谷川亮介 冨澤佳也乃 生田目康裕
    金順淵 沈橡逸 林烘樊 金美珍 金澤龍 雀美子

前作に比べるとちょっと短い。2人が付き合ってからの始めてのクリスマスの話。
冒頭の段差の辺りでちょっと山内さんっぽいかなとか思ったり。
イルミネーションとかCG部分は前作のプラネタリウム同様綺麗で良かったな。
キャンドルに名前書く辺りとかも。
あと止め絵で見せる場面が目立っててちょっと不思議な感じ。

しかし連続でDVD付けるとはなぁ。また次もやったりして。
限定版は他に冊子ついてきてて、
DVDにブックレット付きとか豪華だねーなんて思ったら中身は小説でしたというオチ。

山内監督作の『夢喰いメリー』は冬からだったかな。
PVなんか見た感じ結構楽しみ。

前作感想http://yaplog.jp/lucyman/archive/1726