流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

とある科学の超電磁砲T 14話 を語る

2020-05-16 18:56:50 | ■アニメレビューとか

地下の黒子たち。
立ち上がる芝居の絵や手の甲の湿布の色トレとか、
目を引くポイントが多かったかな。




根性。
正直何やってるのかわからないけど、
根性入っている絵がかっこよくて良かったな。
リピートなんかも使いつつ派手なシーンになっていてグッとくる感じ。
白く飛ばしてるシーンでエフェクトも同様の処理をしてるのと、
目の発光はイメージじゃなくてマジなところも新鮮だったな。
色を付けて目立たせているので光ってるの大事っぽいのがやや驚き。




腕が吹っ飛んでそこから竜を出す、ってのは禁書1期以来ですね。
あのときは敵の恐怖のビジョンが具現化したのかと思っていましたが、
実際には本当に竜を出す驚き。
本編より主人公っぽい活躍してるのが面白いですね。
上条さんの本気が見れるのっていつなんでしょうね。
まあここが1つのポイントなのは間違いないんでしょうが。
レインボードラゴンより金龍出す方が強いのは封神演義でしたかね。




美琴開放。
久々に主人公が戻ってるのが個人的にグッとくる感じ。
SE含め怪しい存在からの解放感も手伝い、
久々に美琴が見れるのが嬉しかったな。
そういえば上条が腕を引きちぎられるところの反応含め、
割と珍しい声が聞けたような感じで、音的にも新鮮だったかな。



退廃的な感じがいいですね。
物語終盤の絵としてもグッとくる感じ。
ただこんなに都市ぶっ壊していいものなのかとも思ってしまう感。


婚后さんも久々。
袖の隙間から見える肘というか腕のラインが新鮮かな。
こういう感じのエロさってあまり見かけない気がしますし。



扇子でテンポ作れるのが婚后さんの強みという感じ。
扇子の動き自体に意図が感じられるし、
映像的な緩急も音を含め印象的に見れるのが好みです。
アップのもみあげが今回は結構印象的なカットが多かったかな。
毛先の繊細さが好きというか。


また明日くるね、婚后さん。
美琴のセリフに被すように椅子を見せるのにグッときたな。
腰を落ち着けてまた話したいという美琴の希望と、
白い病室の色合いから深い色への場面転換が印象的で、
美琴の深いところでもっと婚后さんと繋がりたいという意識、
そういうものを描かれているような気がして。

またちょっと飛躍して妄想すると、
婚后さん自身が病室に家具を持ち込んでいる雰囲気もあるので、
婚后さんのキャラ付っぽくも見え、
誰かに椅子に座っていてほしいみたいな心情があるように思えるのが好みかなと。
またその希望は婚后家におじゃまする、
という日常性も垣間見れるので、
そういう相手の家に行きたいみたいなところまでをここで触れられてる気がしたな。


首の動きがいい笑顔のちょっとしたスパイスになっていて、
このズレた感じが婚后さんっぽいなとも思えてグッときたな。



カメラワークの違和感で、
いつの間にか食蜂の洗脳が解けていることに触れてる感。
こういうのはわかりやすいかなぁと。



最後の日常漫才で普段の日常に戻ってきたのにホッとさせれますね。
佐天さんの狙いが最初読みづらい感じからわざとらしい方向に行くのとか、
不透明さと明快さの落差がハッキリしていて楽しかったな。
黒子の反応含め楽しいカットが多くて良かったです。
延期延期でだいぶ待たされた感もあったので、
普段より満足感が得られる話だったかなと。
一段落つきましたがまだ続くみたいなので、最後まで見るのが楽しみです。

八男って、それはないでしょう! 7話とか を語る

2020-05-15 19:19:50 | ■アニメレビューとか


のり。
前回もですが、日本食食べてるシーンは入れていくスタイルなのかな。
ひとり寝転がってザルを腹の上に載せてのりをほおばってるの、
凄く自堕落な格好ですが、
相手の言葉で危機感をスタイルを崩すのがちょっと目を引いたな。
低調ながらもそういう芝居を捨ててないところに。


エリーゼをパーティに、というところでキャラクターに寄らない。
今回はあくまで友人の話であってヒロインたちの話じゃない、
みたいなストイックさを極めていこうとしているのがそそる感じ。
またこのエリーゼを特別扱いしない画作りが後のエリーゼを印象づけてる感。


懸垂とかもちょっと新鮮な気がしたかな。
シーンがタメもなく流れていくような印象がやや不自然には感じる。


自分だけが魔力を使わずに戦える戦士だからこそ体力技術で負けられない、
そういう努力の形の副作用を隠すような格好なのかな。


強豪の出場に意気消沈。
ここ、ドアが開いて光が指したときに影がエフェクト的に動くので、
ちょっとめずらしい感じ。
こういうのは撮影処理だけで済ますようなイメージがあるので、
光を作画してるのが印象的。




マメが潰れた手っていうのを見つめるのと、
それを主人に見せるかのように手の怪我を印象づける。
この頑張ってる感は前回のエリーゼを思い出すけど、意図は違ってる。


エリーゼが自らの体力の無さを自覚して努力するっていう姿を実際には見ていない。
でもそれを語る主人公から覗いてはいけない場面なのだと思わされる。
そういうエリーゼのプライド高いとこもグッとくるかな。

魔力の無さを嘆いて、力量でかなわない相手の存在に自暴自棄になって、
ついには主人の優しさに漬け込もうとして、
っていう中で知るエリーゼの影の努力がエルに届くのがいいかな。
エリーゼが懸垂してる姿も可愛いし。
努力の形を見せびらかしでねぎらってもらおうという自己を反省して奮起するのもいいかなと。


冒頭の忠告は言いすぎだった、というのを人づてに聞くエル。
直接聞くのではなく、まして傷だらけのエルを見て言ったのでもなく、
一体どういう場面でその後悔が出てきたかは秘されてる感じ。
結局エル自身がどうしたいかの話しなのだから、
忠告者の心情は関係ないという考え方なのかな。
このストイックさが不器用ながらも気になって見てしまう要因かも。



お弁当とのり。
冒頭でエルは一人でのりを食べてたけど、
主人公はごはんと合わせて食べていた。
一緒に食べるとうまい、というのと、
みんなと一緒にいたい、みんなの努力に報いたい、
という形としても良いかな。
エルがちゃんとおにぎりを食べるところを描いているのもいいですね。


出場を反対してたオヤジが仲間とのやりとりからエルの決意を知ったか、
黙って見送ってるのも味があるかな。
これも秘するドラマという感じがする。


鳥を描いてるけど動かないので不自然なのがやや残念。
異世界と言えばモンスターみたいな感じなので、
動物がいるのを描いているのが風情があるように感じられるかな。

今作の原作をちょっと触れてみましたが、
アニメはだいぶ改変していて原作通りから外れていて気の毒に思うけども、
アニメでやりたいことが見えてくる分そこをちゃんと見たいなと思わされる不思議な感じがあって見ちゃう感じ。
次回も楽しみです。

八男って、それはないでしょう! 6話とか を語る

2020-05-08 08:49:02 | ■アニメレビューとか


前回がエリーゼ回だったので今回はどうかなと思ったけど、
引き続きエリーゼを中心にした形でしたね。
微笑の裏側をより意識させられる感じなのが前回とはまた違った味わい。





救護室でのやり取りの中で、
他のシスターが割と血で汚れているのに対し、
エリーゼ自身はあまりそうではないという描写。
魔法が使えるので相手に触らずとも治療ができるのと、
聖女という意味合いを強く意識させられる場面。


疲れた表情は割と新鮮。
腕も割と汚れが見えますけど、あえてそこは強調しない。




主人公が生まれ持った英雄だと称える兵士に対して、
己が知っている彼はそうではないというエリーゼの嘆き。
そしてそれを相手には伝えない微笑。
主人公自身の栄誉は守りつつ、
聖女として見られる自分、扱われる自分に対して、
それがどういうものかを物語ってる形っぽいのもグッとくる。


頑張ってる感、とも言えなくもないけど、
聖女であるという奢りから脱却しようとする一面を覗かせるのがグッとくるかなと。



主人公の危機に対して走り出すのも可憐で好きですね。
安堵した表情に汚れがないのはエリーゼを清く見せたいためか、
主人公の主観の強調か、みたいな。
エリーゼは作監入ってると思ったのでこの直近カットのブレは気になる。



木漏れ日は結構綺麗に見えたな。
主人公に自分はわかっていると伝えるのは、
理解者でありたいというエリーゼの心理をより読まさせる感じで、
あまり己を語らないエリーゼの描写としても好みな感じ。


度々挿入される風景描写も好み。
星のカットなんかは今後も使うのかな。
割と作品世界の描写としては引っかかる感じ。



じゃあそれで、で嫁が増える不思議空間。
これこのまま突き進むのかなぁとちょっと調べたら、
もっと大多数と婚姻するみたいで唖然。
一時期のハーレムものを凌駕してる気がする。

今後もキャラ描写が楽しみです。

アニメ雑記 2020/5/3 を語る

2020-05-03 15:48:49 | ■アニメレビューとか
●プリンセスコネクト!Re:Dive 1話


泉のシーン、髪の光の色トレスというか、
髪の一本や輪郭を光らせるのが割と綺麗に見えて良かったな。
輪郭線光らせるのがこの作品ではデフォなんですかねぇ。
結構目を引くビジュアル。


背景ぼかしを含めキャラを光で浮きあげるような形に高級感があるかな。
背景自体がぼんやり光っているのをさらにぼかしている感じとか。
ufoとかだと明るい場所より暗がりで作り込むイメージがあるので、
割と新鮮なビジュアルかなと。



空中アクションほかアクションも目を引くかな。
ちょっとタメがバリパンチっぽい感じとか。
光と青空と木々をバックにしたアクションや立ち絵が印象的なので、
そういう部分を大事にしているのが気になったかな。
妖精っぽいというか、自然の中にある綺麗さ、
みたいなのを大事にされている気がするというか。


3Dを使った画面は監督の色気っていう感じかな。
今のところ記憶を失った主人公にピンとくるものがないので、
どう見ればいいのかなとちょっと掴みどころがない感じ。
『これゾン』のときとかもだけど金崎作品は序盤はよくわからないけど、
後半になると凄いハマって見ちゃってるので今作も楽しみ。



3話。
DIYとは思えない感じですが、
出来上がったものが物理的に入らなかったりするあるあるが楽しいかな。
カンナをかけるところも面白いアイディアで良かったです。

ダンジョン飯的な作品流行ってるけどこの作品もそういうのだったのかと驚いている。
あとOPでCMで知ってる曲のロングバージョンを聞けたのにちょっとした高揚感はあったかな。
曲自体はそんなに好みじゃないけど。


●かぐや様は告らせたい?〜天才たちの恋愛頭脳戦〜  4話



随所で想定線超えが目立ってたけどなんというか違和感がやはり強い気がしたな。
まあ原作漫画のコマをほぼそのまま画面にしているので当たり前だけども。
でも原作から変えてるシーンは結構あるんですけどね。
原作の画面が面白いと思ったらそのままつかってる感じなんだろうか。

想定線超えって解釈しながら見てしまうので、
違和感を作るところ以外はあまりやって欲しくない、というのはある。
アニメだと以前消えた他ブログで上がっていた涼宮ハルヒの憂鬱の『ライブアライブ』は違和感を利用した想定線超えの巧みさに触れられていて自分はあの辺を指標にしている感じかな。


髪で遊ぶのは好きですね。
心情の勢いが前向な感じが。


OP。
分割や反転でハートを意識させるのは『中二病でも恋がしたい』のOPを思い出すかな。



やたらプロデューサー推しだけど、
画面分割で役職と名前分けてるの、
断罪的な意味でやってるのかと思えてくる。


髪ワイプ。
髪で遊ぶのは好き。


ハーサカ回期待してたけど、瞳を結構細かく描いているので、
原作のニュアンスとはちょっと違う雰囲気。
まあこれは早坂にはとくに顕著で、
素がかぐやのように独特の瞳のデザインになっていないので、
どうしても量産型の金髪の誰か、
みたいなキャラにしかならないのが残念。
股間貼りつきスカートも安っぽくて素直に残念。


しかしなぜ電気の施工管理技士しかも2級なんだろう。
これは原作でも同じ。
四宮家ゼネコン系なんだろうか。



カット割っての強調。
こういうの見るとCLANNADの高雄回思い出すかな。


シュシュでまとめていつもの早坂に。
こういうのは新鮮ですね。
ただそこにしか早坂がいない気がして、その点がちょっと寂しい気がするな。





めちゃめちゃ化物語 1話で笑いました。
化物語はやはり作品としての画面作ってたんだなぁと思わされますね。


白金の輪郭だけボカしてるのどういう意味合いの処理なんだろう。

2期は割と情報量でまくしたてるような印象がしてたけど、
今回はまた1期みたいな感じなっちゃった感じでやや残念。
新キャラ結構好きなので活躍を期待したい。

八男って、それはないでしょう! 5話とか を語る

2020-05-01 15:16:43 | ■アニメレビューとか

風呂敷で包んだものを渡すとか西洋式なのに日本式っていう、
こういう歪みはどう受け取ったらいいんだろうなと考えてしまうかな。




ヒロインのエリーゼ登場。
メインヒロインっぽいのに5話からって思うとだいぶ間が空いている感。
登場は足元からで、スカートの長さや1話で強調されてた胸とか、
キャラクターの見せたいポイントを見せてる感があって良いかなと。


カット割って立ち上がってのご挨拶。
立ち上がっての挨拶を省略的に見せてますが、
エリーゼの後というのが強調されてる感じ。
どちらも立ち上がって挨拶するようなイメージがあったので、
主人公がやや気後れしたような印象があるような感じがあったのかなぁ?
どうなんだろう。


伏し目がちな印象の目のアップ。


対面しているのに話しているのはおじいさんで、
エリーゼ本人はやや置き去りに。
貴族社会っぽく、男性優位な形で女性が口を出しづらい雰囲気と、
それが自然である違和感のあるカットかなぁと思えたかなぁ。






紅茶を入れる仕草や彼女のアップを入れつつ話を進めますが、
目をつぶってただ立っている彼女、
っていうのが後の主人公から見た彼女にシンクロしつつ、
何度もその姿を見せることで何も言わない彼女を強調している感じ。
紅茶自体が貴族を象徴するような形で、
ポッドに描かれている花を含め、
この家がどういう家かを想像させられる雰囲気があるのもグッとくる。



そういうことでと安易に決めるおじいさんと何も語らないエリーゼ。
目を開いて語ることがその意志を強調していて、
対してエリーゼは目を閉じその意志がどこにあるのかは不透明。
しかしそこに嫌悪感は見えない。
社会背景や心情を読ませられる場面として非常に印象的かなと。



おじいさんと執事のやり取り。
覗き見感のある構図からの秘め事があるニュアンスや、
会話の中で花の風景を見せることでポッド描かれた花との繋がり、
その華やかな暮らしを強調するようでもあり。


対して主人公が渡した風呂敷の中身。
お主も悪よのぉという時代劇の悪代官とのやり取りが見えてくるよう。
ポット出の主人公が反感を買わないようにと入れ知恵されて握らせたものなんでしょうが、
こうした金品のやり取りだったり、紅茶やエリーゼの女性性など、
貴族社会の闇じゃないけど、
薄暗い感じのポイントを絵でポンと見せるカットが多かったような印象。




こういった化粧箱やお菓子のカット含め。

なぜずっとエリーゼが笑顔でいたのか、というのをおじいさんがいたから本音が言えなかったのだろうと読むところでお菓子をアップにするのはやや引っかかり。彼女へのプレゼントとして選ぼうにも彼女が何を好きかわからない。でも持っていくとしたらこの辺りかな?という主人公の思考を読ませるカットだったのかな。


顔拭き。
ピエロ化粧を含め新鮮な絵が続く感じも楽しいですね。
槍でポーズ決める辺りもエフェクト含め目立つ感じでしたし。



主人公の突然の来訪に驚くエリーゼ。
そして移動したときに落としたカゴと果実。
おじいさん視点ならエリーゼがさらわれたような感じですが、
このこぼした果実をなぜ見せたのかがやや引っかかる感じ。



彼女へのプレゼントとと思っていたお菓子が砕けてしまっている。
その事にも微笑で返すエリーゼ。
砕けた菓子とこぼれた果実はちょっとした繋がりを感じる部分かな。
またどんな菓子を選んだのかわからないのが、
今話で秘匿されているものを象徴されている気がしたな。



下でお茶をというエリーゼに対し、できれば2人でと返す主人公。
エリーゼが目を丸くするというのが彼女の生き方の中の意外性に触れている感じで印象的かなと。ただ自分と2人だけで会いたいという婚約者




彼女の本心を問いただそうとして打ち砕かれる主人公の図。
エリーゼ自身がおじいさまの決めた相手との婚姻を是としているので、
主人公の印象についてエリーゼ本人の主観が介在していない。
自分の期待、
本心を聞きたいという主人公の心を砕けた菓子で印象づけてるのも良いかなと。
甘い期待、つまりは自分自身を見て恋心を持ってほしい、
という淡い期待を木っ端微塵にされてるんですよね。

いくら強い力をつけてもエリーゼの価値観の中ではその主人公の見てほしいところを見てはくれないわけです。なので主人公が一体何を期待していたのか、というのが何の菓子を選んだかわからないように秘匿されているのも納得という形。



月明かり。
招待状をこんな夜に外で手渡しするのかという違和感。
この執事もおじいさまも目を開いたときが本音を話すときという感じなので、
エリーゼに対しもそういう雰囲気を背負わせてるのが気になる感。
やはり一族というのを強調したい感じなんかな。



花がきれいですね。
ここも美味しいという主人公の感想へのオウム返し。
ラストを見るとここでは主人公が言いたいことを秘匿していて、
今回はそういう回だったんだろうなというのが増している感じ。



今話は紅茶がシンボリックによく出てきますね。
執事ナメの構図もちょっと新鮮な絵。
男の甲斐性だとかいうちょっと浮ついた雰囲気、
ちょっと違った流れに行くのに対し浮いた絵を、という形なのかな。



赤い石を見つめるエリーゼと高そうな指輪に辟易する主人公。
エリーゼが見てたのは魔晶石?なんですかね。


高いものでなくとも、というエリーゼに対して、
イキっちゃう主人公がかわいくて良いかな。
今回は主人公の可愛い絵っていうのが多かった印象。
高い指輪のセンスに共感できなくとも、
でも高価なものを贈りたいという見栄は持つのかという感。
そういえば冒頭でも金貨たんまり渡してたしそういう人なのかもな的な。


奥で光る指輪に反応する主人公。
暗がりにあるというよりは見えにくかった、という意味合いの暗さなのかな。
月明かりが照らす絵があったので、あそこのイメージの引用っぽい雰囲気。
エリーゼの心を知るイベントのやり直しという意味合いを含むのかな?みたいな。


主人公視点。
冒頭では目をつむっていてよくわかりませんでしたが、
ここは指輪を見ていて、
そこで決心したのかなという感。


手に惹かれますね。
この感じはスタジオアド回でたびたび見るような。



エリーゼの手に目を引かれる。
直前の主人公の手の作画が印象的なので、
自然とその後のシーンでも手を追ってしまうのを逆手に取られている気がする。

エリーゼが指輪についている魔晶石から主人公の狙いを推測しますが、
それを全然主人公がわかっていなかったという衝撃。
エリーゼ自身が自分がどのように振る舞えばいいかを心得ているからこそ、
その常識が通じない主人公に対し目を丸くする。




結果的に主人公が胸の内の弱さをさらすことでエリーゼがグッときちゃった感じに。エリーゼの本音を引き出すはずが、結果としてはエリーゼが主人公の本音を聞き出す格好になっているのがちょっと滑稽な感じ。




主人公の胸の内を読めないおじいさま方ですが、
結局日本か!みたいな冒頭繋がりのオチで、
改めて今作のズレっぷりを認識させられる感じ。
ただ主人公自身も視聴者に秘密を明かさない姿というのが、
登場人物たちの秘め事に対するスタンスに思えて、
今話数でみんなどんなことを考えていたんだろうなと思いを馳せられる印象がしたのがグッとくる感じ。

なんだかんだで今後も楽しみな作品ですね。
個人的にエリーゼは今回のシスター姿が一番好みなのでこのまま行ってほしい。
というかこれで12歳設定とかヤバみが凄い。

脚本:宮本武史
絵コンテ・演出:緒方隆秀
作画監督:田辺謙司