流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

アニメ雑記 2021/1/3 を語る

2021-01-03 13:11:20 | ■アニメレビューとか
新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。

昨年はコロナ禍な世の中で暇で旧作をいっぱい見ていた気がします。
新作が放送延期をしたりということが多かったのも、
見てる側としても混乱が大きかったように思います。

昨年は自分にはシャニマスの年になりましたね。
FGOも鯖コンプしてスキルや絆などエンドコンテンツ以外はやりきった感があったので、
TLで人気?だったシャニをプレイしましたが、
ノクチル及び樋口円香に見事に打たれて自分も久々にアイマスに沼に入りました。
昔は長くニコマス勢で、その前のアーケード版に対して強い憧れがあったので、
シャニマスのグレードフェスで頂上のグレード7まで行けたのは、
高校生からの夢を擬似的に叶えたぞっていう気分で非常に感慨深いです。
しかも自分が好きなユニットで好きなキャラをセンターにして突破できた、
というのが何より大きい。
楽しかったです。これからは他ユニットの未読コミュを読みながらエンジョイできればなと思います。

なぜノクチルだったかと言えばアイドルらしくなかった、
というのがあったのかなと。
デレマスのようにキラキラした舞台にいきたいみたいな、
たくさんのファンたちの前に立つことじゃなくて、
ユニットメンバーを見ているような感じが新鮮だったんですよね。
極端にいうならチヤホヤされるためにアイドルを始めていない感じというか、
4人が一緒にいるためにアイドルを始めてみたという感じというか。
そういう幼馴染ユニットっていうのがラブライブとかアイカツとも違った感じで新鮮に映るし、実際異彩を放ってる。
それがどういう形になるのか気になって追っているという感じでしょうか。
もちろんプレイしている間に他のキャラも好きになっているわけですが、
芯はそこにある、という感じです。


あと昨年はガラにもなく10選記事を書きましたが、
あれは作品から見方のヒントを貰ったり自分なりの引っかかりだったり、
やっぱり好きだなというのを一度書いておきたかったので、
それにどう触れようか考えたときに都合が良かったので10選にしました。

自分的にTVシリーズは話を重ねていくごとに先鋭化していくので、
そういう作品についていくにはやはり毎話感想書いた方が得られるものは大きいと考えているので、
表立ってこの話数を見ろというスタンスは取れないです。
そもそも気になった話数は面倒臭くなければ即記事を書いてしまうので。
似たような話数が選ばれる、選ばれる理由もわかる、
そこから溢れる作品の他の話数に対する哀愁。
それなら作品を選んだほうが誠実ではないのか?みたいなね。
ただ個々の話数を選びたい理由とか、そういうもよくわかるので難しいところです。
何が正しいか、とかで悩むのはこういうところだったりします。

自分で10選やってみてわかったのは、
記事を書かなかった作品を自分は選べなかったということ。
ルールを自分が書いた記事に限定したのは、そもそも選ぶことが無理だから。
自分の価値観はブログに書いた記事によって縛られているし、
そういう価値観を作ってしまっている。
これは昔の記事でも触れてますが、
記事にしないことであの作品は自分には響いていなかった、
みたいな格好になるのが怖かったんですが実際はそうなってしまったんですよね。
面白いし見返すけど記事にする作品ではない、自分が選ぶ作品ではない、みたいな。
書かないことで価値を保留することは忘れると同義というか。
しかしそれはどうなんだ、みたいなね。
まあこれからもブログは書きますが、これを念頭に置いておきたいところです。


以下恒例の昨年よくきいたアニソン紹介でも。

 
出だしが好きでよくきいてました。
普段あまり意識しない声優さんなんですが、
推し武道で目立っていたので、今年は意識してしまいましたね。


新鮮な曲だったのでよく聞いていました。
個人的に監督は作品を作るのにどういう折り合いをつけているのかなと気になったな。
ハヤテのときがアレだったので余計に。 

こういう組み合わせもありなのかという。
OP曲を特によく聞いていました。

 
アイドルソングらしい曲アイドルソングという感じ。
石原パートでの緩急が好きで割とそこを目当てに聴いていた感。

 
楽しそうな曲だったので楽しい気分になりたいときに聞いていたかな。

 
こちらも同じかな。


今年一番の衝撃。
サビどこいった感があって最初戸惑いましたが重厚感があって好きです。


ふと思い出して聞いたらハマったという感じ。
KEY THE METAL IDOLはLD売り場に行くと大体どこの店舗にもあるイメージ。
なんで思い出したのか忘れてしまったんですが、
22/7の青空を見て最終回を思い出した感じだったのかな?とか。
 
 
自分は特に意味もなくフライングドッグ信者なので、
ワルキューレ支持なんですよね。
曲もかっこよくて好きです。

 
アニソンらしいアニソンはやっぱ楽しいなという感じで好き。
OPの映像も好きでよく思い返していました。

 
ゲーム内のノクチルのイベントを思い出すようで好きです。
情景を思い浮かべやすい曲でよく聞いていました。

 
全員集合の曲でシャニマスを代表する曲でもあると思うんですが、
自分はほぼノクチルキャラしか見ていなかったので、
ノクチル版をずっときいていたような格好です。


 
昨年は大量に旧作を見てまして、おジャ魔女も見て曲をよく聞いていました。
CD買ったけど配信始まって悲しですが。
個人的におジャ魔女カーニバルは始まった当時見ていたので好きですが、
2期3期とあまり触れていなかった期間の作品が個人的に好きで、
そちらをよく聞いていました。
ちなみに自分はおんぷちゃん派です。

作品的にも2期3期が好きです。
4期も細田回みたいな凄い回もありますが、
シリーズとしては終わらせる感が強いのと、
ハナちゃんは赤ちゃんじゃないと感があったので、あまりハマれなかったかな。
あとどれみを見る前に見た明日のナージャが面白すぎて、
なんで当時見てなかったんだろうと心の底から後悔しました。


今年もまたコロナ禍が広がりそうなので、
自分も十分注意していきたいと思います。では。
コメント

アニメ雑記 2020/12/30 を語る

2020-12-30 17:47:37 | ■アニメレビューとか
ブログを移行して1年が経とうとしています。
前ブログとあまり変わらない更新を心がけてきましたがどうだったでしょうか。
今後もこのような更新になっていくかと思います。
できれば毎クール1作品は毎週書きたいんですが、なかなかうまくいきません。

せっかく前ブログ記事も移行したので、
自分がブログで記事を書いた中で、
印象的だったものを上げていきたいかなと思います。
10年アニメ感想書いてきて印象的だった作品とはどういうものなのか?
というのをやってみてもいいのかなと思ったので。
とりあえず巷で人気の例に習って10本上げてみたいと思います。

題して

『アニメ感想ブログ管理人が選ぶこの10年で記憶に残ったアニメ話数10選』

ルールは当ブログで感想記事を書いた話数を選ぶこと。
以上です。


1.バトルスピリッツ ブレイヴ 48話 ダンVS魔ゐ ダブルブレイヴVSダブルノヴァ  (2011/8/28
まず1本目はバトスピから。
ブレイブの終盤は最終回がずっと続いているような形で印象的な話数が多いですが、
中でも特に印象に残っています。
シリーズを跨いだキャラクターの関係性のドラマが炸裂していて、
積み重なった思いの強さが伝わってくるようです。
ライフで受けるというゲーム上の宣言が人生を通したものに映るのも印象的。
当時の作品ブログによれば相当まゐの描写には拘っていたそうです。
シリーズで見てるとまゐの描写の違いがよくわかると思います。
また今話数の見どころの1つであるまゐの召喚バンクですが、
これはこの話数前から使われており、
以前からダンの昔のカードを使ってバトルに勝利しているのですが、
今話数で非常に印象的なシーンになっているのが当時としても新鮮でした。
まゐのバンクは複数の話数で徐々に新規に作られていって、
今話数で最終的にAパート終盤に乱れ打ちできるような形になっているので、
話数を重ねる力というのを感じられたのを覚えています。
また声優さんの芝居、表情作画がやはりそれまでと別物で、
まゐの戦い方は以前とあまり変わらないはずなのに、
特別かっこよく、またドラマとして印象的に映ります。

とまあ改めて書きましたがやはり最後の告白のインパクトですよね。
当時は負けが確定したところでグダグダ言い出すのは子供番組的に、
ゲームは楽しくプレイしようというフェアプレイの精神の中で、
泣き落としでかかっていいのかな?みたいなことを考えていたんだと思います。

ただ本当に48話のまゐ様はヒロインしていて素晴らしい。
最後の本当に最後に気持ちを伝えて止めようとするのもグッときます。



2.セイクリッドセブン 9話 転石するイシ (2011/7~
いきなりルール違反で記事を書いていない話数ですが、
下書きをしていたので自分的にはセーフ。

複数の強敵とのバトルという話数ですが、
最後の突撃が印象に残った話数でした。

アルマが街に向かっている敵を追いかけ突撃するカット。
主観ショットで徐々に視界が悪くなっていき、
最後には僅かな光しか見えないというのが、
光速に近づくにつれ人の見る光は点にしかならないという、
そういう思考実験的なカットのように思えて印象に残っています。
人体が光速に迫るとはどういうことか?
というアプローチをされている衝撃、みたいなのが強かったです。

この話数をきっかけに個人的にアニメを見る際に意識している点だったりします。
『傷物語Ⅱ』ではTVのチャンネルを消すように阿良々木が消える表現を見て、
これもまた人が光速に近づくことへのアプローチとして新鮮でした。

人がどれだけ速く空を飛べるか、光速に迫っていくとはどういうものか、
というのテーマを個人的に受け取れた話数として存在感が強い話数でした。


3.戦姫絶唱シンフォギア 12話 (2012/1月~
当時は歌ってバトルっていう色物感が強かったですが、
アニメオリジナル作品で5期もやったというのを考えると凄い作品になったなという印象があります。
自分自身シンフォギアで好きな話数は結構あり今回も少し迷いましたが、
やはり1期12話は特に自分の中に残っている話数でした。

中でも物語的に翼の歌に惹きつけられます。
アフレコで歌うというCD音源に頼らない体制は正に大正解という形で、
水樹奈々の歌う歌がフィーネとのバトル中は風鳴翼の歌として響いて、
その歌の力強さにキャラクターの変化を感じられてグッときます。

響たちの復活、変身も1話とかけている形が印象的ですね。
悠木碧だと最近は『幼女戦記』などのダーティなキャラが好みなんですが、
最後の咆哮は作品を盛り上げる最高の一撃だったように思います。
当時はここまで歌って叫べる方というイメージはなかったので、
そういう意味でも非常に新鮮なシーンでした。

また高速PANによる印象づけはシリーズを通じて1話やOPなどで印象付けられており、
それが非常に効果的に使われているのも印象的ですね。

個人的に6話の響の拳がキマった後から響の身を案じる未来のシーンが、
BGMの妙もあって好きなんですが、やはり12話は外せないなと思いこちらを選びました。
というか記事を書いていなかった。


4.ソードアート・オンライン 7話(2012/7~
未だに自分がよく考えてしまう7話。
というのもこの話数のリズの心情の情景は作品内で美しすぎるんですよね。

キリトに世界を託す姿もささやかな存在だからこそ印象的に映る。
この話数の持つパワーを制作側はどうおもっているんだろうという疑問と、
立川譲さんは野心的な方だという印象が長らく続いてちょっと辛かったです。
アリシゼーション編という剣の物語というのが益々強まる作品で、
監督が交代したことに対して因果的なものを見てしまうのもこの話数ありき。


5.境界線上のホライゾンⅡ 10話(2012/7~
ネシンバラ「僕は必ずそこへ行く。君とかつて見た、正しき所へ必ず行く! 」
シェイクスピア「だったら私は、私は何処へ行ったの!?」
このやり取りがずっと頭から離れない。
もうずっと離れない。

私は何処へ行ったの?というのはダブルミーニング的な意味合いですが、
ネシンバラのいう正しきところへ行けなかったシェイクスピアの絶叫が響く形でした。
あと自分は正しいのか、という迷うときに思い出すような感じだったように思います。

ホライゾンは1期の構成がよく4話5話はもちろん、
9話の終わりから10話からのバトルが非常に印象的で、
世界観を共有できればこんなに楽しい作品はないなと思ったんですが、
3期以降の制作に繋がらなかったのは残念です。

小野学監督は咲-saki-シリーズも素晴らしく、
こんなエンタメが作れる方がいるのかと思っていましたが、
シリーズが続かなくなり各作品のスタッフが散り散りになって、
やはりチームは大事なんだなと思わされました。
ホライゾンも咲も印象的な話数が多く、充実した作品でした。


6.魔弾の王と戦姫 5話 (2014/10~
JC作品から離れた渡部高志さんの演出作品として印象的でした。
JCの渡部作品ってあまり評判がいいイメージがなかったんですが、
やはり印象的な作品を作られる方だなと思わされたのが印象に残っています。


7.響け!ユーフォニアム 12話 (2015/4~
久美子の走りにやはり惹きつけられます。
京アニのファン感謝祭で作業の行程をある程度見れたのが印象的でした。
三好さんの描く久美子というのは自分にとって特別で、
これから先それを見ることができないことが非常に残念で悔しいです。

シリーズとしても充実した作品でした。
この10年で印象的なTVシリーズをあげるなら今作、
映画で選ぶなら『リズと青い鳥』になると思います。


8.アイドルマスター シンデレラガールズ 25話 Cinderella Girls at the Ball. (2015/1~
流れ星キセキのシーンはやはり何度見てもグッときます。
24話を見るに花を使う演出だったりへの葛藤など、
監督として悩んだんじゃないかと思われる作品だったのが個人的に気がかりでした。

全然違う話になりますが、虚構性の強い祈る少女の絵っていうのを見ていて、
何となく『魔法騎士レイアース』のOP1のサビの魅力は、
つまりはこういうことなのではないかと最近見ていてよく感じます。
変身前の姿を描くことで、
純真な姿を描くことで煌めく世界へと羽ばたくことへ胎動を表現しているっぽい感じが。
当時の大張さんのOPは高雄統子さんに匹敵する演出力があったのか、みたいな。

高雄統子さんは演出家として非常に目立つ方ですが、
近年はバトル作品の相談役みたいなことをされているっぽく、
うーん、と思うことが多いです。
FGOの最終話もエレシュキガルへの目配せは相変わらずのエッジの強さだなと思いますが、
そこぐらいしか見れませんでしたし。
それだけ高雄さんの携わった作品への期待感が大きいこと、
そしてそれが大きいだけにうーんとなってしまうことが多い。
幸福な作品との出会いを願ってやみません。


9.Fate/Apocrypha 22話 (2017/7~ 
言わずと知れた作画回。
もう3年経ってることに驚かされます。
ストーリーに寄り添う作画回ということで大変意義深い話数だったように思います。
VSカルナがやはり大きいですね。
カルナのアクションや宝具演出はゲームのFGO上に反映されていて、
この回の持つインパクトを改めて感じました。


10.これはゾンビですか? 6話 (2011年1月~ 
セラの主観で見せる京子の不敵な笑みが好きで、
その1カットが頭から離れずにいる、という感じです。
悪女だと『オーバーロード』のクレマンティーヌとか、
近年でも印象的な話数はあるんですが、
年数が経っている分、未だにふと思い浮かべてしまうので入れました。

他に理由をあげるなら井出コンテ回だというのもありますかね。
当時旧作に続編当たる作品などを監督されず、
他作品で多くのコンテを切られていたのが印象に残っています。
やはり某作のコンテ回が何らかの刺激になったのかなみたいなのがありますが、
どうなんでしょう。
そういうのを意識してると自然と井出回は意識を強めに見てしまってるなと。
これゾンは3話もコンテを切られていて当時としては異常に力入ってるみたいな感覚もあり。
近年の金崎作品は監督コンテ話数が多いので、
何かあるのかなとか思ってしまうので金崎作品として意識して記憶に残る感じでした。


その他候補だったもの
・魔法少女まどか☆マギカ 10話 2011/1~
・ログ・ホライズン 2期10話 ギルドマスター 2015/12/6
・ラブライブ!サンシャイン!! 2期8話 HAKODATE 2017/10~ 
・僕のヒーローアカデミア 42話 僕のヒーロー 2018/4/28


10年だとやはり10年の間で思い返した話数がやはり印象深い形で、
10年代前半の作品が多くなりましたね。
もっと思い出語りというか、この記事を書いたときはこうだけど実際はこう、
みたいなことを書こうかと思いましたが面倒くさくなったので切り上げました。

個人的に言いたいのは印象に残る作品は年月が経たないと実感できないものがあり、
即物的に自分の中の作品評を固めるのは多くのものを取りこぼすのではないか、みたいなことです。
まあ極めて個人的などうでもいい話ですが、
今大好きな作品は果たして10年後に同じくらい好きでいられるのか?
その価値観をいつまで持っていることができるのか。
そういう視点も面白いんじゃないかと思うので、意識していただけたら幸いです。
コメント

ジョゼと虎と魚たち を語る

2020-12-26 16:27:30 | ■アニメレビューとか
見てきました。
タムラコータロー監督作ということで、
きっとオシャレな画面なんだろうなという期待感が強い作品で楽しみにしていました。
原作、実写版は未読。

以下ネタバレ感想。


最初に個人的に見ていて気になったのはジョゼと主人公の出会いの場面。
ジョゼが車椅子で坂道を猛スピード下ってきて衝突という流れですが、
その中で電線を揺らしている描写が入ってるのが気になったかな、と。

電柱にぶつかったわけでもない(ぶつかっていたら大変なこと)のに、
電線を揺らしているのが不可解なんですよね。
出会いを強調する風を演出するのに見せている風でもなく。
個人的に思い出したのが『とらドラ!』の2話で、
電柱を傾かせるところ。
あちらも恋愛モノとして印象深い作品だったので、
ここは出会いによって電柱を傾かせるような、
そういう揺らぎが生じたことを描いているのかと思えたなと。
とらドラリスペクトなのかなぁみたいなね。
終盤に同じことをもう一度やりますが、
そのときにも変圧器付きで電柱、電線を描いていて、
そこに2人の出会いの何かを込めている意識を感じたので、
なぜそこだったんだろうなと思ったときにそう思えた感じだったかな。

序盤見ていてジョゼのおばあちゃんの存在感が強いのが、
作品をより印象的にしている気がしたな。
扇風機の風でなびく髪などから感じる夏の風情など、
おばあちゃんを取り巻く環境が結果としてジョゼの環境に触れている印象。
またおばあちゃんを魅力的に描くという点が意欲的で良かったですね。
アニメではあまり見かけない新鮮なシーンが多い印象でした。

恒夫とジョゼの出会いから2人が海にでかけて行くシーン、
外は猛獣がいっぱいという、障害者にとっての過酷さを印象づける形でしたが、
そういう猛獣たちの中でジョゼが海に行けるのは、
数多くの猛獣たちが仕事をしているからなんだな、
というのを感じられてあまり障害者の過酷さを描いている風でなかったのが気になったな。

例えば駅で車椅子を下ろすのに駅員がスロープを準備してくれてる描写を入れたりとか。
切符を買うところで助けてくれる他人はいないけど、
仕事として支えてくれる人たちがいる、
という点が個人的に染みるシーンでもあったな。
自分自身、自分がやってる仕事の意義は見出しづらいんですが、
ジョゼみたいな子の世界を広げる役割の一翼になれるなら、
それで十分じゃないかと思えたというかね。
道路ちゃんと整備しろ国交省役所道路屋!みたいな。
ジョゼが食べてるクレープだって、
クレープ屋やってる人がいなかったら味わえないんやで、
みたいな気持ちにさせられたというか。
これは主人公の恒夫が仕事としてジョゼと接していることからくる印象なのかな。

ただ相談支援員や民生委員の人などジョゼを助ける人たち、ヘルパーさんなど、
そういうジョゼと長く直接関わる人たちの存在が後退していて、
ジョゼが恒夫と出会うことで広がった人間関係に寄り掛かる描写をちょっと危うくも感じたな。
社会的なセーフティを遠ざける意味合いがちょっと引っかかるというか。
ただこれは親への反抗というか、身近に接する人たちへの反発程度という感じなのかな。
ジョゼが恒夫に健常者という言葉を使ったり。
この辺は意図しての脚本ということだったので、
ジョゼがみずから破滅的な行動をとってしまったことへの代償という描写なのかな。


絵としては結構色んなシーンが印象的でしたが、
車椅子を押されているジョゼを付けPANで足先から表情までを捉えてるカットが印象的だったかな。
どういうシーンだったかは覚えていませんが、
キャラクターの存在感が強く印象付けられてグッと来たかなと。
2人が外へ出てからのシーンは幸福度が高く見ていて好きなシーンが多かったです。
魚のランプをジョゼの部屋で渡すシーンなど自然に涙が出てくるシーンが多かったかな。
まあ大抵の映画で自分は何回も泣くので自分の涙に意義は感じづらいですが、
今作のような夢を追いかけていくことを強く肯定する作品は稀で、
その作品の持つ強さに打たれる感じでした。

それを特に感じられたのがジョゼの描いた絵本のくだり。
子供に読み聞かせるという形を取ることで、
それまでのジョゼの成長、絵を描くことの意義、
思いを伝えることの尊さ、ジョゼの恒夫への思い、
夢への憧憬など作品の持つ良さが詰まっていてGOODでした。
ヒロインから主人公への気持ちがメタファーという形でしっかりと届く、
その気持ちを受け取ってることの証としての涙。
どれもが甘い絵空事のように思え、だからこそ甘美なシーンのように思えたな。

ジョゼがクリスマスに街を彷徨っているシーン、
車椅子の車輪の跡が切れた後のカットがちょっと出﨑チックだったかな。
道路を広めにとって街を俯瞰するようなレイアウトとかそれっぽいなと。

ジョゼを坂道で押したのは何者だったのか。
猛獣だったのか悪意を持った人間だったのかという疑問を最後に種明かしをされたような気がしたな。
悪意はなくとも不注意で人は人を傷つけられるという話なんだろうか。
事故を減らす努力は必要だけども、
その事故がなければ2人は出会っていないので、
結局運命論に帰結するのか。
その辺がちょっと考えてしまったかな。

大変楽しませてもらった作品ですが、
あまり魅力を伝えるような感想にはならなかったな。
ぜひ劇場で見てもらって彼女らの姿を見てもらいたい作品かな。
個人的には生き方についての指針をもらった程度には印象深い作品でした。
年末年始にまた見てもっと魅力を伝えられたらな、と思います。
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アニメ雑記 2020/12/20 を語る

2020-12-20 22:02:28 | ■アニメレビューとか
●ダンジョンに出会いを求めているのは間違っているのだろうかⅢ 12話


アゴの傷をずっと描写しているのが気になった。

1期8話でリリの傷が癒えた代わりにベルが血化粧をするのが印象的だったので、
そこを意識した描写だったのかな。
物語的に言えば言葉ではなく態度で示すという意思表示を強調する意味合いなんでしょうが、
傷の意味合いについて意識して欲しい形だったのかなぁと。
今回は1期8話を彷彿をさせられるカットが多くてグッときたな。
結構好きな話数だったので、ようやく見たいものが見れた気がしたなと。

1期感想。

ヘルメスの言葉を意識すると2期10話から繋がってる形かな。
サブタイトルが英雄○○の4文字なのも意識してるのがよくわかるし、
大事にしている部分なんだろうなというのが伝わってくる感じ。
今回はベルが誰かの英雄から全てを引き受ける英雄へと変わっていく転換点という感。
ただミノタウロスとの因縁が結果的にベルを英雄へと押し上げるのは作為的すぎる気がしますが、
敗北を喫することでそのバランスを取った感じだったんですかね。



ベルVS黒ミノタウロス。
背景を飛ばしたインパクト重視の線画描写がグッときますが、
ミノとの戦闘重視で先程までのドラマを置いていくためのカット、
という気がするな。
ミノがベルにアタックするまで間があるので、
刹那の瞬間や瞬間的なインパクトを描いているとするにはちょっと矛盾した印象がしたかなと。
強敵との戦いへと見所を誘導されている印象が強いというか。





朝日を印象づけてるのがまた8話的。
青さをあまり強調していないのはベルの青さを抜くような意図なのかな。
強くなりたいと願った場所、ヴァレンなにがしと朝練した場所で、
かつての強敵と相まみえるシチュエーションとかやはり好きですね。
再びヴァレンなにがしへと願う形も良いな。
ただ負け戦だったので音楽的な盛り上げ方は抑制的で、
1期のような爽快感さには欠けるかな。
今後も続いていくシリーズになるかわかりませんが、
またベルの活躍が見られることを願っております。

●アサルトリリィ BOUQUET 11話


幻影の見せ方や表情が印象的でしたが、
個人的に好きなのは指輪を見せるところだったかな。
梨璃が夢結の部屋から出る際に手を見せるところで、
なぜ梨璃が戦うのかというのを明確にしているのが良いなと。
夢結が縛られているから、
夢結とかつて繋がりがあったキャラに嫉妬しているからではなく、
リリィだから、という使命感を強調しているところがグッとくるかなと。


戦えない苦悩と指輪。
梨璃が出てから今度は夢結の指輪を見せるのがなんか惹かれたな。
戦いたいのに戦えないという眼の前の光景に立つ夢結の心情は、
リリィとしての心情に寄っていることを意識させられる感じが。
壊れた武器を前に手をこまねく形から、
まだチャンスはある、という引き方が良いのと、
それが夢結のドラマにつながる期待感もあって楽しみかなと。
最後まで楽しんで見れればと思います。
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魔女の旅々 8,9話 を語る

2020-12-04 16:39:12 | ■アニメレビューとか
●8話


6話で魔術協会の三日月の紋章だったかをアップにしない違和感があったけど、
今回はちゃんとそういうところから攻めてきていて、
普通こういう感じだよなぁと思いながら見ていた。
なんで6話はああいう感じだったんだろう。


新キャラ魔女シーラ。
今回は小物を見せるのに気を使っていたのか、
シーラのキセルが度々画面にINしたりして存在感を印象づけていたなと。


人形を扱った回というのは不気味さを狙う演出を想像してしまうけど、
あまり恐怖を煽るような形ではなかった印象。
人々に愛される人形たちというのを中心に描きたかったのかな。
不気味さは後付というか。



服の裏地を見せるような感じが気になる、かな。
マントなんかは普段から裏地が見えているけど、
イレイナの服なんかはワンピースの内側をすべて見せる格好で、
そういう服の内側を意識させるような絵面が新鮮に感じたな。
服の描き方には気を張ってるつもりだけど、
なかなかいい言葉が見つからないな。


日が当たるリピートなんかな。
9話でも似たようなことやっていて、
作品を通じてのリピートや兼用が似たような印象を受ける不思議。


マルチアングルで繰り返し強調。
これも9話でやっていてちょっと気になる。


手枷をかけるエフェクトの派手派手なカメラワークからシーラへ。
その魔法はシーラのものだったのかとなるカット割で楽しいかな。
キセルが杖代わりなのも面白いかなと。
それまでのキセル強調の画面がここの意外性に繋がってるのが良い。


シーラの引っ掛かりとネックレス。
サヤの師匠がシーラという繋がりでしたが、
このネックレスの持つ意味を描いていたのが9話を見た後だと引っかかる感じ。
これを強調したいがための演出だったのかな、みたいな。

●9話


木が3Dか何かで描かてる風なのがなんか気色悪い感じがしたな。
この回の気色悪さを強調する意味合いなんだろうか。


後半リピートされる構図ですが、
前半は過去にはこのベンチはなかった、という意味合いが強かった感。
ハート型に抜けているのに、
あまり恋人たちなどを印象づけていないのが引っかかりだったかな。


8話に続きイレイナの食から事件に巻き込まれる感じで、
8,9話はぜんぜん違う話なのに重なるような部分が多くて、
ちょっと気になってしまう感。
話の作りが似てるからなんでしょうか。


新聞の中の写真が動くのはハリーポッターという感。
それまでが動いていなかったのでアニメ的な演出なのか、
実際に動いているのかどうなのか。
ファンタジーらしい演出でありながら、
それが持つリアリティレベルが不明なのが面白いかなと。


会話の兼用でのやり取りはまた6話的かなと思いつつ、
花を印象的に見せつつ不安感が残る感じが引っかかるかな。
どういう狙いなんだろうみたいな。

過去に飛んで親友を助けたいという魔女エステルに協力する話でしたが、
過去の話の前提がどこまで真実だったのか気になる感じ。
3年前に親友を死刑にしたようですが、
過去に旅立つ前に準備は何年も前に済ませている答えるのは、
思いの丈は3年程度しかないはずなのにそのセリフなのかとか、
彼女がいない世界に耐えられない的なニュアンスだったのに、
別の時間軸を作るだけでよかったとか、
親友はおじさんを滅多刺しで殺したけど、
実は両親も滅多刺しで殺されていたことを後から言うとか、
エステルの語り自体にどこかブレているような印象を受けるなと。
親友が殺人鬼になったことはお芝居になったりもして有名らしいけど、
たかだか3年でそういうような有名な話として昇華されるのかとも思ったり。


過去に戻り過去の親友セレナに会うエステル。
執拗に宗教の勧誘か疑うのがちょっと引っかかるかな。
あまり宗教色が強い作品ではないし、
セレナが実はどこかの宗教に属していたとか、
そういう伏線が実はあったのかなと思ったりなど。


人のうなじを見て人物を判別する変態だったので、
この親父は相当怪しいと思ったらセレナを虐待していたと聞いて納得。
あとここを見てエステルが引っ越したのは、
両親がセレナ家の異常を感知したためじゃないかとも思えたな。
エステルのことをよく見ていたわけだし、
娘をそんな風に見る男性を警戒しないわけがないので。
なんというかダイアローグの端から画面外を意識させる側面の強い回だった印象。


セレナ、歯がでかい。
他者を噛んで危害を加えたりするの怖って感じですが、
この噛むという癖で彼女の殺人だと断定されていたのかな。
ちょっと気になる部分。

買い物に出ていたセレナが家に戻る前に、
黒い衣を羽織って襲っているのを見ると、
どこかで着替えたか服を用意していたわけで、
そこは何処だったのかがちょっと気になるし、
新聞に載っていた強盗は結局なんだったのかとか、
そもそもエステル襲われた時点で魔法を使っているのにセレナに負けちゃったの?とか、
なんで火事になってるのに誰も来ないのとか割と謎が謎を呼ぶシーン。


セレナがイレイナに襲いかかろうとしてからのエステルの反撃。
この辺の魔法展開の臨場感とかいいですね。
セレナどんだけ狂ってるねんって感じですが、
エステルがセレナを処刑したとき何も告げなかったのがやや不思議。
公的な場所だったんだろうか。


記憶を魔力にしてのセレナの処刑。
炎が猛る感じなどがかっこよく、
また8話のイレイナと同じく、
マルチアングルで魔法を強調してるのが目を引くかな。

エステルが目から血を流しているのだったり、
セレナの名を叫んでいたり、記憶を魔力に変えてるのを見ると、
なんかどこか戦姫絶唱シンフォギアって感じがしたな。



金に目もくれず走り去るイレイナ。
オフセリフで現代の部屋を見せる感じが、
エステルがイレイナへ語ったセレナへの思いを彷彿とさせられる感じで、
過去に行く前後の変化を強調されている気がしたな。



無力感に苛まれるイレイナ。
街角の子供達やイレイナのネックレスがまた引っかかる感じ。
特にイレイナのネックレスは今後サヤと殺し合いをしてしまうかもしれない、
相手の存在を消してしまいたくなるほどの憎しみを募らせてしまうかもしれない、
そういう危うさがあることをイレイナ自身が感じているだろうというのを匂わす感じでグッときたかな。
なぜ8話でまたそこを印象づける形だったのかというのを、
直近の話でそういうのを見て欲しいのかなという感が強かったかなと。


話の関係から時間経過、時計の演出などが多かったですが、
過去に行ったことで最も変わってしまったのはエステルとイレイナ自身で、
世界は何も変わっていないという無情さがちょっと印象的かな。

また残りの話数をどういう話をどういった演出で見せられるのか楽しみです。
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アサルトリリィ BOUQUET 8話 を語る

2020-11-29 10:02:15 | ■アニメレビューとか


溜めていたのを一気見しての8話。
アバンはお風呂回で長髪キャラを印象づける感じかなと思ったら、
本編はそういう感じでもなく。
リリィの証ともいうべき指輪を見る主観をちょっと意味深に見てしまったな。
梨璃と結梨の対比というわけではなく、
指輪をつけることの意味合いを改めて認識させられる感じかなと。



同室の2人。
閑と梨璃はお互い別のベッドに寝ているのかなと思ったら二段ベッド。


お姉さまが別の別のベッドだったからか最初やられた感が強かったな。
今までにもあった描写かもしれないけど。
上下で向かい合うような配置がちょっと気になる。


やりとりの中で見えない相手の意図を探る。
この戦いが終わった後を見据える閑と、
あくまで今の戦いを見る梨璃。
そういう戦いを見る視点をベッドの高低差で意識させる感じ。


上から見下ろして再び互いの視点交わり、
今度は互いが見えるように。
閑が梨璃側に寄り添う格好ですが、
あくまで上段におり、意識は梨璃の考えとは別の位置にある、
というのを強調されてるのが引っかかるかな。

新キャラが敵から作られた人造人間というのもここにかかってる感じ。
そもそも指輪をはめて戦わせるということは、
同士討ちをさせるということ。
何の覚悟もない少女にそれを背負わせるのかという問いと、
リリィも同じく同士討ちをする可能性があることをここで示している。
閑と梨璃が戦う展開も、ここの意識の違いから生じる可能性もある。
近くにいる隣人がもっとも危うい相手であるという匂わせのあるシーンで、
印象深い感じでした。


だまし絵的な鉄塔の絵で笑ってしまった。
作業員どうやって登ってるの?電線どうやって支持されてるの?
そもそも空中にがいし浮いてない?みたいな感じ。
まあそもそも4導体クラスだと線も複雑なので投げたくなるのもわかる。
演出が鉄塔好きだったんだろうか。

そもそもこの鉄塔は学校の持ち物なんだろうか。
発電所もやはり自前で持っているということなのだろうか?
ということはこのスパイ作業員は学院自らが引き入れているということなのか?
など社会的な立ち位置をちょっと気にしてしまう感じ。
設備屋の中にスパイが紛れ込んでるのを承知している理由とかが今後出るのかな。

あと学校に4導体を引き込んでいるということは、
275kVクラスの電力を学校内で使ってるということでもあるし、
やはり兵器開発に大電力が必要ということなのかと、
そういうところもちょっと意識してしまったな。
東電の資料を見ると275kVクラスだと秦浜線があるので、
そこから分岐して送電してる可能性もあるか。

■275kV以上系統空容量マッピングの記載方法ならびに留意事項について
(2020/11/28作成ってドンピシャでは?)

シャフトだと打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?で、
登校のシーンで角度鉄塔が美術ではなく3D?で出ていたのが印象的だったので、
ちょっと見ていて引っかかる感じ。


どこに安全帯引っ掛けてるのか。
塗装屋が点検工事してる格好なのだろうか。
鉄塔を正確に描くのは難しいなというを感じてしまう。
電力会社ではなくJRの設備なんだろうか。
あとこのクラスの鉄塔のポストでアングル材使うだろうか?
普通鋼管では?
あら探しじゃないけど、
今後きっちり送電設備描いてますねー素晴らしい!
と言いたいがためにツッコミ多めでした。
レール描いてる分進歩してる気はするけど。


後半の結梨のアクション、
カロリー高めのバトルがカッコよくてグッと来ました。
一瞬のカットでも撮影処理とか入れるんだなとか。



敵に向かっていくカットで顔に影を落とすの、
迫ってくる敵が顔に影を落とす意味合いなんでしょうが、
物語的な展開や敗色を匂わせるような意味合いも含むのかなとちょっと気になったな。
敵という名の一種の同族を斬ること、
迫りくる脅威に対して対処できるのかという暗さ、みたいな。
それを吹き飛ばす斬撃が印象深い感じ。




カッチリと動いているようで部位強調するオバケや、
斬撃の後に内部爆発することで消し飛ぶのを3点の光とエフェクトで見せたり、
一瞬の間の細かな絵の変化をSEで強調されてる感もあって楽しかったな。



フィニッシュもド派手に。

現実にある電気が流れる鉄塔は適当だったのに、
一種の虚構である電撃エフェクトはド派手にかっこよくと、
正にアニメだな、という落差を改めて感じられる回だったかな。
次回以降どう振れるのか楽しみです。
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アニメ雑記 2020/11/21 を語る

2020-11-21 19:44:27 | ■アニメレビューとか
●ダンジョンに出会いを求めているのは間違っているのだろうかⅢ 8話


ヴァレンなにがし参戦のカット。
影無しでディテールを削いだ感じは動きに期待してしまうカットだけど、
ここは遠くから捉えたヴァレンなにがしの絵というイメージで、
そういう絵の見せ方が新鮮に映ったな。
戦闘シーンでもこういう絵はあまり見られないので、
演出的な側面で作画アニメ的な絵が出てきたことが新鮮に見えたかなと。
一瞬の臨場感に引き込まれるというか。


ヴァレンなにがしみたいな長髪キャラのバトルで髪がうねるような感じはやっぱ好きかな。
田中髪みたいなのがやっぱり好きなので。



引きのアクションの中でアップの絵っていうのは、
アイズ登場前のアクションでは臨場感からやられ役への転換みたいな形で、
なんか引きでライブアクション的な形で収めるのかと思いきや、
そこはわかりやすく見せるのかと思ったりも。
ずっとアクションを見せるのではなくキャラクターを見せることを強調したい感じなのかなとか。

まあ今作を見て改めて思うことじゃないし本作特有でもないし見所って感じでもないですが、
そういうことを改めて見つめないといけないなと感じてしまうくらい、
最初に紹介したカットを鮮烈に感じたのかもしれない。





髪やエフェクトや表情も好みな感じだったかな。

ダンまちは一応原作の大きな枠組みでシリーズを組んでいるようなので、
今作がどういう形になっていくのか気になるかな。
原作の表紙がちょうどカッコよくて気になっていたので。
ベルたちの活躍が楽しみです。
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ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 7話 を語る

2020-11-16 20:15:12 | ■アニメレビューとか
今作をあまり熱心に見ていなかったの後悔しちゃう回だったなぁ。
姉妹回というとサンシャイン2期が非常に良かった記憶がありますが、
また違った面白さのある回でしたね。




視点の面白い回だったのかなという感がしたな。
二段ベッドから見る姉の姿というのは、
必然的に机の上に置かれたものも盗み見るわけで、
そういう視点を持っていることを暗に言われてる気がしたというか。
玉子焼き作ってるところも俯瞰からの主観の絵が新鮮ですよね。


個人的になんか凄いなと思ったのが部室?での一連。
クッキーを置いた棚が画面の中に何度も入ってきて、
え、これずっと見せちゃう感じなの?という凄みを感じたというか。


椅子の隙間からキャラクターが見えたりとか、
なんでこのパート異様に力入ってるのかと不思議に思えたり。
さっきまで全然こんな画面じゃなかったじゃん!みたいな。

めばちさんイラストのポスターもいいですね。
今までも出てたのかもしれないけど。
こう考えると今まで全く画面見てなかったな。


ずっとなんだろうと思っていたら極めつけがここ。
なぜこういうレイアウトで妹が立ち去っていくのを見せるのか、と。
またここは姉の視点が強調されておらず、
こういう画面になることを優先してるんですよね。
何なんだろうって思う。

最初に座っている位置からお菓子越しに見る姉から、
隣に行ったことでより近くから姉を見ることで、
自分が見えていなかったものを見てしまった、
という形に持っていった感じなのかな。
またお菓子を背にすることで甘い誘惑から遠ざかることを意識したのか、
とか色々考えてしまいますね。
ライブパートはだいぶこの辺を踏まえた画面だったりするのかな。

【限定公開】Butterfly / 近江彼方(CV.鬼頭明里)【TVアニメ『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』第7話ダンスシーン映像】

かぐや様のときは個人的にそんなにヒットしませんでしたが、
今回は凄い素敵なシーンになってて凄いなと。
作画が良いというのは勿論ですが、
姉から妹へという世界観を彩りを持って描いているのがメッチャいいですね。
本編からいい意味で浮いているのもグッときます。


前景の置き方や引いた視点の多さは観客視点、
ひいては妹視点になるのかな。
結構多用されていますよね。
アップでダンスを見せるのとは違った臨場感があるのが良いですね。


コマ落ちしたような歩きと、
歩みがあまり無いように見せる微妙なカメラワーク。


ずっとそこにいたことを伝えるように座った場面が続く。
部屋の中でいつも妹が見ていたであろう姿。


ステップを踏んで動き出すことが強調される。


今回のライブパートのキモは透ける傘にように思います。
この処理の新鮮さ、透明感が凄く良いですね。
ただダンスが良い動きしてますね、
では収まらない魅力があるように思える。
また傘は透かさないという選択肢も使っていて、
そこを含め目一杯アニメでできる表現をつめられてる気がしたな。
小物を使ったちょっとした表現でこんなにも豊かに画面が映るのかと惚れ惚れする。




光に包まれてからキャラクターを強調するように変化するライティング。
こういうところで意思を明確に伝えてくるのも良いですね。

扉を背にするっていうのは部室を出ていった妹に、
その部屋の前で待っている感じというのを意識してしまうかな。
一緒に扉の向こうに行こう、ではなく、
あの扉の向こう、部室から私が作られてきた、という感じなのかな。
ただそうなると妹が再び部室に入れるのか?
みたいなとこは意識ちゃう感じか。


妹視点。
前景の置き方からこれが妹にとってのお菓子なのか、
お菓子という前景を置いた向こうに見る姉なのか。
近づいたことで見えたもの(姉の姿)、
そして見えなくなったもの(前景としてのお菓子)があるなら、
この距離感で見るものは何なんだろうな、みたいな感。


キメ顔は大事。


美味そうな玉子焼きから一転、焦がしまくりの玉子焼き。
生活の一変は茨の道であるけれど、という感じなのかな。

なんというか凄いものを見た感じはあるけど、
自分に受け止める準備ができていなかったので、
どう見たらいいかちょっと戸惑う回でもあったかな。
やはりシリーズを追っていないと視点が定まらないなという感。
一度また通しで見て何かあったらまた感想書きたいな。
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キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 OPとか を語る

2020-11-13 19:56:16 | ■アニメレビューとか







夕日が互いの価値観や合間にある共闘などを通じたものの象徴なのかなという感。
再び最後には対立するという予感というか。
二人の間に割って入るものを赤や円で印象づけてる感もあるかな。

サビ直前のカールする火炎エフェクトなんかを見ると、
シルリンは個性のあるアニメーターのアクションを期待できる形で、
そして独自のカラーがあるように印象づけているようなのが興味深いかな。
割とどのアクションも似たような感じかなとアクション作画に飽きてるので、
違った刺激が見ていて楽しい。
髪などに反射する火炎の赤などの強調なんかもまあ好みかなと。
シルリンのライトノベルにおける主人公とヒロインの関係を描くのに特化したような印象というか、
そういうブランド的なものが形になってきている感はあるかなぁ。
あくまでイメージだけど。防振りみたいのもありますしね。
大沼監督とかはefとかからそういうイメージ強いので、それがより波及してきた印象みたいな。
作画が割と安定していて独自カラーを持つというのはこんなにもスタジオに対するイメージが違ってくるのか、みたいなのを体現されてるような気がするんですよね最近のシルリンを見ていると。ここからまたどう変わるのか見ていくのが楽しみ。



仄めかしはOPの華という感。
キャラクターの関係性を見せるカットはクレジットを載せてない感じ。
またクレジットがカットをまたぐ時と、
消えていく効果をすっ飛ばしてクレジットごとカットを変えていたり、
映像を語る際のテンポとは、
みたいなのをここで探るのもいいのかなと思えたり。
クレジットの消え方載せ方が一種のバロメーター的になってる感じ。


個人的にOPで一番惹かれるカット。
直前が味方のキャラがカメラから離れていくカットが続いた後に、
微動だにしないキャラが出てくるケレン味みたいなのと、
黒い鋼を自在に操っている強敵感みたいなところが好きかなと。
歌詞が戦う意味についてのところなのも面白いですね。
圧倒的強者感あるのに護ってる姿を強調され、
攻められ続けれているような印象を持つギャップとか。

カラフルなキャラクターの中で黒よりの敵という強者感と、
それ故の悲劇ヒロインっぽさみたな物悲しさを感じられる感じとか。
直前のプロデューサーのテロップが銃撃で蜂の巣にされるように消えるような印象を持ってしまうのも楽しいかな。

あとOPはストーリーダイジェストっぽいので理屈はわかるんですが、
どうして作品の華であるヒロインの目を最初見せていないのかちょっと不思議に思っていました。
ただここでまた目を隠すキャラが出ることでヒロインとの共通性が強調されるので、
そういうキャラクターである側面を見せる狙いがあったのかなとか。



侍女とプロテクター男のバトルもカッコ良さそうだけどディレイでわけわからん感じに。
ここはちょっと残念。

個人的にOP曲が好きで最近はずっとリピートしています。
本編見ていると雪花の誓いを作った会社のアニメだなぁ感もありそういう部分を見るのも楽しいかな。
OPで一番惹かれるカットもそこが実はポイントだったり。
プリズマイリヤなどまだ楽しみなシリーズも控えているので、
シルリンがまたどうなっていくのか追っていくのが楽しみです。
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魔女の旅々 6話 を語る

2020-11-07 18:51:01 | ■アニメレビューとか

正直者の国へ。
今回は光が印象的なカットが多かったような印象。
光はどの作品もどの話数も最近は凝ったものをやってると思いますが、
それでも目を引く形だったかな。
アバンのイレイナを接写で見せている背景の海の光具合など目を引かれます。


海鳥の飛ぶ空など前回に続き画面の中で何かを動かす、
というのをまた意識させられる感じ。


門をくぐって国内へ。
壁を背にしたショットで、
イレイナをナメて見せるカットというのはアニメ感あるかな。
今回は兼用レイアウトも多く、
その中で見せ方を変化させたりしていてTVシリーズらしい話数という感。


鏡で自分の顔を見るイレイナ。
鏡に反射する微小な光を描いているのが印象的かな。
あと自分のことを美しいと思ってる女の子、いいと思います。


歩いているうちに木漏れ日の中へ入っての変化など、
カット内で描かれる光の変化の多様な感じに目を引かれます。
また兼用で王宮を背にしたイレイナを見せて、
国の王様との関連を匂わすあたりも伏線的で見ていて気になる部分。


太陽を背にする魔女。
度々空を見せるカットやフレアやゴーストを印象的に見せるカットがありますが、
それを背負っているのが魔女サヤという感じだったのかな。



ここの過剰な表情の変化の応酬も楽しいですね。
兼用ならではの楽しさというか。
機械的に交互に見せられる事自体にケレン味があるのかなという感。


被写界深度の変化。
なぜここでそういうのをやったのかなとちょっと気になる感じ。
誰の意識の描写なのか、みたいなのをこういうのは気にしてしまう感じ。





王宮への侵入で玉座がすぐ左手みたいな意外性に振ったり、
侵入者3人にかけて3人の兵士のキャラを立てて見たりと、
コメディ感が強い感じ。
深刻な話なのかただの迷惑人間たちの喜劇なのかと、
色々と見せてくるスポットが乱立してるようにも思えるかな。
ただそういう混沌的な楽しさはあるかも。



こちらがが構えたらあちらも同じように構える、
というバトルを盛り上げるシチュエーションを見せたかと思えば、



イレイナが攻撃を避けて後ろのサヤに命中という、
アニメではなかなか見られないカメラワークの新鮮さに目を引かれる。
そして深刻なダメージではないギャグテイストな感じが、
またバトルの場をカオス化にしていてる。




イレイナの決め台詞に対して話の腰を折るサヤ。
今回はサヤの登場で真剣な場面をカオス化することで、
シチュエーションのマンネリ化を脱却するような向きがあるのが楽しいかなという感じ。
ここもまた一種の兼用ですしね。
ただ兵士たちに囲まれる俯瞰で見せつつ、
あくまで王様とイレイナの勝負であると描くアオリの絵など、
見せたい絵についてのビジョンが見えやすい感。






ピタゴラスイッチのようにイレイナの手の内で決まった運動での剣の破壊。
派手なシーンではないですが、ハンマーの軌道を接写で見せて、
そこから砕けた剣が花になるなど、
画面の中の変化量が大きく意外性もあって楽しい。
前回に続いて花で締めてるのも地続き感があっていいですね。
今回は3Dや撮影処理が主という感じがしたし、
こういう意外性のある画面が作られてるのが楽しいかなと。


魔女の手を取る。
花を右手に取る王様の絵が最後に描かれますが、
女性を手にするという点でもかけているのかなとちょっと気になったかな。



定型的な言葉の応酬。
これが嘘で塗り固められた言葉であるという強調がこそばゆいですね。
本音、正直になるとは言葉が悪くなるという描き方だったので、
嘘とは優しさであるというのを端的に描いてる感じなのかな。
嘘をつけるようになった途端活気が満ち流麗な形になる、
という嘘っぽさが真のように描かれることに対してどこか笑えてくる。


サヤとの別れ。
サヤの手が色トレスで描かれ光の加減で背景と滲むような効果というか、
そういう光のあたり方、つまりは光を細かく描いてるのにグッと来るかな。
顔の輪郭線、鼻先辺りを色トレスでっていうのは度々見ますが、
情景として味わいながら見れるのがこのカットだったかなというのもあるかな。
鼻息エフェクトとか漫画っぽさも描きつつ、
サヤの制服の処理など細かく描かれていてついついサヤを見てしまう。


首筋エロい。
自分はイレイナ好きなのでサービスカット良きという感。


ネックレスをかけるのに怪しそうな表情をしているサヤ、
という絵を見せているのに特に何もない、
という意外性が今話数の芯なのかなという感。
まあ後の話数で触れられるのかもしれないけど。


ネックレスはディテールを含め印象的に描いているのに、
話に出ていた協会の魔女がつけている月のエンブレムについてはアップの絵などがなくて、
そういうお約束的な描写をスルーしたのかが気になる。
サヤが魔女の証のほかに三日月っぽいのをつけているのはわかるけど、
そこを強調するカットが1カットもない不自然さが凄いなと。
これを狙ってやってるんだから本当にカオスな回だったと思わざるを得ないというか。


アップでは実線でという感じ。
約束という大事なことに対して先程の引きで滲むような色トレス描写から、
肉感のある形を強調した手の描写に変化しているのがいいですね。
情景的な美しさから人間的な繋がりの美しさに移行してる感じが目を引くというか。

ちょっと話は違いますがイレイナの帽子の描写って結構見てしまうんですよね。
あ、先っちょまた揺らしてる、みたいな。
そういう細かな楽しみが個人的に多い作品かなという感。

暗い話から一転して割と楽しい話が続いたので、
また暗い話も見たくなってきたな。
次回も楽しみです。
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