流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

アニメ雑記 11/16 を語る

2014-11-16 01:07:25 | ■アニメレビューとか
●ソードアート・オンラインⅡ 19話



マザーズ・ロザリオ編。
原作読んでたのがこの編くらいまでだったので3期以降が結構楽しみだったり。
アスナのアバターが青なんで青々尽くしというか、
青が綺麗に見えるようなやり取りっていうのが印象的だったかな。



こういう物を扱う仕草を感じさせるポーズというか、
共感を覚えるポーズかなと思ったり。
アスナの方も剣を抜くときに柄のディテールなんかを見せてくれるのがいいかなと。
剣握ると見えなくなる部分ですし。





個人的にビビっときたのはこの辺かな。
指輪をこちらに見せてからキリトを見るっていうというところにトキメク感じ。
指輪もディテールなんかはちゃんと見せてくれませんけど、
輪郭で単純なデザインでないのがわかるようになってるのが楽しいかなと。
現実とゲームのギャップに苦しむアスナにとっての確かな証の1つになるんだろうなと、
そういう意識をもっちゃいますね。

まあここでなくとも普通に見せてるんですけど、
手の動作をわざわざ入れてる辺りに狙いを感じちゃうというか。



アクションも楽しかったな。
個人的にはこういった溜めの画面というか、
ポーズを意識させる感じが好みですね。
アクションの中でカメラ寄せてくカメラワークは多かったですが、
やっぱキメに入る直前を盛り上げる感じのこのショットが好みかなと。
剣の光り方なんかも目を引きます。



爆風によろめくリズ萌えということで。
前回と今回でリズの出番多めという感じでテンション上がる。



最後は右手で握手。
湖をバックにしてるのが、
Bパート冒頭のキリトとは違った相手との友好の形っていうのを意識させられるかな。
今まであまり意識してなかったアスナがどういう形で描かれるか楽しみになってきたかなと。
次回も楽しみ。

しかしまだ戸松遥は苦手だなーと以前の平野綾みたいな感じで抵抗感ある感。


アニメ雑記 11/10 を語る

2014-11-10 22:22:40 | ■アニメレビューとか
●アカメが斬る! 19話



因縁を斬る、というサブタイで因縁の相手との決着が付く回だったからか、
画面も普段からしたら比較的派手で楽しい回だったな。
ロケットランチャーぶっ放しまくる辺りなんかも物量と弾の軌道を意識させる見せ方とかちょっと新鮮だったな。
松田サーカス的なのもいいけど、こういうのもまた良しかな、的な。



パンプキンの射撃の処理なんかもちょっと目立ってる感じがしたかな。
この辺の発光の仕方とかなんか目を引かれたかなと。
射撃の発光でキャラに光が当たるとか目に光が映り込む、
っていうのは別段珍しい部分でもない気がするのでちょっと不思議な感じ。



今回はタツミの鎧姿もキマってるショットが多くてかっこ良かったな。
キャラがカッコイイとそれだけで素晴らしく見えてくる不思議。







ベタベタな話だけど、こういうシーンは何度見てもやっぱ好きですね。
月に思いを託すのとか、逆境からの反撃を印象づけるポーズと意志の強さを印象づける眼力とか。
あと田村ゆかりカッコイイなと。





パンプキンのレーザーが咆吼に合わせて青く変化していくのとかまた痺れたなぁ。
ここでキメて欲しいっていうところを裏切らないところがまたカッコイイですよね。
今まで死んだキャラにそうして欲しかったけど出来なったシーンだったというのもありますし。
キメのシーンに規制入っちゃったのが残念ですが、
マインの姿なんかは見れたんでまだ許容範囲かな。



このパンプキンの回転部は作画なんでしょうかね。
ピンチになるほど強くなるが合言葉でしたが、
パンプキンは精神エネルギーで打ってるのよ、とネタばらししてるのと合わせて、
パンプキンがマインの心の一部のように熱せられてる感じっていうのが回転部で見て取れて、
パンプキンのギミックと合わせた格好いいシーンになっていて良かったなと。



タツミがマインを助けてからのやり取り。
このショット、もう少し長く見せてもいい気がするのになんですぐカット割っちゃうのかな、
とちょっと不思議だったんですが、セリフに合わせてカット割ってる感じ。





そこからお礼を言うマインの姿に見とれて黙ってしまうタツミっていう流れでまた引きの絵。
マインの過去を踏まえての月を見せる情景なのかなと思いつつ、
2人のやり取りの余韻を感じさせる情景になるのがまた味わい深いかなと。



しかし同じような構図使いすぎなのでは、など。
夜明けっていう情景がまた印象的だったので個人的には好みかなと。

今回はとにかくマインカッコいい可愛い、田村ゆかりは凄いって感じで楽しかったなと。
キャラの入れ替わりが多い作品なので先の展開には戦々恐々ですが、
最後にまたこういう夜明けのシーンが見れればなと。


アニメ雑記 11/8 を語る

2014-11-08 23:30:13 | ■アニメレビューとか
●異能バトルは日常系のなかで 5話





なんというか中二病とは文字に宿るというか。
活字が作る独特の雰囲気を見せてる辺りが楽しいですね。
こういう着眼点の演出が楽しいというか。
ある意味キルラキル的。

しかし女の子が可愛いとそれだけで見るのが楽しみになるよな、と。
聡子や部長が主人公によって救われた話をするのとか、
その語り口から感じる部分があったりとか。
個人的には今期の中でもかなり印象深い語りでした。
昨年から早見沙織のキャラに惹かれる度合いが増えたなという感じ。
神のみと俺ガイルの影響でしょうか。俺ガイルEDの好き。





灯代が色んな表情してくれるのが楽しかったです。
OPでも1人影を落とす見せ方したり、
私を見て欲しいって見せ方が気になってつい追っちゃうし、
毎回中二病的な趣味の一端を見せてたりとか、
ああそういうの好きなんだ、主人公も好きなんだろうな、
とかそういう部分で距離感を見るのが楽しかったり。
鏡の前であーでもないこーでもないやってるのも可愛い。
鏡に写すと1ショットでキャラを色んな角度で見せられるのか、とか。



俯瞰。
なんか俯瞰の絵がその前にもあったんでちょっと引っかかる感じ。



普通相手の恰好見てトキメクのは主人公、男サイドなのでは?と。
逆転しちゃってますよね。
ファミレスのシーンとかも灯代視点で進みますけど、
この場合主人公が全部わかっててやってるのかなとも見れるようなところもあって。
そういう駆け引きめいた感じというか深読みさせるハッタリが楽しいかなと。
この幅が今後の話の期待値を上げてくれてる感じ。
どういうところを踏まえていくんだろうな的な。



ED。
OPも好きですが、EDも好き。
はやく楽曲発売されないかなー。



音楽に合わせた宙ぶらりんな芝居とかグッときますね。
ここからの一連をリピートしまうかな、と。







リズムに合わせてジャンプショットで各キャラ見せてるのが楽しいシーン。
それぞれのキャラのキャラ付けをやってる感があるけど、
みんなどういうシチュエーションで椅子に座ってるのかよくわからなかったり。
灯代と部長は変化幅が大きいのでアクセントとして目に入ってきますよね。
ただ何度も見てるとただ微笑んでくれてる聡子が可愛くも感じてきたり。



感謝してよねっていう押し付ける感じとダーリンっていう甘えた感じのギャップが楽しいかなと。
今のところ女の子かわいいだけで見れてるんで、
そこが今後も拾っていけたらいいなーという感じ。


●SHIROBAKO 3話



宮森さん可愛い。
働く女性の可愛さでしょうか。花咲くいろはとはまた違った印象。
ここまでスケジュールを確認して、
そこで誰に仕事を頼もうかなっていうところでくるこの1ショットが引っかかる感じ。
張り切って手順確認してあやふやになってる部分をどうしようか、
と考えるところで気が緩んでくるっていうシーンですけど、
その弱っていく感じというかを可愛く丸まるような感じで見せてるのに惹かれるのかなぁとか。



足バタバタ。
こういう焦ってる感じを可愛く描いているところが微笑ましいかなと。



ビシっと仕事やってるなと思ったらピンチでこういった表情を見せたり。
ギャップがやっぱ楽しいのかなと。
あと宮森が湯のみを取るショットがちょっと目立ってて、
そこから洗いながら声色変えて独り芝居やってるところとか、
宮森の現実逃避の仕方なんかが楽しくて良いかなと。

アニメ業界作品としては結構リアルな感じらしいのでその雰囲気が味わえればなと。



●ソードアート・オンライン





度々入るSAO時代のキリトの姿はカッコイイけど、
そこを通じてしかキリトを見れないのかなっていう寂しさはあるかな。
リズの剣を持っているところにも、どうしてもその意味合いを感じてしまいますし。
そこが辛いかなとか。
ファントム・バレットはシノンのアシストと、
アスナの祈りが通じたかのような左手の動き、
二刀流を思い起こすキリトのガンアクションが勝負の決め手になりますけど、
その二刀流の力を発揮していた頃のキリトの姿にリズを感じちゃうので、
全部リズのおかげ、みたいな解釈しちゃうんですよね。
リズがキリトに剣を託した時のセリフを思い出すとやっぱリズの存在の大きさを感じちゃうというか。
こういう贔屓目で見ちゃうのがちょっと辛い。



そういえばスグって設定的に良い体格してる女子なのかな。
1期の後期ED見て結構惹かれてるんで気になる感じ。



リズが戦ってるシーン、稲妻バリバリで派手なのはいいけど、
規制でキャラクターがよく見えなくて悲しい。


アニメ雑記 11/4 を語る

2014-11-04 22:25:46 | ■アニメレビューとか
●魔弾の王と戦姫 5話



Bパートの頭からこの辺くらいのやり取りは見てて楽しかった。
弓の腕を見込んで仕えないかと誘う相手に対してそれを当然断るんだけど、
その断り方に偽りが感じられないのがいいかな、と。

生まれ育った土地を離れるつもりはない、
っていうのはパートナーであるヒロインに対しても同じことを挙げていたので、
主人公の引けないところが出ていて、その揺るぎなさが出ていいなと。
あと騙し合いの中でそういうのが素直に出てくるのもいいかなと。

あと敵さん側も自分がなぜ雪山でこんな格好でも大丈夫なのか、
っていうのを小出ししてきてたりしてて脚本でこういうのが練られてるのかなとか、
そういうのは考えちゃったかな。
武装した軍勢ではここまでこれないと言うのも、
主人公を密偵だと仮定しての牽制でもあるようだし、
実際戻ったら警備万端だし、言葉の裏側を読ませるようでもあったかな、と。
まあそういう声優さんの芝居ではなかったような気がしますが。





紅茶を褒めて喜ぶ辺りが、
自分の好きなモノを相手が受け入れてくれて喜ぶ辺りに惹きつけられちゃうなと。
警戒心が無い姿っていうのがやっぱ魅力的に見えるというか。
ここで主人公が敵かもしれないと仮定していたとしても、
そういう姿を見せずにはいられないシーンだったっていうのがやっぱグッと来るのかな。

しかし主人公の口元しか見えないのとか見ると、
どこの髪で目を隠すギャルゲーの主人公か、とか思ったり。
そういう部分にも意識的になっちゃうシーンだったかなとか。
まあどうでもいい話。



黄色の入射光というか空の色がまた印象的でしたね。
特別な時間っていうのを印象づけられる感じ。
その中で結局少女の信頼を裏切るような恰好になるが物悲しいかなと。

OPやEDがかっこいい曲で楽しいですし、
井口裕香がサイドテールの髪型の子の役とかどこの加賀さんだよとか、
まあ色々あって楽しく見れてるんでこの感じで最後まで見たいかなと。
今期は神撃のバハムートとかログ・ホライズン、七つの大罪、チャイカなど、
色々なファンタジー作品があってどれも楽しく見れてたり。
他の作品も感想出来る限り書きたいですね。


境界の彼方 5話 を語る

2014-11-02 23:24:39 | <境界の彼方>


脚本:花田十輝
絵コンテ・演出:山田尚子
作画監督:内藤直

アバンでサブタイトル。
今回は緑色っていうのがまた前回に続きキーになってきている感じ。
けいおん!の監督よろしくで、初っ端が緑茶からとは。



個人的に見てて京アニの女性演出の方は3Dのカメラワーク、
っていうのをあまり使っていない印象だったので山田さんがこういうのをやるのは新鮮だった。
しかし本を見つけるにしてはやや無理やりなやり方だったけど、
栗山さんの位置からは見えそうにないものを見つけたっていう、
そういうギャグ的なノリを付加する意味合いだったのかなとかちょっと思ったり。
まあある意味、これは伏線的なノリでやったのかもしれませんが。
栗山さんが園芸の本を、緑の本を見つけてっていう部分と演出的な意味合いで。



美月サイド。
部室に来ずに黄昏れる姿に惹きつけられますね。
個人的に見ててカバンの取っ手が下に倒れるのとかここでコレ見せるかってなったなと。



筒。
今回は灯りとかそういうのに気を配った演出されてたのかなという感じ。
お店でもPANで照明見せたりとかしてたし、緑の光と合わせて色々やっていたような。



ただの変態だから。
表情なんかをキャラ表通りというかに合わせてるのかな。
以前の嫌悪表情と似たような感じなんで、
栗山さんの不愉快ですと合わせて日常感あるかなと。
先ほどまでが新しい絵面だったんで一旦日常へ、
そして栗山さんと美月っていう2人の距離感を見せる非日常へ。



ちょっとたまこまの2話思い出すかな。
たまこまーけっと 2話 を語る
ボブカットのキャラが下を向くと髪が垂れるので表情が見えない、
っていうのをやろうとしてる感じがたまこま2話のみどりちゃん的な感じかなと。
今回は栗山さんの萌えポイントというかキャラデを秋人たちが解説してくれてたんで、
それに乗っかって山田さんもこういうことが出来るっていうアプローチの仕方をしてるのかな。



そのメガネの拭き方はしたことがなかったぜ。
表情を見せないようにしているので、
美月の言葉を受けて顔を上げるあたりで目のハイライト揺らすのとかに惹きつけられますね。



栗山さんが呼ばれたのに美月も顔を上げる。
ちゃんと場の会話を気にしてる風な感じもあるけど、
美月と栗山さんが同時に反応するっていう2人が同じことをしている所に価値を置いている気がする。
さっきまでチグハグだったのがここで一時的でも繋がるところを見せときたいのかなと。



4人横並び。
ちょっと体格の違いなんかを意識しちゃいますね。





男キャラ萌え芝居。
歩きながら紙パックジュース飲むっていうのをやってるのが楽しいのと、
秋人くん爪噛むような子だったのかと思ったりなど。





今回はこういうのもやってましたね。
焦点変えることで映りこみを強調して見せるという。
一瞬で水が透明になったのかと思ったり。





この対比。
今回の話って美月が異界師はその力故に孤独であるという姉の教え、
言わば呪いを背負っていることが示唆されてる感がある。
ここなんかも影の中にいて栗山さん達側とは明らかな断絶がある。
美月が祭りに行かなかった具体的な理由っていうのは今回提示されなかったけど、
姉がその考え方から祭りに参加しないからっていうのが考えられる理由になるのかな。

名瀬の人間だから、って言うけど、
祭りには参加できるっぽいので美月自身の問題だったとも考えられるし。
この辺、やっぱ美月は秘密主義っぽい印象がするかなという感じ。
名瀬家と話を広げると姉とかその上の人達に絡んでくる部分でしょうが。





髪芝居。
他に気を取られててとっさに場を取り繕うとして髪弄りっていう感じなのかな。
こういう後ろ姿というかカメラのある方で髪を弄るの見せるの、けいおん!11話思い出しますね。
この辺は高雄さんフォロワーという感。
髪で表情を隠すっていうのは色んな人がやってますけど、
やっぱ高雄さんが京都では印象的でしたし、
上で挙げた栗山さんの髪云々もそういうところからきてる感あるかな、とか。



こういう小物の描き方なんかはやっぱけいおん!思い出すかなぁ。



栗山さんより背後のものに気を取られるという。





沈黙の内容が2人の間で食い違ってる感があってそこも楽しかったな。
物思いにふけるような実月と何を話せばいいのかとまごつく栗山さんと。
前後のカット割でこの妙な印象というかすれ違ってるんじゃないか、
っていうのを描いてるのが楽しいかなと。







この辺も楽しい。
栗山さんの反応が良いのもいいですが美月が色んな表情してくれるのがいいですね。
食べかけるところと、最後に謝って勢いで食べてるところの差異とか。
頬の色トレス線って最初は色んな意図を呼び込んでしまって意図が伝わりづらいというか、
分かりにくくなる部分じゃないかなーと思ったりもしてたんですが、
今回は表情なんかを追ってるとそこが逆に味になってる感があって楽しかったな。

1人じゃ無いなんて簡単に言うもんじゃない、辺りはちょっと照れがあるようにあるように見えるし、
最後の謝ってる辺りはちょっと困ってとりあえず食べて誤魔化すみたいな勢いというか、
そういうのを強調するのに一役買ってる感があったかなと。
今作のキャラデの特徴的な部分なんで、そういうのを踏まえてって感じなのかな。

あと髪ですね。
やきいもが美月の肩を動きまわったところで髪の間から出てくるところとかで、
美月の髪を描いてるのがGOOD。
見とれちゃいますよね。素晴らしいです。



檻形成。
CGの使い方もカッコイイですねぇ。







山田さん回でアクションってどうなるって感じでしたがかっこ良かったし、
意外性もあって楽しかったですね。
背景動画使ってスピード感出すのとか3Dじゃないんだっていう逆張りの楽しさがありますし、
大量の剣先もインパクトありましたしカメラ動かして奥行きを感じさせてくれてるのも良かったなと。
やきいものアクションなんかは引きでうまく誤魔化してる感。



栗山さんの反応を頬杖で見る美月なんかもまた凄いグッときますね。
こういうお姉さん的な視点を描いてるのにグッと来るのと、
髪が手とかに乗って弛んでるようなのを見せたりとかそういう細かいところがやっぱいいなと。
生きててよかったっていう瞬間ってやっぱあるんですね!っていうのはこっちのセリフかも、みたいな。



異界師は異界師でいる限り、ずっと1人なの。
やっぱ姉に問題ありというか家の問題なのかな。
この辺は京アニで言えば氷菓的な部分だけど今回はどう掘り下げていくんだろう。







空を見る黄昏。
ここも焦点変えて教室のところで青空を強調する恰好に。
あとベンチで寝てていいんかい、という野暮なツッコミ。



撮影会。
写真屋っていうのも本当だったのかと。
古風なカメラ使ってるのはその方が雰囲気出るからですかね。
しかし一瞬とはいえヌード写真の存在を仄めかすとは大胆ですよね。
Freeでも似たようなところあったなぁ。







緑っていうのは1人の象徴みたいな色合いなのかな。
子供の頃の美月が1人で灯籠を用意してるのとか。
今回は栗山さんが同じことを店内でやっていたので、
もうすでに1人ではなく2人で祭りをしているようなものだからこそ、
美月も祭りに行ったのかなという感。
口実を探していたのかな。



みんな1人だからです。
ちょっと言葉が足りない感。



緑っていうのは命の色という感があるので、
緑の光を見るに人は孤独であるっていうのが美月の周囲にはあったんでしょうが、
それが祭りのような多く人がいなければ成り立たない場所に来ることで、
人の営みに触れることで変わっていってるのを描いているのかなとか。
ピンクは石立監督のイメージがやっぱ強いかな。
なぜピンクなんだろう→石立監督の作品だからっていう感じというか。

ただFree1期の最終回で緑の木から桜が咲いたように、
恋というか愛の暗喩的な意味合いもあるのかなとか。



花火を見るさくら。
繋がれるかもしれない可能性っていうのに触れてるのかな。
花火キレイでしたね。



そしてここで3Dでのカメラワーク。
アバンの本棚のところでも使ってましたけど、
ここで花火の色で様々な色に染まる灯籠を見せて、
EDの花の高速カット割りに入っていくのが印象的でしたね。
灯籠がカラフルに見えるのとEDの花のカラフルさっていうのが掛かってる感じで。
今回の山田さんは徹底的に作品の魅力を掘り下げるような演出をされてて凄かったです。
本当に色々見せてくれる回でした。



Cパート。
いきなり場面が飛んで栗山さんと姉さん。
そういえば密室で栗山さんと姉さんはやりとりしてたはずなんですが、
その辺はカットしてしましたよね。
栗山さんと姉さんがどういうふうに絡んでいくかまた楽しみに次回を見たいです。


境界の彼方 4話 を語る

2014-11-01 13:02:33 | <境界の彼方>


なんか違和感あるなと思ったけど、
瓦礫がハーモニーっぽい処理されてるのね。
京アニ作品でアクションって最近あんまりなかったので、
こういうひとつのショットの内容を見ていくのが楽しいですね。
しかしこの空間は光が紫っぽいんじゃなくて壁の色からして紫なのかとか。



なんかちょっと石立さんっぽい感じかも。





この辺はカメラワークとしての3Dっていうのの再提示になっている感じ。
AIR 6話の石原パートの再演というか。
異空間に入った時の栗山さんの視点を見せたりとか、
エスカレーターに設置されたカメラっぽいドリーショットととか。
エスカレーターと異界の設定あっての演出で新鮮だったな。



今回こういうエフェクト多かったですね。
電車のところでもありましたし作監さんなのか、
エフェクトのパターン作ったりしてたのか、どうなんでしょ。



裸足で走るからタイツを脱ぐ。
確かに脱がなきゃ滑りそうだけど、足元だけ切るとか出来なかったものかってのは野暮。
栗山さんの生足というか、女の子が素足を出す姿ってドキッとしちゃいますね。
普段見慣れない姿で、普段見せないようなところだからでしょうか。
エスカレーターのシーンはギミックも多あって楽しかったな。



緑。
タイツがあるところの壁も緑、栗山さんたちがついた駅のところの外灯も緑。
こうした明るい景色をさくらと栗山さんは共有しているっていうことなのかなとか。
さくらは突然現れたキャラなんでどういうキャラかよくわかりませんが、
共有した風景から栗山さんとの対比を描こうとしているのかなという感じ。



前回は気づかなかったんですが壁紙の色も緑。
けいおん2期後期ED思い出すような、と。
扉を開けるのとかイメージ的に思い出しちゃう感じ。
さくら的にもNO,Thank You!だったのかもなとか。
まあどうでもいい話。



電車が動き出すのとかも面白い画面だったな。
しかしどうやって電車に乗り込んだのとか描かれなかったんで、
ねじれた空間に入り込んでいく感じとかがなくいきなりの垂直走りは面食らったかな。



指輪。
なんで指輪投げたのかなとか、なんで指輪なんだろうなとか。
指輪を外すことで、栗山さんがゆいを殺してしまった?ので、
まやかしをまやかしだと認識するのに、ゆいの死を認識するのに、
ある意味での思い出の品を使うっていうのは分かる気もしますが、
どうもここまで指輪に篭ってるものが力の制御以外に無いように思えてたんで、
ちょっと空振ったような印象がするかなと。

圧縮した空間の中で回想の絵を入れたりとか盛り沢山な画面は豪華な感じ。



此処から先はAKIRAっぽい感じが。
メッキが剥がれる感じを肌で見せるのはちょっと引っかかる。
この辺は迫力もあってよかったですね。



空間が戻っていく感じっていうのにグッと来る感じでしょうか。



血の雨。
こんだけ血を流したら貧血どころではないのでは、という野暮。
栗山さんの力のせいで木々から葉が消えていっていうのが、
Aパートで描かれてた緑の消失の暗喩になっているのかな、とか。



Bパート。
妖夢は形も変わる、では半妖は?っていうのを示唆する出だし。



対峙のシーンでの回り込み。
主人公に取り憑いたうつろな影のエフェクトが手描きっぽく見える。
結界の辺りなんかもそうですが、今作のエフェクトの作り込みは見てて楽しいです。



勝負カットって感じ。
大体どのショットでも栗山さんの表情は、
正面から見た印象との差異が少ないように描かれてる印象でしたが、
ここは顎を引いて髪を見だしてと描き方が根本的に違っていて目を引きます。
ここまでやってまた普通に表情を拾ってるところを見ると、
その差異がちょっと気になってくるかな。



2話と同じく。
動きのハイライトを見せていくような感じですが、今回は表情を拾わず。



主人公、妖夢に。
衝撃波を描いたりとか色々新鮮。



一撃でこの大爆発とかなかなかの絶望感。
栗山さんの消す、とか、嘘、っていう一言が現実を受け入れつつ戸惑ってる感じが出て良い。
迂闊に主人公への攻撃をやめさせるとか目を冷ませるとか、
野暮なところがないのがいいかなと。



しかしエフェクトはどこまで撮影でどこまで手描きなんでしょうね。
この辺もカッコ良かったですが、球体が消えてくアタリは手描きっぽくも見えるし。
個人的にはお兄ちゃんのマフラーパンチ結構好き。



私は人間に見えますか?
栗山さんの問がそのまま帰ってくるような後ろ姿。
焼け野原になった現場と血の雨のせいで緑が消えていったのと対比的。
ただ主人公が目覚めた時も同じような絵を見せるので、
やや繰り返しが多いのが気になってくるかな。





うーん。
栗山さんの傷を見てっていう月と、
栗山さんの言葉を受けての地。
栗山さんが生きていたことに安堵する、言わば希望としての月と、
相手に謝らせてしまったっていう罪悪感なのかな。
この辺はちょっと見きれなかったかな。
1話からちゃんと追うべきなんだろうか。



僕は普通の人間に見えるかな?
栗山さんの目配せ可愛いなっていうのもあるけど、
ここでその言葉をぶつけてくるかっていう。
ちょっと意地悪な感じと垢抜けない主人公の返しに見る罪の跡って感じなのかな。



ささやかだけど。
これが栗山さんの許しの証なのかなとか。
こういうささやかさっていうのは武本さんの味ですよね。

脚本:花田十輝
絵コンテ・演出:武本康弘
作画監督:植野千世子

武本回。
2話やって4話ってちょっと今までにない登板の仕方ですね。

最終回みたいな話でしたが1話から連続した映画的な尺を考えてたんでしょうか。
次回からはどう展開されてるのか楽しみです。