髪回。
今回は色々な髪型の唯を見ることができて楽しかったな。
自分は『けいおん!』の最初の版権の唯の姿を期待して視聴してるところもあるんだけど、
憂の姉真似だったり唯の髪型だったりその一瞬に見たいものがあるかも、
とそういう感じで見れたところもあったかなぁ。
相変わらず髪の描写はやっぱたまんないですね。
教室で紬が唯の髪セットしてるのとかああいう感じいいなぁ。
紬のヘアブラシの設定が一番カワイイかも、とかちょっと思ったり(笑)
しかし今回はいつにも増してダラケた印象が強かったなぁ。
なんだろう、梓の描写も澪の描写も全然追わないなんよなぁ、と。
もう残り話数が少ないせいかもしれないけど、
梓がもってる不安をもっと見せたいなら学祭が終わった雰囲気をもっと大事にして欲しかったし、
澪が皆と一緒にいたいなら、それももっと掘り下げるような演出をして欲しかった。
あと教室でピンつけ忘れた云々のとこの和の会話も、
何を研究してるのか言ってなかったりとか引っかかりもあったし。
なんかイマイチ冴えないな、と。
怠けているうさぎによろしく、今回はそういう回だったってことなのかなぁ。
インしてきたりとかこの辺は面白いリアクションやろうとしてる感じ。
しかし梓は一応部長を引き継ぐことになるんだろうけど、
そういう事務的なとこは描かないんだなぁ。
律の口ぶりだと梓のことを思ってるところがあるんだなぁと分かるけど。
なんか髪をいじる回からこういうところに踏み込むのかぁと、少し残念に思う。
でもそれがけいおんらしい、のか。
この設定は誰が作ったんだろ?
今回唯の写真の昔の卒アルの描き分けとか、
なんか絵の解説されてるような気分になった。
その感じが今までにない感じだなぁとか。
撮影練習。
紬が律の髪いじってる辺りとか澪の目線意識してて引っかかった。
そして律のヘアバンド直す澪に驚く雰囲気を見てる梓。
そういう梓の見る先輩っていうのは引き続きやってる感じ。
しかし紬だけ正面からの画じゃなかったけどなんなんだろう。
唯が前髪気にしてるそれは女子高生のそれっぽい感じはしたなぁ。
今回もふざけ声だったりこういうのよくやってくれてうれしいなと思う中で、
こういうのも出てくるのかと新鮮だった。
ザックリ。
しかし以前唯の顔への傷だったりダメージを気にさせる部分あったけど、
髪をザックリとか一応そこに繋がるようなとこあるような?
左のモブ2人かわいいよね。
右のおさげの子は1話からずっと待ってたけど今回は思いっきり出ててちょっとうれしい。
ああ、しかしコレこの子かわいいーとか卒アルでやってしまうアレだよなぁ、とか。
ブイブイ。
カメラマンは男性っぽいけど男性目線って彼女たちの生活に影響を及ばさない、
そういう外側の視点を男目線には用意してるのかなとか思ったんだけどどうだろ。
今回途中、梓が擬似的なカメラマンになってたけど、
先輩たちとの関係をそういうものに結びつけるような意味合いもあるような引っかかり。
まあこの辺どうでもいい話。
澪たちの進路の話のトコ、教務室前で小躍りする紬とか可愛かったな。
廊下にうつりこんでる風な処理してるのとかも目につきますね。
今話って紬が髪いじったり大学だったり皆を惹きつけるとこ描いてるような。
澪の描写って唯の反応を受けてっていう風なとこを踏まえてるけど、
実際は律だったりと離れることだったりをどう受け止めてたんだろうなぁ。
クラス替えで一人になったときもそうだけど。
なんか律にうまく乗せられてるような部分もあったのかなぁ、とか。
でも唯も律もまだ確定してなかったしあの4人分集めたモンブランケーキのように、
自分のものをさし出して集めることを念頭において他2人も引っ張ったって感じだったのかなぁ。
結果的に2人の進路もそっちで固まったし。
まあこの辺は深読みするだけドツボにはまりそうなんでどうでもいい話だけど。
横断歩道の辺りで別れとか律との空気感みたいのやってたけど、
ああいう特別な別れを意識するんじゃなく当たり前に帰れる日常を欲したのかなぁ、
とか横断歩道関連の辺りは思ったり。
卒業アルバムで終わりかと思いきやまだ続くってのは、
この作品でよくあるここで切らないのかぁという引っ掛かりに通じる気がして、
ちょっと一度毎話どういう終わり方させてるか調べてみてもいい気がしてきた。
まあこれもどうでもよさそうなとこだけど。
この話は結局髪が良ければ全て良しだと思うんだけど、
そこが良いためにそこを叩きづらい感。
やっぱ髪をやるよりはそういうことやるんだったらそっちメインに据えてやって欲しかったな。
脚本:吉田玲子
絵コンテ・演出:北之原孝將
作画監督:池田晶子
北之原さんだったらシリアスいけると思ったしなぁ。
ポワポワな回にしなくてもよかったかなぁと思う反面、
やっぱこういうのも良いかなと思うトコもあるのでなんだかなぁ。