●『ドラミちゃん ハロー恐竜キッズ!!』
原恵一監督作品。ドラミちゃんたちが恐竜と友達になる話。
ドラえもん関係は恐竜出すの大好きですね。この作品ではティラノサウルスがマイアサウラを襲うとこ血だしたりしててすげぇと思いました。結構ショッキングなシーンです。全編でそんな臨場感のあるシーンが多く楽しめると思います。マイスケとの別れのシーンなども割と痛いしい感じがしますが、ラストで最初に出てきた青い鳥を出して、その後のマイスケたちに結び付けている所はよかったです。
●『ドラミ&ドラえもんズ ロボット学校七不思議!?』
作画監督:高倉佳彦
原画:林静香 佐々木正勝 原勝徳 末吉裕一郎 千葉ゆみ 大久保修 増谷三郎 斉藤弘行
動画:山田珠美 石野清人 佐々木智浩 紫田和紀 田口裕美子 米谷英子
ムッシュオニオンプロダクション じゃんぐるじむ 動画工房 スタジオマーク きのプロだクション
アニメ浪漫 プロジェクト4 アニメワールド大阪 スタジオディーン スタジオライブ
アニメアール サムタック プロダクションIG マッドハウス
初代ドラえもんズにしてシリーズ最高傑作だと思います。
米たに監督は少女が好きみたいです(月詠とか好きらしい)。この作品ではキッドが王子様役、ドラミをヒロイン役と置いてるのが新鮮です。まるでドラミが少女コミックの主人公ですよ。そこはやっぱ監督の特色ですね。美術品にされたロボット学校の生徒や怪談まじりの暴走ロボットたちなどホラーな部分を残しつつもバラエティに含んでいるキャラも魅力的です。特にパイプオルガンロボットとか跳び箱ロボットが合体して巨大ロボットになるとか、米たに監督らしいのも魅力。ラストの友情パワー炸裂のシーンもキッドのカッコ良さと相成ってかなり良いシーンです。ストーリー構成30分弱の中に初メインのドラえもんズの魅力がぎっしり詰まっておりキャラものとしてかなりうまい。各キャラの釈ち味をうまく引き出してます。キャラが国際的なのもそれに一役かってますね。
作画も良いです。キッド到着後に出てくる掃除機ロボットのところで、扉や橋を吸い込んでいくあたりはパズルのようにものが飲み込まれていくので面白いです。ここから理科室に移動するまでは青いストローハットでもブロック作画などが見られたんでそこから推測するに佐々木正勝さんパートでしょうか?その他にも背動が多く使われていたりして見所が多いです。ラストの一撃の所などは枚数使ってそうな感じ。短編なのに動画で大手の名前が多々見られます。気合入れてたのかな。
『ドラミちゃん ハロー恐竜キッズ!!』&『ドラミ&ドラえもんズ ロボット学校七不思議!?』は同じDVDに収録されているのでお得です。一見の価値はあるかと。
●『ドラミ&ドラえもんズ 宇宙ランド旗僉・髪』
監督、脚本が変わって監督は錦織縛さん、脚本は池田眞美子さん。
今までと比べるとだいぶ印象が違います。ドラえもんズの友情パワーなどは抑え気味で、
あまりキャラを見せるような演出ではなく、あくまで舞台となっている所を見せられているだけで、
ドラえもんズである必要性というか、ドラえもんズの持ち味を活かしきれていない感じ。
ドラミが『ロボット学校七不思議』で友情カードを使えたのは、乙女の涙の賜物だと思っていただけに、
普通に友情カードを使うドラミが恨めしい。ドラえもんの立場がないじゃない。
そういう所のフォロー?も七不思議でやっていただけに物足りなかった。
電磁ハンマー?とか狙ってやってるんでしょうか?
●『ザ★ドラえもんズ ゴー・!ゴー・!ゴー・!』
監督:やすみ哲夫 作画監督:高倉佳彦 原画:佐々木正勝 高倉佳彦
5分間のみの短編で声音なし。内容はドラえもんズである必要性など微塵も感じない。
友情パワーも炸裂しない、というかドラえもんがいない。
ドラメット三世が泳いでいるなどぶっ飛んだ一面もあるので、許容できない人が多いのも納得。
2人原画なので、作画目的で見れる人は少しは楽しめると思います。エフェクトが入るようなとこが佐々木さんで、他が高倉さんなのかな?水が噴出してシンクロしてるあたりはエフェクトが違うので高倉さん?
●『ぼくの生まれた日』
渡辺歩監督作品。渡辺ドラえもんの魅力は脚本は勿論ですが、渡辺監督自身が作画監督もしているので、そこが大きな魅力になってるんだと思います。両親がのび太の名前を反芻してるところからのび太に対する愛情などが伝わってきます。のび太の家の話をドラえもんが繋ぐ役割を果たすわけですが、最後にのび太がドラえもんに手を伸ばすシーンでドラえもんも家族の一員なんだと感じさせてくれるところがとても綺麗な演出でよかったです。
●『がんばれ!ジャイアン!!』
これも渡辺監督作品。いい話なんですが、結局のび太とドラえもんが力添えしているので、ジャイアンの男気が下がってしまっているような印象。監督はドラえもんとのび太を中心にした構成はうまいんだけど、他のキャラの描写を増やそうとしてるようなのは少し物足りない気がする。のび太たちはあまり出さずにジャイアンとジャイ子だけでまとめてしまった方が味が出ていたのではないかなぁ、と思いました。自販機の光に照らされるジャイアンが少し印象的でした。
●『チンプイ エリさま活動大写真』
パンチラがやたら多くてビックリしましたが、コンテ:望月智充で納得。
本郷みつるさんってサクラ大戦のイメージが強かったんですが。
原恵一監督作品。ドラミちゃんたちが恐竜と友達になる話。
ドラえもん関係は恐竜出すの大好きですね。この作品ではティラノサウルスがマイアサウラを襲うとこ血だしたりしててすげぇと思いました。結構ショッキングなシーンです。全編でそんな臨場感のあるシーンが多く楽しめると思います。マイスケとの別れのシーンなども割と痛いしい感じがしますが、ラストで最初に出てきた青い鳥を出して、その後のマイスケたちに結び付けている所はよかったです。
●『ドラミ&ドラえもんズ ロボット学校七不思議!?』
作画監督:高倉佳彦
原画:林静香 佐々木正勝 原勝徳 末吉裕一郎 千葉ゆみ 大久保修 増谷三郎 斉藤弘行
動画:山田珠美 石野清人 佐々木智浩 紫田和紀 田口裕美子 米谷英子
ムッシュオニオンプロダクション じゃんぐるじむ 動画工房 スタジオマーク きのプロだクション
アニメ浪漫 プロジェクト4 アニメワールド大阪 スタジオディーン スタジオライブ
アニメアール サムタック プロダクションIG マッドハウス
初代ドラえもんズにしてシリーズ最高傑作だと思います。
米たに監督は少女が好きみたいです(月詠とか好きらしい)。この作品ではキッドが王子様役、ドラミをヒロイン役と置いてるのが新鮮です。まるでドラミが少女コミックの主人公ですよ。そこはやっぱ監督の特色ですね。美術品にされたロボット学校の生徒や怪談まじりの暴走ロボットたちなどホラーな部分を残しつつもバラエティに含んでいるキャラも魅力的です。特にパイプオルガンロボットとか跳び箱ロボットが合体して巨大ロボットになるとか、米たに監督らしいのも魅力。ラストの友情パワー炸裂のシーンもキッドのカッコ良さと相成ってかなり良いシーンです。ストーリー構成30分弱の中に初メインのドラえもんズの魅力がぎっしり詰まっておりキャラものとしてかなりうまい。各キャラの釈ち味をうまく引き出してます。キャラが国際的なのもそれに一役かってますね。
作画も良いです。キッド到着後に出てくる掃除機ロボットのところで、扉や橋を吸い込んでいくあたりはパズルのようにものが飲み込まれていくので面白いです。ここから理科室に移動するまでは青いストローハットでもブロック作画などが見られたんでそこから推測するに佐々木正勝さんパートでしょうか?その他にも背動が多く使われていたりして見所が多いです。ラストの一撃の所などは枚数使ってそうな感じ。短編なのに動画で大手の名前が多々見られます。気合入れてたのかな。
『ドラミちゃん ハロー恐竜キッズ!!』&『ドラミ&ドラえもんズ ロボット学校七不思議!?』は同じDVDに収録されているのでお得です。一見の価値はあるかと。
●『ドラミ&ドラえもんズ 宇宙ランド旗僉・髪』
監督、脚本が変わって監督は錦織縛さん、脚本は池田眞美子さん。
今までと比べるとだいぶ印象が違います。ドラえもんズの友情パワーなどは抑え気味で、
あまりキャラを見せるような演出ではなく、あくまで舞台となっている所を見せられているだけで、
ドラえもんズである必要性というか、ドラえもんズの持ち味を活かしきれていない感じ。
ドラミが『ロボット学校七不思議』で友情カードを使えたのは、乙女の涙の賜物だと思っていただけに、
普通に友情カードを使うドラミが恨めしい。ドラえもんの立場がないじゃない。
そういう所のフォロー?も七不思議でやっていただけに物足りなかった。
電磁ハンマー?とか狙ってやってるんでしょうか?
●『ザ★ドラえもんズ ゴー・!ゴー・!ゴー・!』
監督:やすみ哲夫 作画監督:高倉佳彦 原画:佐々木正勝 高倉佳彦
5分間のみの短編で声音なし。内容はドラえもんズである必要性など微塵も感じない。
友情パワーも炸裂しない、というかドラえもんがいない。
ドラメット三世が泳いでいるなどぶっ飛んだ一面もあるので、許容できない人が多いのも納得。
2人原画なので、作画目的で見れる人は少しは楽しめると思います。エフェクトが入るようなとこが佐々木さんで、他が高倉さんなのかな?水が噴出してシンクロしてるあたりはエフェクトが違うので高倉さん?
●『ぼくの生まれた日』
渡辺歩監督作品。渡辺ドラえもんの魅力は脚本は勿論ですが、渡辺監督自身が作画監督もしているので、そこが大きな魅力になってるんだと思います。両親がのび太の名前を反芻してるところからのび太に対する愛情などが伝わってきます。のび太の家の話をドラえもんが繋ぐ役割を果たすわけですが、最後にのび太がドラえもんに手を伸ばすシーンでドラえもんも家族の一員なんだと感じさせてくれるところがとても綺麗な演出でよかったです。
●『がんばれ!ジャイアン!!』
これも渡辺監督作品。いい話なんですが、結局のび太とドラえもんが力添えしているので、ジャイアンの男気が下がってしまっているような印象。監督はドラえもんとのび太を中心にした構成はうまいんだけど、他のキャラの描写を増やそうとしてるようなのは少し物足りない気がする。のび太たちはあまり出さずにジャイアンとジャイ子だけでまとめてしまった方が味が出ていたのではないかなぁ、と思いました。自販機の光に照らされるジャイアンが少し印象的でした。
●『チンプイ エリさま活動大写真』
パンチラがやたら多くてビックリしましたが、コンテ:望月智充で納得。
本郷みつるさんってサクラ大戦のイメージが強かったんですが。