●放課後のプレアデス 9話
忘れてしまうなら、何を見ても意味がない?
個人的になかなか衝撃的な問いかけだったなぁと。
記憶の話って色々考えちゃいますけど、
誰にも知られないこと、観測できないことを知ったなら、それは忘れなければならない、
というような語りと合わせて非常に印象的でした。
なんというか、忘れてしまえることを肯定する強さを感じるセリフだったなぁと。
忘れてしまっても今の出来事には価値があるっていう趣がグッと来るのかなぁと。
桑島法子の成せる技なのかなとか色々考えてしまったな。
作品の毎話スケールアップしていく宇宙の描写が良くて印象的でした。
まだもう少し見返していきたい作品かな、と。
●Dance with Devils
EDの不気味な感じが好みだったなーと。
怪しいサーカスの中で少女に迫るっていうシチュエーションもあるけど、
作品中に出てくる悪魔たちをピエロとして描いている風で、
美形の男たちをそんな姿にさせる要素っていうのを考えちゃうかなと。
作品中でヒロインがグリモアールであるっていうのが描かれるけど、
女を手に入れる=力を手に入れるっていうことでもあるので、
恋愛要素がそのまま力への渇望に近い要素になっているようだったかなぁと。
9話。
11話最後の全員での告白だとか生徒会の曲で結構好きなパートが多くて、
1話のアバンの怪しげな感じなんかも好みだったんですが、
9話のレムと兄のデュエットが綺麗で印象的だったかなぁと。
バトル中なんだけど歌っているのはヒロインへの思いそのもので、
普通にこんな感じで告白しちゃえばいいのにと思えたんだけど、
その後こっぴどく嫌われるレムがなんか可哀想だった。
●ワンパンマン
OP。
サイタマの存在を小さく描くことで逆にサイタマの存在の揺ぎ無さにアプローチしてる感じはするかなと。
敵がどれだけスケールアップしても勝利する存在という置き方というか。
ヒーローの横を巨大なものが蠢いているっていう、
ヒーローが必要とされる土壌というか環境を風景を通して見せつつ、
どんな環境にも屈しない感じがあるのかなと。
頭に雷が落ちるのはハゲを揶揄するギャグだと思いますが、
引き画で描かれる雷はまた描き方が違っていて、
こういった表現の振れ幅から描かれるものっていうのを意識しちゃう感じで、
画面の中のものを全部描くだとかとかはまた違った印象がするかなぁと。
ここら辺キャラクターが重なってるところは透過して後ろの絵の輪郭が見えるようになってて少し気になった。
無免ライダーの尻が隠れるのを嫌ってなのかな。
その後のヒーロー大集合もタツマキちゃんのみをピックアップするような形ですし、
前のこのショットと合わせた処理だったのかなーとか。
10話。
無免ライダーのヒーローとしての信念に涙するシーンでしたが、
雨の表現がまたその信念というか無免ライダーの無力さを際立てているようでグッと来たな。
撮影処理は各社色々カラーがあると思いますが、
MADBOXだと雨が特に素晴らしいなぁと。
ジェノスがもがいてる所なんかは肩の辺りの部品が動いていたりいして、
サイボーグという点を踏まえての身体のもがきを描いていてまたグッと来る感じ。
雨が上がる。
深海王とサイタマのパンチ力を雨で対比してますけど、
ここだと雲すらも引き裂くという点でその空前絶後の強さを描いているのが良い感じ。
雨というのが無免ライダーたちのヒーローとしての教示を描いていたので、
サイタマが一瞬にしてその全てを消し去るような一面になっているのが印象的。
雨がやまない方が美しく見えることもあるというか。
ここ水が飛んでいくのは作画でやっているんでしょうかね。
降りしきる雨と飛んでいく雨の合わせ技って感じでインパクトのある画でした。
12話。
ボロスがサイタマをなぶっていく描写が凄まじかったですね。
背景動画とブックなどで背景をスライドさせて見せるカメラワークがまた印象的でした。
なんというか、こういう構造物も全部セルで描くのが作画アニメ、
みたいなイメージが最近あったんですが、
そんなことせずとも空間を演出できるっていうのをやられている感があって、
3Dとかでもないセルだけでここまでできるっていうのを改めて見せられたような気分でした。
背景動画で暗い空間を高速で移動する球体の軌道の演出や、
カメラがボロスと一体となってサイタマへと向かっていく浮遊感、
そしてボロスの一撃の衝撃を無数の発光で描くなどどれもかっこ良過ぎて痺れました。
監督的にもっと飛び道具とかを入れてくるのかなと思いましたがそんなこともなく、
濃密な超人バトルを楽しめる作品で凄い作品だったなぁと。
2期あればぜひ見てみたいですね。
忘れてしまうなら、何を見ても意味がない?
個人的になかなか衝撃的な問いかけだったなぁと。
記憶の話って色々考えちゃいますけど、
誰にも知られないこと、観測できないことを知ったなら、それは忘れなければならない、
というような語りと合わせて非常に印象的でした。
なんというか、忘れてしまえることを肯定する強さを感じるセリフだったなぁと。
忘れてしまっても今の出来事には価値があるっていう趣がグッと来るのかなぁと。
桑島法子の成せる技なのかなとか色々考えてしまったな。
作品の毎話スケールアップしていく宇宙の描写が良くて印象的でした。
まだもう少し見返していきたい作品かな、と。
●Dance with Devils
EDの不気味な感じが好みだったなーと。
怪しいサーカスの中で少女に迫るっていうシチュエーションもあるけど、
作品中に出てくる悪魔たちをピエロとして描いている風で、
美形の男たちをそんな姿にさせる要素っていうのを考えちゃうかなと。
作品中でヒロインがグリモアールであるっていうのが描かれるけど、
女を手に入れる=力を手に入れるっていうことでもあるので、
恋愛要素がそのまま力への渇望に近い要素になっているようだったかなぁと。
9話。
11話最後の全員での告白だとか生徒会の曲で結構好きなパートが多くて、
1話のアバンの怪しげな感じなんかも好みだったんですが、
9話のレムと兄のデュエットが綺麗で印象的だったかなぁと。
バトル中なんだけど歌っているのはヒロインへの思いそのもので、
普通にこんな感じで告白しちゃえばいいのにと思えたんだけど、
その後こっぴどく嫌われるレムがなんか可哀想だった。
●ワンパンマン
OP。
サイタマの存在を小さく描くことで逆にサイタマの存在の揺ぎ無さにアプローチしてる感じはするかなと。
敵がどれだけスケールアップしても勝利する存在という置き方というか。
ヒーローの横を巨大なものが蠢いているっていう、
ヒーローが必要とされる土壌というか環境を風景を通して見せつつ、
どんな環境にも屈しない感じがあるのかなと。
頭に雷が落ちるのはハゲを揶揄するギャグだと思いますが、
引き画で描かれる雷はまた描き方が違っていて、
こういった表現の振れ幅から描かれるものっていうのを意識しちゃう感じで、
画面の中のものを全部描くだとかとかはまた違った印象がするかなぁと。
ここら辺キャラクターが重なってるところは透過して後ろの絵の輪郭が見えるようになってて少し気になった。
無免ライダーの尻が隠れるのを嫌ってなのかな。
その後のヒーロー大集合もタツマキちゃんのみをピックアップするような形ですし、
前のこのショットと合わせた処理だったのかなーとか。
10話。
無免ライダーのヒーローとしての信念に涙するシーンでしたが、
雨の表現がまたその信念というか無免ライダーの無力さを際立てているようでグッと来たな。
撮影処理は各社色々カラーがあると思いますが、
MADBOXだと雨が特に素晴らしいなぁと。
ジェノスがもがいてる所なんかは肩の辺りの部品が動いていたりいして、
サイボーグという点を踏まえての身体のもがきを描いていてまたグッと来る感じ。
雨が上がる。
深海王とサイタマのパンチ力を雨で対比してますけど、
ここだと雲すらも引き裂くという点でその空前絶後の強さを描いているのが良い感じ。
雨というのが無免ライダーたちのヒーローとしての教示を描いていたので、
サイタマが一瞬にしてその全てを消し去るような一面になっているのが印象的。
雨がやまない方が美しく見えることもあるというか。
ここ水が飛んでいくのは作画でやっているんでしょうかね。
降りしきる雨と飛んでいく雨の合わせ技って感じでインパクトのある画でした。
12話。
ボロスがサイタマをなぶっていく描写が凄まじかったですね。
背景動画とブックなどで背景をスライドさせて見せるカメラワークがまた印象的でした。
なんというか、こういう構造物も全部セルで描くのが作画アニメ、
みたいなイメージが最近あったんですが、
そんなことせずとも空間を演出できるっていうのをやられている感があって、
3Dとかでもないセルだけでここまでできるっていうのを改めて見せられたような気分でした。
背景動画で暗い空間を高速で移動する球体の軌道の演出や、
カメラがボロスと一体となってサイタマへと向かっていく浮遊感、
そしてボロスの一撃の衝撃を無数の発光で描くなどどれもかっこ良過ぎて痺れました。
監督的にもっと飛び道具とかを入れてくるのかなと思いましたがそんなこともなく、
濃密な超人バトルを楽しめる作品で凄い作品だったなぁと。
2期あればぜひ見てみたいですね。