流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

アニメ雑記 9/30 を語る

2008-09-30 05:50:11 | ■アニメレビューとか
寝て起きたら何かを凌駕できると思ったけど、別にそんなことはなかった。
そういえば3年ぶりにチャンピオン読んだ。
鉄鍋ジャンの続編やってたのか。知らんかったー。


・ファイナルファンタジー8
 2D ANIMATION SUPPORT
 有限会社スタジオガゼル
 佐藤郁夫 宮田周治
 2D FIELD MOTION ANIMATOR    横山彰利
 2D BATTLE MOTION DEIRECTOR  和田高明
EDで見つけたんでメモ。ゲームの仕事やってたんだなぁ。
具体的にゲームの仕事ってどういうことやってるのか前から結構気になってる。

しかし、ゲーム内でアニメ流してもいいけど、アニメ内でゲーム的なCG使ったらNGなんだよねぇ。
1999年にPSゲーム原作のスペクトラルフォースのOVAが出てたんですが、
正直目を当てるのがツライ。
何しろCGのレベルがPS。その上をキャラクターが芝居をする。
その剥離とCGに合わせるための技術不足のせいなのか作画もイマイチという。
でも、こういうのを見ると、ゲームって盛り上がってたんだなぁ、と思います。あの映画とか。
こういうところからCGの上を歩くアニメとかその逆とかを考えてみるのもいいかも。
そういう意味で、やっぱりサクラ大戦3は外せない、かも。





やっぱアニメっていうより長いゲームムービーに見えるなぁ。
アイディアファクトリーのゲームってグローバルフォークテイルとかしかやったことないですが、
なんかアレもバランスが変な風に面白かったような覚えが。どうだったっけなぁ。
ブラスレイター面白かったけど、あれもやっぱりかなり浮いてるんですよねぇ。うーん。


最近また作画崩壊がどうとかという話が目に付くなーと思いながら、
金田系作画があんま作画崩壊されてないようなとか思ってみたり。
やはりグレンラガンが功を奏したのかなぁ。
もはやアニメにおいて当たり前の表現と捉えて遜色ないということなのかもしれませんが。
そういえば以前読んだ動画王で金田さんの特集があったんですが、
金田投げやら何やらなんでも金田○○、と呼んでてちょっと面白かったです。
今だと○○爆発とか○○走りとかしか言いませんが、もっとこういう言葉使ってもいいのかもなぁ。

Kanada style animation AMV/金田系作画MAD
</object>


思ったことをグダグダと語る

2008-09-29 16:42:04 | ■アニメレビューとか
ブラスレイターってマレクに人間を殺したことの罰を与えていたりして、結構新鮮だった。
バトルものってそういうとこ考えたことがあんまり無かったので。
ジョセフがザーギンとの闘いで伝えようとしたことは、人間の命の尊さ、
それを奪ってもどうとも思えない傲慢さなのかな。
シナリオ的にどんどん人を殺していくものがあるけど、
そうやって力を持つものは、見る側を含めて人の命を蔑ろにしているっていう話なのかも。
SEEDなんかはその辺に自覚的だったようで、罪を償う意識ってあんま強調されないんだよね。


そういえばFate見てて、主人公の親にあたる人の影響の強さが少し気になった。
思えば凛も父親をある意味で尊敬してるし、親の残した道に自覚的。
所謂『燃え』の部分がFateで見受けられるのは、
こういう『受け継ぐもの』という文脈が大きいのかもしれない。

意志が大きくからむならば、ルルーシュが世界の悪の意志を背負うことは『燃え』なのか?
と少し新たな疑問が。あの状況は『燃え』なのか?謎だ。

思えばエロゲー類って、あくまで主人公自身の考え方を強調する考え方なんじゃないかな。
自分がkeyとかのゲームに家族というテーマを見つけるのに抵抗があるのも、
集団としての家族より、親と子のコミュニケーションに重点を置いてるからかもしんないなぁ。
一番身近で一番近い他人。近いから故に共有する時間も長いし、刺激も強い。
エロゲーの類で両親が排除されるのは、一番近い他人として恋人や友人が選択されるからかも。
そういう人たちの中で意志が働くことが重要っていう。
数少ないエロゲー体験からものを言うのも難だけど。
そういえばToHeart2で由真のシナリオが気になるのはこういうポイントからかもしれない。

まあ、両親が死んでしまっていたり、捨て子だったりするパターンもあって一概には言えないけど。
マクロスFなんかは家族がいる主人公、忘れながらもその置き土産を利用するランカ、
一人で立つシャリル、などの立場が入り乱れてる辺りとかもっと注目してもいいのかも。
シェリルは一人だからこそ、近い他人を、友情や恋愛に憧れてるんじゃないか、
それを誤魔化すためのアイドル事業じゃないか、とか。
主人公が自らの意思を強調しているのは、そうした縦の関係を断ち切ろうと抵抗すること、
そこに意味がある、というか。でも結局、母親に縛られてるとも言える。どうなんだろ?
まあ、この辺はどうでもいいか。


・ルルーシュの死とか
んで、ギアスの話。
結局ルルって親父のことをどう思っていたのか。
ここから死を考えられるんじゃないかなぁ、と思ったのでメモ。

ルルはCCと出会いギアスを手に入れ父親に反抗しようとする。
そして最終的に父親、両親を否定みせて独自の考えを展開して行動する。
しかし、はたから見ればそれはやはり父親の後を追ってるわけだ。
元々黒の騎士団でブリタニアを潰すはずだったと思ったので、
その修正案としての処置だけど。

カレンVSスザクで、
『己の立場から道は選ばれてしまう、考え方が違っていても枠組みを超えることはできない』
みたいな語りが入るけど、ルルもその枠にはまってしまっていたのか、それとも超えたのか。
ルルは黒の騎士団という駒を取り上げられ、結果自分の前にある道を利用することしかできなくなる。
皇帝という立場でしかブリタニアを壊せなくなってしまったというわけ。
しかし、これだと父親の立場と変わらない。考え方は違うが社会的な立場は変わらない、と。
では、どこで父親を否定しなければならないのか?
それは世界を統一し、さらにそれを壊すために死ぬことだった、と言えない事も無いんじゃないか、と。
そこで保身としてコードを使ったら、コードを利用して世界を変えようとした両親と同じになってしまう。
果たしてルルはそれを許すのか?という。
コードを使わない方法をとった(取るしかなかったとも言えるけど)ルルが、
果たしてコードを使って生き残ることを願うのだろうか?

そういう両親との関係が、ルルの死には掛かってるんじゃなかろうか?
ルルが本当は両親をどう思ってるか、というポイントを考えて思いついたんだけど、
うーん、なんかズレてきてるような。まあ、いいか。


生きてほしいか死んでいてほしいかと言えば死んでくれていた方がよい。
罪がどうこうというより、ナナリーの絶叫を無駄にしたくないなぁという意味で。
ただなぁ、死の恐怖ってやっぱ半端ないと思うわけですよ。
デスノートの夜神月だって、死ぬときはあそこまで抵抗していたわけだし。
あの恐怖心、死の恐怖心を逃れられたのか。単純にここでも上みたいな判断ができるような。
そういえばデスノートの夜神月は父親をどう思ってんだろう。
あの作品、その辺を考えるのは禁忌のようになってて月も考えるのをやめてた気がする。
そういうとこもう少し気にしてみたい、かなぁ。


アニメ雑記 9/29 を語る

2008-09-29 06:57:09 | ■アニメレビューとか
まほろまてぃっくとFate/stay naghtを少し見返す。
やっぱまほろの吉成さんすげー。フリクリやトップ2も凄かったけどTVということで。

●コードギアス R2
先ほどネット配信でようやく見れましたよん。

普通に良かった。ナナリーが主に良かった。
Aパートの階段から落ちる辺りとか、ルルが死んだ辺りの絶叫とか。
作画がいいとかもあるんだけど、声優さんもいい演技してたと思う。
ルルが死んだときの泣き叫びは泣けた。
ああやって泣けるのは、泣いていいのはナナリーだけ。

しかし、ギアスは盛り上げ何処が多いなぁ。
その中でもギアス使ったときがやっぱ盛り上がるところだよなぁ。
能力を使う瞬間が盛り上がるって凄いよ、やっぱ。
結局、何者も抵抗できずにいたし。
こういうのって従来だと破られてしかりだと思うんだけど、そうならない。
キャンセラーは出来たけど、能力を拒むことができた人ってやっぱいないし。
そういう絶対的な力はやっぱ最高の快感なわけなんだよなぁ。
ギアスが効かない!と修行をする話でも無かったし(笑)
毎回同じパターンでも盛り上げられるのはやっぱ演出も良かったからで、
個人的にはそこが一番凄いと思ったとこかなー。長ったらしくないから飽き難いし。
おまけにその分その他の話も進めやすし。
こういう掴み方はもっと使われてもよい気がします。

カレンVSスザクも良かった。まさか大張風パンチを連発するとは思わなかったけど(笑)
やっぱかっこいいわ。
個人的にはもっとグッチャリ壊れたようなのが見たかったようにも思ったけど。
でもメカはやっぱギアスだとおまけなんだよなぁ。
その点を個人的には押したい気もするけど、微妙なトコだ。
そういえば何気にジェレミアが目立ちまくってるのも印象的だったなぁ。
なんか最後にカレンを持ってくる辺りがよくわかりませんでしたけど。
CCもあんま良くわからなかったなぁ。やっぱ愛か、愛なのか!
そこでナナリーをやらないのはしんみりしなくて良かったけど。

個人的にギアスはキムタカの仕事があんま見れなくて残念でしたが、
千羽由利子さんとかの濃いとことか見れて面白かったです。
ギアスってまだ展開とかするのかなー。じゃなきゃいいけど。

しかし、EDアリプロでCLAMP(キムタカも混じってるとはいえ)ってのは、なんかだかなー。
それが少し気になった、かなぁ。


アニメ雑記 9/28 を語る

2008-09-28 05:10:37 | ■アニメレビューとか
●狂乱家族日記



凶華が閻禍なのか?という問題はさておき凶華の表情の変化が気になる。
狂乱家族日記 9話 を語る
なんだろう、意図的に目の変化を入れてきてるように思うんですが、
どういう時にどの目をさせるか、みたいなのがちょっとよくわからない。
9話なんかで片目だけ同じ目の処理させて辺りってミスなのか演出なのか読めんのよね。
だから色々と憶測してしまうんだけど。今回も引き続き気になってしまったなぁ。
その辺、何か伏線めいたものがあるのかなぁ?



まあ、憶測に憶測を重ね結構楽しく見れましたが。
今回で最終回かと思ったら次回に続くのね。どういう展開になるんだろうなぁ。
ここにきて父親の任務云々が持ち上がってきたけど、どういう展開にするんだろ。


●ブラスレイター
今期中ではぶっちぎりで面白かった。個人的に。
やっぱ板野サーカスは板野さんのものだよなー。
最終回メカ作監もしてたのか。
この作品、ベテランの作監が良い味出しててキャラクターの芝居も安定してたよなぁ。
最終回も踊るようにステップ踏んで振り向くエレアのとこも良かったし、
キャラクターの表情の芝居も良かった。
ちょっと最後の新しいプログラムの子辺りは違和感ありましたが。
そういえばエレアってなんだかんだでジョセフをかなり信頼してたんだなぁ。
もう少し出番大目でも良かったのに。やっぱジョセフが(ry

初っ端の特殊OPで既にテンション高。
総集編OP+主題歌2番というのが最終回らしい。
こういうのに弱いんだよなー(笑)
栗林みな実に惚れるわ。

板野サーカス連発と戦闘シーンが目まぐるしい。
メイフォンサイドで時折いい感じのエフェクトが入るなぁ、と思ったら橋本敬史さんが。
またか!とか思ってみたり(笑)

ゲルトたちが突然出てきたりして最終話でコレをやるかぁ、とか、
そういえばAパートマレクの能力も使ってたのはなんだろー?とか
主人公この期に及んでまだ寝んのかー、とか思いましたが、
素直に燃える展開でAパートは息つく暇もなくスゲー面白かったです。
さりげなくジョセフはザーギンから感染したのではなく、
姉自身が最初の人体実験の被験者としてナノマシン摂取させてたりと、
色々と新事実が。ジョセフが耐えられたのはそれでなのかなぁ。
でも結局ザーギンの血を与えられたわけだから他のブラスレイターと変わらないのか。

Bパート。寝て起きたらお前を凌駕した!はどういうことなんだろうな、と思ったり。
やっぱイシスの影響なんだろうか。
まあ、ジョセフが覚醒してザーギンを翻弄するのかと思いきや、結局負けてしまう。
が、最終的にイシスの効果でザーギンもろとも融合体は消滅。

なんかもうジョセフは悟りの境地にいるようなキャラクターになっていたなぁ。
最後にザーギンと闘う辺り、まだザーギンを説得しようとという試みを捨ててないんだと思った。
死んでも生きても、イシスは発動するし、ザーギンはそれでやられていたと思いますが、
ザーギン自身に闘いに勝つこと以外に重要なことを、
ザーギンのやり方を否定してみせることが大事だったんでしょうね。
人間であった頃の目的をやり通すこととか。アルなんかはそれが特徴的だったようにも思います。
あとスノウもか。彼女の言葉も結構重要なポイントでしたね。
アマンダといい、スノウといい、アルといい、あの回はかなり重要なとこだったんだなぁ。
今思うとスノウ、ジョセフの手で殺されちゃってるのが悲しい。というかやっぱ死んじゃってたのかorz
最終的に、人であった頃の精神を、目的をどれだけ持続させることができるか、
人間の自分を受け入れられるか、というのがポイントだったようにも思います。
ゲルトはやはりブラスレイターという希望にしがみ付いた、
力にしがみついたところがやはり違うのかな、と。

最後の全員集合。アルのセリフが清々しさと作品の達成感みたいのがあって心地良い。
正直、隊長からどんな言葉が飛び出すかと構えてたら案の定で思わず吹く(笑)
マレクの声が大人びてていいなぁ、と思ったけど、全体的に声優さんいい味出してたよなぁ。

久々に熱く見れた作品でした。スタッフの次回作に期待。


アニメ雑記 9/27 を語る

2008-09-27 23:43:37 | ■アニメレビューとか
星の海のアムリ届いたー。初めて発売日に見れた。
あとで感想書こうかと思うんですが、米たに監督の作品はどっから読み解いたものかと悩みます。
他にもあげだまのきのプロ回とか色々書こうと思うことがあるんですが、
どうにもエネルギー不足な感じです。


●マクロスF
結局、俺たちの闘いはまだ始まったばかりだぜ!か。主人公何も選ばずに終わったような。
ランカはアニメの神様に愛されてるとか以前書きましたが、なんかそんな感じだったなぁ、と。
ランカのビンタでシェリル完治しちゃうし、腹から声でもう笑っちまったデスよ。
やっぱ板野一郎がいないマクロスは色物色が強くなるんだなぁ、と思いました。
ぶっちゃけマクロス7と大差ないのかなぁ、と。
歌が凄かった!というのはそういう意味でしかない。
そしてやっぱり劇場版きたかぁ。アクエリオンの劇場版とかやってたんでもしやと思ってたんですが。
また総集編とかだったら残念だよなぁ。やるなら愛おぼぐらい凄いのが見たい。


●鉄腕バーディー
最終話見た限りだと、先週の方がやっぱ山場だったんだなぁ、と感じます。
お嬢さまを助けようとする主人公の男気やバーディーとのやり取りとか、
この作品らしい関係が最後に見れて良かったです。
作画関係も水やリュンカの攻撃を防いでいる辺りのエフェクトとか、
ちょこちょこ目に付くところも多くて面白かったです。


らき☆すた OVAについて少し を語る

2008-09-26 23:16:49 | <らき☆すた>
絵コンテ:武本康弘
演出:武本康弘 北之原孝将 坂本一也 石立太一 高雄統子 山田尚子
作画監督:堀口悠紀子 西屋太志 高橋真梨子 秋竹斉一

とりあえず、6つエピソードがあるんで各話感想風に。
今回は原画などで今まで見ない方が多かったですね。
個人的に気になったトコをいくつか。細かいトコはまたいずれ。

・みなみちゃんの家
1年生中心の回。なんか声優さん的にTVシリーズ思い出すと違和感あるような。
ゆたかがチェリーちゃんの歌を歌ってる辺りとか普通にかわいくて困る。
この辺のスカート描写なんか好きだなぁ。チェリーちゃんの視界から消えてくあたりとか。

・ドル○ーガの塔
GONZOとの繋がりを意識してなのか。正直なんだかなぁ。
ケイタイ、ネットゲームと他者と交わる日常の過ごし方。
ネットの日常というコミュニケーションを具体的に描いてるのは面白い点。
NHKにようこそ、とかどうだったかな。これもGONZOか(笑)

しかし、かがみたちがネットゲーなんて・・・と思いましたが、脚本家繋がりときたかぁ。
この辺の細かさにはホント驚くばかりというか。

・バレーボールのパート
作画回というか。汗の処理とか全体的に色気が出てますね。髪とか。
個人的に見ててこなたがサーブ打つ辺りでCLANNAD 10話思い出した。
あの髪がフワッとしてデコを強調してる辺りがアバンに似ていたなぁ、と。
10話の作監は高橋真梨子さんか。ふーむ・・・。
個人的に見てて西屋さんかなぁ、と思ったんだけどわからんなー。

・遭難
みゆきさん中心の回。
一発目の『天は我等を見放したー!』辺りで吹く(笑)
ここも芝居結構細かい。こなたが指で『ふむふむ』と考え込むポーズ取る辺りとか。

・ゲロゲロゲロゲロ!

演出は武本監督。
ソウルテイカー風だったので武本さんと予想したのにブックレットに書いてあるとか。
OVAはこことバレーボール最低抑えればOKな気がする。
うる星2のあのキャラのパロをやっていたり、
武本さんなりに新房さんのルーツを踏まえて演出されていたんじゃないかなぁ、と思いました。
まあ、らきすたファンはあんま望んでない話でしょうね。
ただらきすたをビューティフルドリーマーのような日常だと考えるのもまあ、面白いのかなぁ、と。
そういう論議を醸し出しそうなトコを突いてるあたりははずさないのなーと思います。
やっぱうる星って重要な作品だったんだなぁ。
あれも日常を描いてる作品とも言えますし、そういう繋がりも意識したらいいのかなぁ、とか。
ネットと日常と夢か。ネットゲームっていうのはうる星に無かった要素だよなぁ。
自分を偽れるもの、偽者の日常。その辺投げてる気もしますが、面白いポイントだよなぁ。
言いたかったことはほとんどこのパートが中心かな。


アニメ雑記 9/23 を語る

2008-09-23 05:58:50 | ■アニメレビューとか
Phantom - The Animation

</object>

OP
絵コンテ・演出:元永慶太郎
作画監督:渡辺浩二
原画:石原恵治 斉藤久 吉岡毅


ED
絵コンテ・演出:元永慶太郎
原画:渡辺浩二


前記事で紹介した作品のOVA。全3話。
正直、なぜ作られてしまったんだと思ってしまう。
全体的に低調ですが2,3話で斉藤久さん、3話で橋本爆発が見れます。
橋本さんってOVA作品ならどこにでもいるって気がしてきた。
OPの斉藤さんは背動の辺りかな。
1話
脚本:張村章二
絵コンテ:元永慶太郎 渡辺浩二
演出:元永慶太郎
作画監督:渡辺浩二
原画:石原恵治 黒崎彰浩 熊田明子 今野博司 下田知未 武井努
   新妻大輔 増田誠治 若山政志 鷲北恭太
   arp japan
   金殷柄 李東周 宋 明植 朱吉秀
   
   元永慶太郎 渡辺浩二



2話
脚本:張村章二
絵コンテ:元永慶太郎 岩畑剛一
演出:元永慶太郎
作画監督:渡辺浩二
原画:菊地康仁 熊田明子 今野博司 斉藤久 佐々木綾 下田知未
   新妻大輔 牧野悌志 三輪和宏 もりやまゆうじ 吉田正幸 鷲北恭太
   スタジオギムレット
   萩尾圭太
   加藤里香 大下知之

   元永慶太郎 渡辺浩二
レイアウト協力:岩畑剛一 梅津行則 黒崎彰浩
原画協力:南町奉公所 arp japan



3話
脚本:張村章二
絵コンテ:元永慶太郎 岩畑剛一 渡辺浩二
演出:元永慶太郎
作画監督:渡辺浩二
原画:石原恵治 熊田明子 斉藤久 西宝壌土
   下田知未 田川由美子 西岡忍 橋本敬史

   スタジオギムレット
   萩尾圭太
   
   arp japan

   A.I.C
   杭州飛龍動画制作有限公司
   
   元永慶太郎 渡辺浩二


アニメ雑記 9/22 を語る

2008-09-22 23:43:54 | ■アニメレビューとか
コードギアス、見返そうと思ったら録画してなかったー。
来週で最終話かー。今回はルルがギアスかける辺りがインパクトあって面白かった。
あそこの演出はうまく決まってたと思います。
あと個人的にニーナの活躍の場が結構残っててうれしかったな。
ユーフェミアを不可抗力で殺したルルと、ナナリーを殺した(死んでなかったけど)ニーナ、
というのが綺麗だなぁ、と。虐殺コンビというか。嫌なコンビだ・・・。
今回はキムタカ作監でした。
あんまり今作だとキムタカ目立たないんだよなー。
ガンソとかみたいなのをもう1回見せて欲しいです。

●ブラスレイター
OPを聞きながら思ったんですが、
ジョセフってホント孤独な奴だよなぁ。
移民で嫌われてるし、ブラスレイターだし、姉からは道具扱いだし、寝てるし(笑)
なんだろう、共感されない主人公の1種だとも思えてきます。
最後にアマンダが尋ねても、それを跳ね除けてしまう、エレアも遠ざける。
ザーギンを倒す、ということ以外に関してはほとんど無頓着な感じだし。

今考えると、ゲルトを殺してしまってるのがやっぱ興味深い。
ジョセフ自身が殺したブラスレイターは結局ゲルトだけだし。
ゲルトはゲルマン人(だったっけ?)で、チャンプで羨望もあって、欲もあって、
ジョセフとは対照的なキャラだったよなー、と。
そして、ブラスレイターに関してはほとんど何も知らないまま死んだ。
救世主になろうとしたものを断つのがジョセフなのかなぁ、と。
ジョセフがなぜゲルトを殺さなければならなかったのか、というはやっぱ結構重要なポイントだよなぁ。

まあ、ジョセフ自身がゲルトを否定しないと、
ブラスレイターになったときの自我を保てないとか、そういうのもあるんだと思うんだけど。
スノウを殺した(生死不明っぽいけど)のも、重要なのは自我を取り戻すことにある。
そして、自我を保ったままザーギンに勝つことがまた重要なことなんだろうな、とか。
1回こっぴどく負けちゃってるし。
ジョセフ自身は子供時代にしても禁欲的というか、自らが欲するものを我慢してやつだったんで、
そういうのの裏返しにゲルトやザーギンがいるのかもしれないなぁ、と。
ザーギンが世界を終わらせようというのも、世界に対して望むものが多かったためとも思えるし。

寝てたのも、実は視聴者を跳ね除けようと態度なのかもしれない。
ジョセフが最終回でどういう境地に向かうのか、と考えると全体が面白く見えてくるかもしれない。
まあ、ジョセフの出番が単純に少ない、ということに対することに関する思いつきを色々とという感じで。


 
虚淵玄書いてたんかー、と実家帰ったときに気づく。
初ラノベだったので色々と懐かしい感じがするけど、内容忘れたなー。
今度読み返してみるかー。エロゲ原作だと知ったのは読み終わってからだった。
結構ショックだったような。


アニメ雑記 9/21 を語る

2008-09-21 04:30:10 | ■アニメレビューとか
もうすぐtvk土曜深夜アニメマラソンも全部変わっちゃうのね、と思うとなんか寂しくなるな。
今期は前期からの作品とか面白かったし、熱心に見れたしなー。
来期はケメコがこの辺の時間帯だったっけ。どういうラインナップになるんだろか。
今更バシンのEDの話ですが、踊ってるステージを俯瞰するようなカットが無いとこと、
それに合わせてか観客を星空に見たててる辺りがいいのかな。
背中からとかのショットが多いのも気になるような。
サビで腕を畳んだときとか前のめりになってるところとかやっぱいいなぁ。

●狂乱家族日記
凶華がこの寄せ集め家族の脆さに自覚的だったというのはちょっとした衝撃かも。
個人的な予想で、父は仕事と単純に割り切ってんじゃねーかと予想してて、
なんか見事に爆死したなと思ってたんだけど、脆さに自覚的だったからこそ言わない、
と考えても別にいいんじゃないかと思えてきた。
まあ、父の過去の姿と今を見比べたときの溝が個人的に埋まってないと思ってるので、
そういう過去からの延長と捉えそういう判断なんだけど。

個人的にこの話はいきなりしんみりでこの作品らしい作りとは思えなかったなー。
前にこでらコンテ回だった夢魔?の回は異質さでよく差別化されてたけど、今回はどうなん?


●ブラスレイター
なぜジョセフは寝たきりだったか。
それは物語の決着をつけるという役割以外のものを負わされていないから。
一人ひとりが負ってる重みはその人たち自身が解決しなければならない問題で、
ジョセフはたまたまザーギンと決着を付ける役=主人公という位置だったのかな、と。
るろ剣の京都編のラスト辺りを思い出せば寝たきりでもまあ、いいかな、とか。・・・苦しいか。
アマンダは潔癖というか汚れてないところにやっぱ価値があるんだろうなぁ。



最後の引いてくカメラワークは臨場感出てて面白かった。
こういう情感を引き立てるのに3D強調してるのってこの作品だと珍しいような。
あと監督が原画かいててちょっとびっくり。


●セキレイ
友岡さん作監。玉木作監回なんかがセキレイだと特に良かったと思いましたが、
最終話も流石に力入ってて面白かったです。
最近姿を見ない方も多数参加されてましたし(笑)
いや、ほんと、あの劇場アニメどうなってるんだろ?

月海、ユメ登場と盛り上がるところが2,3つ用意してされてる辺りうれしいですよね。
いぬかみなんかも最終話の盛り上がりは素晴らしかったし、
監督は最終話とか盛り上がるところを、
期待通りしっかり盛り上げてくれるこういうところは好きです。



やっぱ月海が戦ってる辺りがやっぱ一味違っていたという印象。
アクロバティックな見せ方も相成って面白かったです。
月海が水の柱?出して引いてく辺りとかカッコいい。
登場シーンの前後も月海今までのヘタレ展開したらかっこ良すぎだろ!
と思ってましたがいやはや。

あと男のセキレイがキスする前後、なんか顔がいやらしくていやーんな印象が。
裸で野晒しの結とか、主人公服ぐらい着せてやれよとか思っちゃったり。
そういうところの気遣いができないからダメなんだよーと思いつつ、
色気を優先したい作品のカラーも見え隠れしてうーん、と思ったり。
あと友岡さん作監なのか、妙なエロさで直視するのがいやーんというか。

あと引っかかったので、なんかユメ?と日本刀の人が戦ってる辺り、
ブラーを入れたとこが目立つような格好になってしまってるような。
今回は撮影処理も多かったと思うんですが、
ここの場合は逆に変に目立つ格好になってしまってるような気がしました。

最終話で次回に続くをやっていいのかよー、とか突っ込みどころ満載ですが、
まあ、最終話面白かったんで良かったです(笑)


●ストライクウィッチーズ 最終話



一度引き金引いてからまた離す
こういうのってことの成り行きにまかすっぽいのがあんま好きじゃなかったんですが、
そういう成り行きでなく自分の意志で打つのをやめるという打たない強さ、
を強調してるのかな、と気になりました。
手の演出は少佐が中に突入しようとしたとこで手を寄せるカットとかもあって、
ちょっと拘ってたところだったんでしょうか。
しかし、少佐を止めたのは結局エゴなわけで、それで作戦失敗してたらどうするの?
と思ったけど少佐が何も言わなかったんで良いんだろうな、と思ったり。



個人的に大尉の出番が後半は大目で少しうれしいやら。
ドイツ組は充実してるよなぁ(笑)
この辺山口さんかなぁ、と見ててちょっと思ったんですがどうなんだろ。
ウィッチーズ全員で攻撃してる辺りのエフェクトとか派手で面白かったです。
カメラに向かって突っ込んでくる辺りとかケレン味ありますよね。
ただその前がちょっと顔アップ長いなーなんて思ったりもしましたが。



最終話は三人一緒、というカットが印象付けか結構多かったような。
戦艦突入してからコアにたどり着くまでが噂の田中さんでしょうか?
髪の感じとかモロです。個人的に田中さんのアオリはかっこよく見えるなぁ。
意識してしまうというか。
あと個人的に主人公の振り向きとかちょっと引っかかるとこが。
なんか後ツメ過ぎというか、振り向くまでにタメがきいた動きになっていたような。
正しい振り向きって言われると言及できないんだけど、
ちょっとやりきれない感じだったのかなー?とか。
いやいや、しかしあのおいしい場面を盛り上げてるんだから流石というか。
いいシーンになったら濃くなるアニメの法則ですよ。勝手に思ってるんですが。
るろ剣の京都編で剣心が旅立つシーンで顔が濃いとか、
ああいういいシーンはいいシーンだから強調してるんだ、と子供ながら喜んだもの。
アニメの楽しみ方、作画の楽しみ方って元はそんな風だったな、と最近思い出します。

この作品、そんなに期待してなかったんですが、いやー面白かったですよ。
こういうアニメやると規制関係でブーイングが出そうですが、そういうのほとんど無かったし(と思う)
視聴者が健全に?楽しめたアニメとしてもスゲーアニメだったんじゃないかと思います。
そういう配慮が行き届いてたんでしょうかね。
どうでもいいんですが、やっぱ最近DVDが売れないとかっておっぱいが出てないとか、
そういう些細な理由じゃないかという気もしてきます。
90年代とかでも結構頻繁に見かけますし。エヴァとか(笑)
なんかコレ見た後にドルアーガのCM見ると悲しくなるなぁ。


●二十面相の娘
久しぶりにお嬢さま見タワー、と思ったらもう最終回間近。
正直何がなんだかわかりませんでしたが、お嬢さまがカッコよくて面白かったです。
ヒラヒラした衣服とかやっぱいいなー、とか。
何気に終末論っていうか、そういうのってやっぱ全然ありなんだなと思いました。


●Mission-E
家族の距離感が日常的というか俗っぽいというか。
家族家族してるアニメって何かと家族を大事にしてるぞとアピールしますが、
実際の距離感ってこんなもんなんだよなぁ、と。
でもアニメでこれをやることってどういうことなんだろうな、とか思ってみたり。
こうやって家族の世話に焼かれてることなんかを他の視点、
視聴者の視点から見てどうなんだろうな、とか。個人的に気になりました。
まあ、最初からこういった距離感は設定してたわけで、
そういうところを楽しんで見れました。


アニメ雑記 9/20 を語る

2008-09-20 03:04:26 | ■アニメレビューとか
最近ブログ書くエネルギーが無い。体重増えたせいだ。
思うように体が動かないってのはストレス以外の何者でもない。
でもダイエットは明日から。

●マクロスF

CMアニメになりつつある。色々な意味で。個人的に今やってるDVDのCMが一番面白い。
今回見てて、なんか河森監督の自虐っぽく見えてきた。人間が美しい星を侵略~とか。
音楽が毒にも薬にもなるってのはプラスと7を合わせたような感じだし、
やっぱ総決算的なものを狙ってるのかなぁ。
巨大ランカなんてモロプラスじゃん、とか。
そうなるとやっぱアルトはランカ殺すことになるけど・・・どうなる?
しかし、今作は過去の作品の何者も追い越せない感が強いよなぁ。
Fのマクロスとしてのウリってなんだったんだろう。放送後はそれを探す作業になりそう。
TVシリーズをクオリティのバランスって作れた、とか?
話的にはやっぱ総決算とか、過去を断ち切る、とか?

●鉄腕バーディー 12話

脚本:高山文彦
演出:古賀一臣
作画監督:松本憲生 仁保知行
原画:岸田隆宏 松本憲生
   仁保知行 内田孝行

バーディー録画したのまだ見てなかったんですが、
作監的に見なきゃならんだろう、ということで視聴。

正直、脚本以下スタッフ見たら期待せずにはいられない回。
個人的に見てて、リュンカによる終末ってのが気になった。
90年代から続く原作だけあっての展開か。
今どき終末論なんて、とか思ってましたがギアスもそうなのかなぁ。
高山文彦さんって、
ポケットの中の戦争の中で核による終焉っていうものをやってたことを思い出して、
あの辺のテイストとかを意識した回だったのかなぁ、とかちょっと思いました。
個人的には色々な方の反応を見たくなる回だったかな、と。

全体的に芝居も良かったです。
アバンの腕を掴まれたときの腕の伸びとか、リアクションとか。
全体的に芝居とかそういうのはかなり良かったですし、
キャラの描写も力が入ってて良かったです。
ただ鳥が凍って?籠の中で砕けるカットとか重いとこでやり切れてない感じとか、
そういうのも少し目に付いた感じ。
バーディーでならアクション期待したくなるもの。そういうのも抑え目でちょっとガックリ。
個人的に回想の中でデート待ちで階段を登ってる辺り?とか気になりました。
何話に入ってるんだろう?見返すのがちょっと楽しみ。
それ以前にお嬢さまとのラブ展開が結構見たかったりしますが(笑)
いきなりこの展開だったんで。


話は変わるんですが、MEMORIESのムック本読み返してて、
井上俊之さんがコンピューターによるアニメの可能性を語ってたのが印象的でした。

・今までできなかったアングルの画面構成が可能になった
・アクションシーンなどで凄いものが出てくるんじゃないか
・目に涙を溜める→流すだけでなく、もっと生々しいものができるんじゃないか
・表情だけでなく、体を使った芝居の可能性、それを実践してる人の登場

とか。これはユンカース・カムヒアの田辺さんや湯浅政明さん辺りを指してるんだろうか?
なぜアクションシーンで凄いものが出てくる、とコメントしたのが凄く気になるんだよなーコレ。
前後の文脈からいきなりアクションが凄くなるってまた突然だなぁ、と。
何を思っていたのかスゲー気になります。先見性ありすぎだろう、と。
やっぱ磯光雄さんとかを意識してたのかなぁ。
実際、劇エヴァなんて今でも普通に話題に挙がるほどですからね。
他にもポケ戦とか、大きい仕事は多くあるにも関わらず。
それとも大友監督の話の中に出てきたマクロスプラスを受けてかなぁ。謎だ。
どうでもいいですが、
MEMORIESは井上さんが作画監督をしているという点で、見直す価値のある作品だよなぁ。
コイルのときにもっと振り返ってみれば良かったなぁ、と思いました。
いや、全然どうでもよくないな。

バーディーはアニメーションノート 10号などでFlash使った作画法とか、
より作画する技術がデジタル寄りになってきた、という進歩というか、
進んできた道が『コンシュータ、アクション』という線で、
井上さんのインタビューと結べるような感じが少ししました。
順当に通過してきてる感じというか。
あと大友監督が、演出がどのようにコンピュータを使うかが重要、
というコメントを出してるのもやっぱ今に繋がるコメントだなぁ、と面白いです。
そういうコメント出してる人って結構いたと思うんですけど、
FREEDAMを実際に作ってるんだよなぁ、とか今のシャフトの存在とか、
そういうのを考えるとやっぱ先見性もあったんだなぁ、と色々面白かったです。