流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

氷菓 20話 を語る

2012-09-04 22:50:41 | <氷菓>


足指いじり。
手いじりとかで反応を見せるようなシーンって結構ある気がするけど、
足の指を見せるっていうのはあんま無い気がしたので新鮮だったな。



千反田の晴れ着。
なんか挨拶も着物の話も新鮮な感じだったなぁ。
千反田がタクシーから降りる辺りなんか見ると、
折木も一見して千反田を認識できないのがそこはかとないリアル感、なんですかねぇ。
十文字さんの巫女さん姿もそうだけど、
細かくカット割ってその中で印象的な動き入れて魅力を引き立ててるのか、
こういう煽り方はやっぱグッと来る部分がありますね。
千反田のうなじいいよー、みたいな。



アニメで久々に男の武将を見た気が。
この辺はちょっと浮いた感じだったな。
今回は堀口さんや多田さんが原画入ってましたね。



この辺はちょっと目を引かれたな。
千反田の手を出す方向に神社があるけど、
それを折木の主観に合わせてみせていくのがダイナミックな印象として残る感じ。
今まで手ブレとかで主観見せたりしてたけど、
こうやって目線を追う描写で世界の大きさを見せる処理っていうのは、
あんまりなかったような気もしたので。
それに単純にカットを割らずに1枚背景が作る、
大判の絵の強さっていうのを感じられる気がするなと。
やっぱただカメラをスライドさせるだけじゃなくてアクティブに動いてる部分がいいのかな。
最初は止めて見せてるのかと思いや、という意外感もあって新鮮でした。

最近『なのは2nd』で大判の背景1枚で空間全体を見せるパノラマのようなカットがあって、
こういうのってただ絵をスライドさせるだけでこんなダイナミックな感じになるんだな、
っていうのを久々に体感できたので、
似たような?処理というかにはちょっと目を引かれてしまうかな、と。

確か少女革命ウテナのカツヨ回、7話だったかのウテナが必殺の一撃を出す直前とか、
ああいう感じの処理っていうのをまた味わいたいかなという気分になってるというか。
気づいてないだけで結構あるのかもしれないけど。



十文字さんが好みすぎて。
氷菓の女性陣はみんな可愛いですね。
伊原のジト目を見ると武本作品だなーというのと、
折木視点っていうのをまた意識させられるキャラだなーと感じます。
大体上から見下ろす視点でジト目?っていうのが強調されてる気がするので。
伊原とのいがみ合いの中で伝わる呼吸が個人的には楽な感じにうつる。



折木の唸り?
2人の会話とは別の位置にある折木、爪弾きにされた感じ、なのかな。
京アニでこういう構図見るといつも幻視球さんの記事思い出す。
http://d-miura.info/2007/04/rakisuta1.php
似たようなあり方でも同じ意味合いじゃない、という。
リンク先は移転されたためかキャプも載ってないので、
この辺のことかな、と思って見ると面白いんじゃないかなと思います。
もう5年?近く前の記事ですけど、やっぱ印象的な記事っていうは記憶に残るものですね。
特に自分じゃ到達できないものを見せつけられると特に。
しかし月日が経つのは早いな。



イマジナリーラインを超えて折木が2人に入る 、という流れ。
あとメインキャラのやり取りを見る第三者の視点とか。
アルバイト中だというのを念頭に入れたりだとかしてると、
こういうのにも想像力が働いてしまうよな、と。



リップで色気出すのとか。
今回やたら2人の距離が近いので、
一体空白の期間に何があったのかと問いたくなります。
今回はやっぱ全体的にエロかったな。



真上からとか。
構図とかも結構色々試みてる感じ。
やっぱ若手の方が色々やるのを見てるのが楽しいかな。
しかしうちの環境だと画面が真っ暗になって、
コントラストとかいじらないと見れない箇所とかもあったので、
暗さっていうのが時々煙たがれるのはそういう個々の環境のせいなのかなとか。
それでまた新しいものを買ってっていうのが難しいのでうーん、と。
昔AIRのコメンタリーでそういう感じのことを言われていたのを思い出してこんな話。



なんというか今回は話とか全く気にせずに見てしまった感。
あー千反田とか十文字とか伊原とか可愛いな、と思ってたら終わっていた感。
あきましておめでとうとか、里志の冗談で終わるような微妙な幕切れとか。
このエピソードの落とし所っていうのが自分には見えづらく、
実際画面も暗くてよく見ずっていうところもあったので、
ちょっと不鮮明な感じがしてもやもやするかなーと。
まあでも2クールもある作品ならこういう回があった方が自然な気も。
いつも何かしらの意味に縛られるのも窮屈な気もしますし。
『日常』なんかはそれを意識しすぎてる感もあった気がするので。

千反田のリアクションとか折木の破壊活動のイメージ映像とか、
可愛かったり可笑しかったり場面場面は楽しかったんだけどな、みたいな。
次回は伊原の回っぽいけどどうなるやら。

脚本:江上美幸
絵コンテ・演出:太田里香
作画監督:鴨居知世

太田さんの回を見たのは初めてかな。
コミックについてくる回が初演出回でしたか。
USTじゃ画質悪すぎて見る気にもなれなかったので、
どういう回なのか見るのが楽しみです。


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