流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

境界の彼方 8話 を語る

2015-04-27 22:55:16 | <境界の彼方>


朝寝坊。
今回の冒頭は緩い感じの絵というかデフォルメ絵が多くて楽しかったな。
桜が栗山さんの髪を解いてるのとかもちょっとウキウキしちゃう。
ブラシのデザインが豚なのは堀口さんデザインなんですかね?
教室のシーンでの先生の怒りの表現も目を引きますし、
ビビる男子生徒の反応が唯かたまこかという感じでそこも楽しかったかな。
あと先生の遠当てっぽい戦い方ってバトルで印象づけられてるんで、
出番の少ない?先生のキャラ付けになってて結構好きだったり。
こういう必殺技が待ってましたと描かれるところがヒーロー的な感じで好みかなと。
そういうところは心得てるのかなという印象。



今回はやや引き気味のショットでやや高めのカメラ位置とか、
俯瞰とかっていうのが印象的に使われていた印象。
太田さんの実験的な感じなのかな。俯瞰は石立さんっぽい印象。



凪という不穏な空気感に触れてるショットですが、
ここの背景が伸縮するような処理ってどういう風になってるんだろう。
Freeでもデジタル的なアップの処理とかってやってましたけど、
ちょっと不思議な感じがしますね。



手前の柱のbookと奥の建物をPANで見せた時の速度の違いで空間を意識させる感じ、
っていうのを意識させられる。
今までも使ってたとは思うんですがあまり意識してなかったかなと思ったのでメモ。



珍しく車が作画っぽい。
今回はあんまらしくない演出をされているような、と思ったり。



正臣マフラー結構好き。
銃撃を弾く辺り見るとマフラースカスカになってるっぽいですが、
マフラー伸縮自在なのかしら?
しかし美月のお兄ちゃん!は完全にフラグって感じ。
今回はお約束をより掘り下げていってる印象を受けるかな。



秋人と泉姉。
秋人の電車のシーンは実際の出来事を電車内での悪夢として再演してる感じなのかな。
全部が電車内での出来事ではないでしょうし。
泉姉は秋人をより深い悪夢に落としていってる感じ、なんかなぁ。
しかし兆候はあったとは言え、なんで秋人を直接出向いて眠らせたんだろう。
妖夢を呼び出すためなんだろうか。







妙に引いた画面だったりトリッキーな泉姉だったり。
逆さまになってる泉姉とかどう考えてもただ妖夢を狩りに来ただけじゃないよな、
っていうのを意識させられる感じでそういう道化地味た感じが結構好き。









彩華と弥勒のシーン。
互いを俯瞰とアオリで見せて、彩華が妖夢化する辺りでそれが逆転していく、
っていうパワーバランスを踏まえたような見せ方の中で、
それでも弥勒には敵わないっていう描き方が気になったかな。
一見して彩華優勢かと思わせつつそれを否定していく感じが、
型破りな弥勒の強さっていうのに触れてるのと、
本来であれば彩華優勢であるっていうのを物語ってるような印象。
しかし妖夢を勝たせないような見せ方には人間側のエゴっぽいものが垣間見れてる感じ。
人の形じゃないものは人には勝てないという。
ここが引っかかる感じなのかなとちょっと思ってみたり。
自分的に劇場版で半妖っていう設定を置きながら、
その出生に触れないのがやっぱ不満だったのかなとか今更ながら思ったりなど。

脚本:花田十輝
絵コンテ・演出:大田里香
作画監督:堀口悠紀子
作画監督補佐:丸木宣明

氷菓に続き大田&堀口回。
太田さんの回はやっぱちょっと違う毛色っていうのをいつもより強めに感じるかなぁ。
堀口さんが作画監督でバトル回っていうのもちょっと新鮮な感じです。


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