流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

境界の彼方 3話 を語る

2014-10-26 21:27:29 | <境界の彼方>




この辺の画は新鮮だったな。
室内と室外のやり取り、暗闇の中にいる栗山さんと青空側にいる美月の対比が印象的。
室外から室内を見る、或いはその逆を見せる、
っていうのをこの話数では結構やっているのでその辺と合わせて気になる感じでもあったかな。
直線でわけられる光と影のレイアウトなんかは流行を取り入れてる感あって洒落てる印象。

あと妖夢が光に当たるとダメージを受けるっていうのをやりつつ楽しい画面になっていたのと、
栗山さんの剣のアップで透明感が出ていたのが印象的だったかな。



ミルクエフェクト。
映り込みに波紋にミルクが混ざっていくエフェクトなど色々やってみてるショット。
人間の怨嗟に触れてる場面なのでって感じなのかな。
流れ的にミルクは異界士になるのかな。
次の引きのショットで色が変わっていくのを長回しで見せてたり、
細かいところを拾っていくのは相変わらずだなと思ってみたり。



ピンク空間は石立空間であるっていうのを思い出す。
後半はここにまた戻ってくるわけだけど、
初めてあった場所とかでもないし、この場所に何かあったかなと引っかかりがあって。
今回の話数の中で主人公が栗山さんを探して追いかけてきた場所、
っていう話数の中での意味付けなのかなと思うとちょっとドラマに欠けるかなというか。
ただここで今までのやり取りを無かったように振る舞う栗山さんを見ると、
追いかけるキッカケはやはりここからなのかなとも思ったり。
あとピンク空間という名の石立空間なので、
そういう意味付けでここに戻ってるんだよ!と思ってもいいのかなとか。
まあどうでもいい話。



ここも前話数と同じような処理だけど、
手の内側と手の甲だしそんなに違和感ないかもとか。





外側から。
学校の壁面の青さが際立って見えますね。
今回は結界の話でもあったのでそういうのをチラ見させたり。
北之原さんで窓っていうとやっぱ思い出すのはこの話数。
日常 24話 を語る



この辺の表情付けの直線影とかイマドキっぽい感じがするんだけど、どうなんだろう。
リップシンクやらメガネやら楽しいショットが多いシーンだったな。



足を組むっていうのを引きで見せられるとちょっと惹きつけられる。
やっぱ見えるか見えないかとかそういうのなんかな。
芝居としてもちょっとアニメとしては異質な印象がする。
足を組むとかそういうのをアップで印象付けるシーンを連想しちゃうせいかな。
この一連はこちら参照。
『境界の彼方』3話 主に北之原孝將さん関連 - OTALLICA



一気にカメラを引いていくことで出る世界の雄大感と、
話の重さからくる不気味さ。
闇に覆われつつある中で太陽が輝いているのがまた不気味度な感じ。

直後に月明かりを見せてる辺りも気になるかな。
写真だと見えないーの辺りのそういえば写真屋だったっていうのを関連付けてるのとか。



手の跡が上に登っていくっていう、
迫ってくる感じに迫力があったかなと。
窓に大量の手がっていうのもありなんでしょうけど、
こうしてその恐ろしい物の大きさっていうのを感じさせる、
上に登るほど開けていくような画面が良かったかなと。



回想。
中フレームって感じなんでしょうけど、ちょっと幻想的というか、
浮世離れしたような印象を受けますよね。
やっぱ背景とキャラの圧縮感なのかな。
絵画っぽいというか。
作為的なところを感じる所に栗山さんの感じるところというか、
イメージのようなものが混在しているっていう在り方なのかな。
回想っていうのをイメージと捉えてるからこそ出てくる感じで、
こういう絵の感じが記憶のイメージ性っていうのに触れてる感あってが新鮮というか。
イメージの描き方っていうのはボカしてみたりとか音を変えてみたりとか色々ありそうですが、
こういう1ショットでそういうのを伝えようとしてるところが楽しいかなと感じるかな、みたいな。



結界。
街全体に結界を張り巡らせるとかっていうのが新鮮だったなと。
結界で敵を誘導していくのとか。
敵は倒すっていうのが基本な感じなので、
過ぎ去るのを待つっていうその対応の描き方が新鮮かなと。
結界のデザインなんかも気になる感じ。
CGにしては形がそれっぽく見えない感。



正直何処のワルプルギスの夜だよ、みたいな。
やっぱ少なからず影響あるのかなぁ。



パカパカ。
北之原さんこういう家電の蓋というかをパカパカやるの好きなのかな。
日常でもやってたし、こういう感じ好きなんですよね。
日常 24話 を語る
また何処かでやって欲しい。



サンライズパース?
しかしさくらさん突然現れたなという感じ。
一応冒頭からちょくちょく出てたけど、ちょっと掴みどころがなくて??な感じ。
敵内部なんかはちょっとハルヒの閉鎖空間を思い出しますね。



血しぶきとか。
剣が血で出来ているっていう感を出そうとしてるバトルが楽しいですね。
血で防壁作って防御とか、変幻自在な感じとか。
しかしさくらさんの武器もなかなかのごった煮感ですな。



そして再会と。
反対側の窓からの逆光が再会を印象づけてていいですね。
先ほどとはまた違った感じ。

脚本:花田十輝
絵コンテ・演出:北之原孝將
作画監督:池田晶子

北之原さん&池田晶子さんの日常コンビ。
今回のシリーズでも組んでもう1話やってるみたいので楽しみです。


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