2015年
3月3日トマトの播種をして育苗を開始しました。
以前自作した育苗器3号を多少アレンジして使用することにしました。
(前回まで自作)
育苗器アレンジのポイントは、栽培中の水やり方法を底面給水方式で行うようにしたことです。
トマトの品種
・中玉トマト「フルティカ」
<特徴>
糖度が高く肉質もよいので食味良好。
裂果が少なく、露地栽培でも作りやすい。
葉かび病(Cf9),斑点病に耐病性。
・トマト「ホーム桃太郎」
<特徴>
着果しやすく露地栽培でも作りやすい。
夏場に発生しやすい青枯病にも比較的強い。
家庭菜園でも安定した品質で本格的桃太郎を収穫できる。
とのことです。
育苗管理表
今回育苗を開始したトマトの管理表です。(黄色の枠線)
播種から定植まで約60日
育苗中に行う作業として、
セルトレイからポットへ移植(播種から約30日)
ポット苗の鉢広げ(播種から約40日)
<育苗器の準備>
育苗器3号アレンジ
1.熱源用電球は20Wを使用(状況により変更可能)
2.熱調整用アルミホイル
3.熱源ユニットカバー設置
4.熱源ユニットに水切りセットを設置後、セルトレイを仮置き
・ポイント
熱源ユニットはアルミホイルで調整
セルトレイを置くものとして食器水切りセットを応用しました。
また、底面給水方式にするため食器水切りセットの水受け部に水を注ぎ込むようにしました。
<トマトの播種準備>
たねまき培土とバーミキュライトを準備
バーミキュライトは覆土に使用します。
種まきの準備
1.セルトレイにたねまき培土を均一に入れました。
セルトレイの周りを軽くコンコン叩くと土が落ち着きます。
2.底面給水トレイに水を溜めて土に水を含ませます。
※土に水が完全に含むには時間がかかるため播種の前日に行いました。
※予熱処理と温度確認のため育苗器の電源を入れました。
トマトの播種(種まき)
トマトの種を準備して
・割り箸で深さ5ミリの播種穴を作りました。
・種を1粒づつ播きました。
・バーミキュライトで覆土しました。
・底面に給水しました。
ミニ地温計をセルトレイの土と育苗器のカバーにセットしました。
育苗開始です。
発芽までの温度設定
地温25~28度で管理(発芽まで約4日)
発芽後の温度管理は育苗マニュアルサイト「タキイ初めての育苗」(トマトの育苗管理ポイント)を参考にします。